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砂かぶれ様皮膚炎の症状や原因は? 手や足の裏にできる赤い斑点の正体
疾患
・手足、特に指趾(しし)間、掌蹠に多発する紅色小丘疹、小水疱で発症し、まもなく癒合してびまん性の浮腫性紅斑となる。
・やがて腫れが引いていくと、薄皮がむけて、しわしわとなり、だんだんと治癒する。
・その過程に約4週間と比較的長くかかるのが特徴
・乳幼児(1-4歳)、多いのは1-2歳児、特に2歳前後に多い
・季節は初冬から春先ぐらいまでが多く、夏に発症するのは珍しい。
・原因はウイルス感染症という説が有力。一度発症すると、ほぼ再発しない
・以前は、小さな子供の手あれの一種と考えられていたようで、まるで砂遊びをした後にかぶれたような状態になることから、「砂かぶれ様皮膚炎」という名称で呼ばれることがあった。
他疾患との鑑別点
・手足口病のような「水疱」ではなく、赤く盛り上がる「丘疹」でサイズも小さく、見た目が違う。
・溶連菌感染症では赤い発疹が全身に出現し、熱やのどの痛みなどの扁桃腺炎の症状を伴うので鑑別可能。
・川崎病は高熱が続いたり目や口の粘膜の症状、リンパ節が腫れることから鑑別可能
治療
・掻痒感が強くステロイド外用剤でも有効でないことが多い。強めの第三群程度のステロイド剤軟膏や抗ヒスタミン剤等の内服を処方
・痕も残らずに1ヶ月ほどで自然に治ります
・早ければ1-2週間、大体1ヶ月ほどで自然に治ってしまいます。
・異汗性湿疹やアトピー性皮膚炎との区別が必要です。
・原因はウイルス感染だと考えられていて、一度かかると再発はありません。
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