精神科

スポンサーリンク
精神科

抗精神病薬

作用・副作用・ドパミン遮断作用副作用・錐体外路症状・パーキンソニズム・アカシジア・ジストニア・ジスキネジア高プロラクチン血症・性機能障害・月経不順・女性化乳房・骨粗鬆症ヒスタミン受容体(H1)遮断作用・眠気、ふらつき、体重増加ムスカリン受容...
産業医・労働衛生コンサルタント

自殺対策(自殺予防の3段階)

自殺者数自殺者の年次推移・警察庁の「自殺の状況」によると、我が国の自殺者数は、平成23年(2011年)までの15年間3万人台で推移していたが、平成24年(2012年)に3万人を割った後、毎年減少傾向にあったが、近年は微増傾向。・令和5年は2...
精神科

BPSDに対する薬物治療

参考:「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)」平成27年度厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)」BPSD過活動症状抗精神...
スポンサーリンク
脳神経系

Alzheimer(アルツハイマー)型認知症(症状、薬物療法)

症状・近時記憶障害で発症することが多い・進行に伴い、見当識障害や遂行機能障害、視空間認知障害が加わる・アパシーやうつ症状などの精神症状・病識の低下・振り返り徴候(head turning 徴候)問診の際など医師からの質問に対し、自信がないた...
総合診療・家庭医療

うつ病(2質問法、DSM-5診断基準、重症度、治療)

PHQ(Patient Health Questionnaire)PHQ-9(Patient Health Questionnaire‐9)・DSM 診断基準の評価項目が含まれた 9 項目の質問である.・PHQ-9 のスコア範囲は 0~27...
総合診療・家庭医療

月経前症候群 / 月経前不快気分障害(参考:月経周期)

参照:月経周期女性ホルモン卵胞ホルモン(エストロゲン)・卵胞から分泌される・子宮内膜の増殖、卵胞の成長促進、子宮筋の肥大、乳管の成長促進黄体ホルモン(プロゲステロン)・黄体ホルモンは代謝されて抗利尿ホルモンになる→水分貯留作用(浮腫)・黄体...
総合診療・家庭医療

睡眠薬(具体的処方、不眠時指示)

睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドラインー出⼝を⾒据えた不眠医療マニュアルー不眠症の定義、分類・適切な睡眠環境下で、睡眠の質や維持に関する訴えがあり、これに基づいて日中の機能異常が認められる症状・日中の機能障害がなければ不眠症ではな...
総合診療・家庭医療

不眠、睡眠障害(問診、検査、睡眠衛生指導、薬物療法、出口戦略)

不眠症のタイプ(DSM-3、ICSD-3)① 入眠困難② 中途覚醒/睡眠維持困難③ 早朝覚醒不眠に関する問診1.不眠の種類「寝付きはいいですか?」「途中で目が醒めますか?」「朝早く目が醒めて、その後眠れないことはありますか?」「朝起きた時に...
総合診療・家庭医療

認知行動療法

参考一般社団法人認知行動療法研修開発センターのホームページから会員登録すれば無料でe-ラーニングを受講できる。概念・「認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy:CBT」とは、ストレスなどで固まって狭くなってしまった...
総合診療・家庭医療

アルコール関連問題(単位、適正量、依存の診断)

単位・1ドリンク=アルコール10g・1単位=2ドリンク=アルコール20g純アルコール量の計算純アルコール量(g)=「摂取量(mL)」×「度数(%)」/100 × 0.8・ビール:5%・焼酎:25%節度ある適度な飲酒(健康日本21)節度ある適...
精神科

適応障害

疾患・適応障害は、ある特定の状況や出来事(転勤、配転、新しい人間関係など)が、その人にとっての主観的な苦悩(とてもつらく耐えがたい感じ)を生み、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。・たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙も...
総合診療・家庭医療

身体症状症(旧:身体表現性障害)

身体症状症の治療・身体的な問題はないということを理解、納得することが大切です。・患者さんにとっては辛い症状なので、問題がないということを受け入れるには時間がかかる場合もあります。しかし、身体的な精査や、検査結果に基づかない治療を繰り返すこと...
精神科

抗不安薬(非専門医が使用可能な薬)

抗不安薬の原則・「効果の強いもの」「半減期が短いもの」ほど依存を形成しやすい(特にデパス®)・非専門医は原則として頓用処方とする・非専門医が使用可能な抗不安薬:アルプラゾラム(ソラナックス、コンスタン):中間型ロラゼパム(ワイパックス):中...
脳神経系

前頭側頭葉変性症

前頭側頭型変性症の3つの病型① 前頭側頭型認知症特徴・比較的若年(50~60歳代)・比較的早い認知症悪化経過・異常行動が目立つ症状・感情の麻痺(人に共感できない)・脱抑制(犯罪行為を簡単に繰り返す、易怒性)・常同行動(同じものを何度も食べる...
総合診療・家庭医療

気分安定薬

特徴・気分安定薬とは、双極性障害(躁うつ病)において双方向性(抗操、抗うつ)の作用をもち、また気分変動を抑制し、躁うつ両病相の予防効果をもっ薬物の総称。・気分安定薬の薬理作用については不明である。薬剤各論① バルプロ酸ナトリウム(デパケン®...
総合診療・家庭医療

眼球上転発作(oculogyric crisis)

疾患・眼球の固定方向への不随意の痙縮運動(上転が最も多いが、その他の眼位のこともある)・「下を見ようとしてもみることができない」という訴えで来院・原因として、ドパミン作動経路の障害と考えられている(ドパミン遮断薬、脳炎、てんかん、ヒステリー...
精神科

過眠症(ナルコレプシー)

疾患・活動すべき時間帯(通常は日中)に耐えがたい眠気を慢性的に認め、居眠りを繰り返し、仕事や学習中の作業能力が低下するため、社会機能が低下する障害・日中の耐え難い眠気・情動脱力発作(驚いたり、笑ったりすると急に力が抜ける)・レム関連症状(睡...
脳神経系

REM睡眠行動異常

・REM睡眠中にもかかわらず骨格筋が動き、夢の内容に合わせた寝言や体動を特徴とする障害・REM睡眠が主体となる睡眠の後半に集中して起こるため、明け方により多く見られる・主に男性にみられる(男女比9:1)・パーキンソン病、多系統萎縮症、レビー...
スポンサーリンク