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SFTS(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome :重症熱性血小板減少症候群)

ブニヤウイルス科フレボウイルス属の重症熱性血小板減少症候群ウイルス(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome virus:SFTSウイルス(SFTSV))による感染症。
SFTSVを保有しているマダニに咬まれることにより感染するダニ媒介感染症である。

【感染経路】
マダニ(フタトゲチマダニとタカサゴキララマダニ)に咬まれてSFTSVに感染するが、近年、SFTSVに感染した伴侶動物(ネコ、イヌ)に咬まれて、または、直接触れて感染した事例が報告されている。ヒトからヒトへの感染事例が報告されている。患者の血液や体液との接触によるヒトからヒトへの感染事例も報告されている。

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【流行地域】
SFTSは中国、朝鮮半島(韓国では患者報告がなされ、北朝鮮では患者は報告されていない)、および日本で流行している。日本では、九州、四国、中国地方(山陰山陽)、関西、北陸で患者が発生している。

【潜伏期間・主要症状】
潜伏期間は6-14日とされているが、さらに短い場合もある。
発熱、頭痛、全身倦怠感、下痢や嘔吐等の消化器症状意識障害

【検査所見】
血小板減少白血球減少ALT、AST、LDH、CKの上昇を認める。
重症例では骨髄検査によりマクロファージによる血球貪食像(血球貪食症候群)の所見が認められる。播種性血管内凝固症候群に基づく血液凝固系の異常も認められる。

多臓器不全を伴うことが多く、致死率は極めて高く、10-30%である。壮年・高齢者で症状が重くなる傾向がある。

【治療(救急対応)】
特異的な治療法はなく、治療は対症療法が基本である。

感染血液
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新潟の総合診療医、家庭医療専門医・Dr.がわそのBlog

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