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皮疹の分類、記載法

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大きさ

・皮疹が単発ないし2~3個程度のときは面倒がらずに物差しを当てて数字で記載するのがよい

・異なった大きさの皮疹がたくさんある場合には,「小豆大から大豆大までの」「2 ~10 mmの」などと表現する.

 

炎症性疾患の場合:

なじみのある物の大きさに例える

・帽針頭大:1mm

・粟粒大:2~4mm

・米粒大:5mm

・小豆大:1cm

・爪甲大

・小指頭大

・母指頭大

・胡桃大

・鶏卵大

・手拳大

・小児頭大

‥‥など

鵞鳥の卵の大きさってどれくらい?

腫瘍性の場合:

大きさを mm 単位で計る

 

 

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斑(凹凸のない平坦な病変)

・紅斑

圧迫して色が消退する赤い皮疹

・紫斑

圧迫しても色が消退しない皮疹

 

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凸な病変

充実性:

皮膚成分のみで構成されている。大きさにより名称が変わる

・丘疹:<5mm

・結節:5~30mm

・腫瘤:>30mm

 

非充実性:

中に皮膚成分以外のものが詰まっている。内容物の種類によって分類される

・水疱:漿液性

・血庖:血液

・膿庖:膿性

・膨隆疹(蕁麻疹):血漿成分:掻痒感を伴う真皮の一過性、限局性の浮腫

 

凹な病変

・びらん

表皮までの深さの浅いもの

・潰瘍

真皮以上に至る深いもの

 

色の表記

・紅色

・紫色

・褐色

・黄色

・黒色

・常色(皮膚の色)

・青色

 

表現(例

「3mm大の紅色丘疹が両下腿伸側に散在」

 

 

 

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