Dr.Gawaso,M.D.,Ph.D.

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アレルギー

アレルギーを疑った時に行う検査

1)特異的IgE抗体検査・MAST(multiple antigen stimulation test)、RAST(radioallergosorbent test)、CAP‐RAST(capsulated hydrophillic car...
救急

アニサキス症

疾患・回虫目アニサキス科の線虫・アニサキスが寄生した魚介類を生で食べ、アニサキスが生きたまま人の胃や腸壁に侵入することで発症する急性腹部疾患。・人への感染源となる魚介類は,我が国の近海で漁獲されるものでも160種を超える.この中でも患者の食...
アレルギー

パンケーキ症候群

疾患・小麦粉製品中のダニアレルゲンを経口摂取して生じるアレルギー・経皮、経粘膜、経気道的にダニに感作した後に、ダニに汚染された食品を摂取することにより消化管でダニアレルゲンに曝露し、全身性のアレルギー症状を生じる。・加熱しても抗原性が失われ...
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総合診療・家庭医療

経鼻胃管(挿入、確認、エコー法)

チューブ選択・サイズはできるだけ細いチューブ(できれば8Fr)を使用・咽頭を斜めに横切り、喉頭蓋を圧迫しないように注意する・挿入する鼻孔と同側の梨状窩に挿入するには、入れた鼻と逆方向に頭部を回旋することで(例;右鼻腔から入れた場合には左を向...
救急

小児異物誤飲

基本方針・誤嚥したのもの種類によってコンサルトするかどうかの判断は難しいため、可能な環境であれば誤飲症例は小児科へコンサルトする・異物誤飲が疑われる場合は、症状がなくても全例X線撮影を行った方がよい・その際、咽頭まで含めた胸腹部正面の単純X...
耳鼻科

耳垢塞栓

耳掃除・耳垢塞栓は子供の10%、正常人の5%、施設高齢者の57%、精神遅滞者の36%に生じる・耳掃除では綿棒の使用はかえって耳垢を奥に入れてしまったり、外耳道損傷のリスクがあるため推奨されない・耳掃除の最もよい方法は、指を布でくるみ外耳道を...
リハビリテーション

前骨間筋症候群

前骨間神経・正中神経の分枝。以下の筋を支配長母指屈筋(母指IP関節、MP関節の屈曲)方形回内筋示指、中指の深指屈筋(第2〜5指DIP関節の屈曲、手関節の掌屈)・前骨間神経は、円回内筋の上腕頭と尺骨頭の二頭間、その後、浅指屈筋の腱膜アーチの下...
総合診療・家庭医療

生ワクチンの覚え方

『生ビールを含みます』生ワクチン→生BCG→ビーロタウイルス→ルおたふくかぜ→を風疹→含み麻疹→ま水痘→す
総合診療・家庭医療

麻疹(はしか) Measles

疾患・麻疹ウイルス(Paramyxovirus科Morbillivirus属)によって引き起こされる感染症・空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染と様々な感染経路を示し、その感染力は極めて強い。・潜伏期間:10~12日間の潜伏期を経て発...
救急

抗菌薬、抗生物質による脳症

1)セフェピム脳症・第4世代セフェム(商品名:マキシピーム®)・腎機能障害患者に使用した場合、「セフェピム脳症」を発症する危険性があるため、減量を考慮2)アシクロビル脳症・一般名ゾビラックス®3)メトロニダゾール脳症・小脳失調、末梢神経障害...
総合診療・家庭医療

Bad news telling(悪い知らせの伝え方)

準備の重要性・特に大事な内容を伝える場合には、あらかじめ重要な面談である旨を伝えて、家族などに同席してもらう・話す内容はあらかじめ紙に書いておき、見せながら話すと伝わりやすい「SHARE」のフレームワークS:suppottive envir...
腎臓

急性間質性腎炎

疾患・尿細管と間質の原発性損傷であり,腎機能低下をもたらす。・急性腎障害の原因の6~30%を占める・原因は薬剤性が70%、自己免疫性が20%、感染性が4%。特に65歳以上の高齢者では薬剤性の割合が高い・薬剤自体や免疫複合体の沈着が原因とされ...
総合診療・家庭医療

脊椎関節炎(spondyloarthiritis;SpA)

疾患・「強直性脊椎炎」「反応性関節炎」「乾癬性関節炎」「炎症性腸疾患に伴う関節炎、」「分類不能型脊椎関節炎」および「小児の脊椎関節炎」を含めた炎症性関節炎の総称・家族内集積があり、HLA-B27遺伝子との関連性が高いとされる・リウマチ因子は...
血液

鎌状赤血球症(Sickle cell disease:ヘモグロビンS症)

疾患・ヒトのヘモグロビンは、「αグロビン」と「βグロビン」と呼ばれるタンパク質がそれぞれ2つ、計4つがサブユニットとして合わさった構造をしています。・それぞれのサブユニットには、「ヘム」と呼ばれる、鉄を含む分子が結合しているため、ヘモグロビ...
循環器

下肢静脈瘤(下肢静脈解剖)

疾患・下肢の血流のうっ滞により表在静脈が拡張、蛇行する疾患・触知可能な径3mm以上の拡張を静脈瘤と定義する(CEAP分類)分類1次性・静脈自体に原因のある場合・最多2次性・深部静脈血栓症・妊娠・骨盤内腫瘍・動静脈瘻・血管性腫瘍・血管形成不全...
救急

小児のかぜ(風邪、感冒)

典型的病歴・乳児では「発熱」「鼻汁」が高頻度。その他「不機嫌」「食事摂取困難」「断眠」・幼児~学童では「鼻汁」「鼻閉」「咳嗽」が主症状※「下痢」や咳き込みを伴わない「嘔吐」はまれ原因ウイルスの季節性変化春:アデノウイルス春、秋:ライノウイル...
脳神経系

REM睡眠行動異常

・REM睡眠中にもかかわらず骨格筋が動き、夢の内容に合わせた寝言や体動を特徴とする障害・REM睡眠が主体となる睡眠の後半に集中して起こるため、明け方により多く見られる・主に男性にみられる(男女比9:1)・パーキンソン病、多系統萎縮症、レビー...
リハビリテーション

FAB (frontal assessment battery)

・前頭葉機能検査・「6項目の面接形式の検査」からなる項目「1.概念化課題」「2.知的柔軟性課題」「3.行動プログラム課題」「4.反応の選択課題」「5.反応の抑制課題」「6.把握行動課題」満点は18点。健常者はだいたい8歳以上~満点検査の意義...
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