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Na分画排泄率(FENa:Fractional Excretion of Na)

・糸球体からボウマン嚢に濾過されたナトリウムのうち、尿中に排泄されるナトリウムの%

・採血とスポット尿で計算が可能。

・腎前性、腎性腎不全の鑑別に有用。
・一般に、生体にとって必要なナトリウムは腎臓そのものが正常であれば再吸収を行って排泄されない(正常値:1%以下)

 

 

計算式

FENa={CNa/Ccr}×100
=(UNa・V/PNa)/(Ucr・V/Pcr)×100
={UNa・Pcr/PNa・Ucr}×100

判定

腎前性:FENa<1%

・腎への血流が低下しており、体液量を保持するために尿細管でのNa再吸収が亢進する

・尿細管での水再吸収能(尿濃縮)は保たれているので,尿中Naは減少し、FENa<1%となる。

・尿の比重や浸透圧は高く、濃くなっている。
・同時にNaClの再吸収も亢進するので尿中のNa+濃度は減少する.

 

腎性(急性尿細管壊死):FENa>1%

Naの再吸収が低下するため尿中Na濃度は増加する.

 

※心不全、肝硬変、ミオグロビン腎症、造影剤腎症、急性糸球体腎炎でもFENaは低値になる
※利尿剤投与時には、腎前性であってもFENaは3%程度まで上昇する
→FF-UNを用いる(<35%で腎前性)

腎臓
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新潟の総合診療医、家庭医療専門医・Dr.がわそのBlog

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