徐脈の定義
HR<50/分
【症候性徐脈】:以下の症状がある場合
・低血圧
・急性意識障害
・ショックの徴候
・虚血性胸部不快感
・急性心不全
症候性徐脈の治療
①アトロピン
・0.5㎎をボーラス投与、3~5分毎に反復投与
・最大3㎎まで(6回)
↓
アトロピン効果なしの場合
↓
②経皮ペーシング(TCP)
・意識がある場合は鎮痛や鎮静を行うこと(モルヒネ、ペンタゾシン)
・マニュアル除細動器のダイアルを(ペーシング「デマンド」)にセット
・「デマンドレート60回/分」にセット
・「ペーシング強度」を徐々にアップ、ペーシングスパイクの直後にQRS波形が乗るまで
・有効な拍出の確認は大腿動脈で(頚動脈では電気的刺激による筋収縮を拍動と間違える可能性があるため)
・出力電力を、コンスタントに心室捕捉ができる電流値から2mA高い値に設置する
③カテコラミン(ドパミンDOA):イノバン®)
2~10γ持続静注
American Heart Association(AHA:アメリカ心臓協会)
シナジー
2017-02-15
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