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化学物質(金属、他)

化学物質(金属、他)

・貧血(へモグロビン合成障害による)

造血器障害

・腹部疝痛

・伸筋麻痺(末梢神経障害)

・生殖毒性

(なまりません→鉛、疝)

鉛の粉じんやヒュームを吸入すると、鉛は骨に蓄積される。

 

鉛の生物学的モニタリング指標:

血液中鉛、尿中デルタアミノレブリン酸などがある。

 

 

カドミウム

推奨用途及び使用上の制限:

カドミ系顔料、ニッケル・カドミ電池、合金、メッキ

 

カドミウムによる健康障害:

■ 急性中毒:上気道炎、肺炎

■ 慢性中毒:

肺気腫

肺がん

・腎機能障害(カドミウムの長期曝露による臨界臓器は腎臓であり,腎皮質に蓄積し、近位尿細管機能異常(カドミウム腎症)を呈する)

・歯の黄色環(カドミウムリング)

・骨軟化症(イタイイタイ病)

 

王の「はきしゅ!」でエンジン可動)

→王:黄色環、はきしゅ:肺気腫、エン:肺炎、上気道炎、ジン:腎障害、可動:カドニウム)

 

カドミウムの生物学的モニタリング指標

・尿中β2-ミクログロブリン(尿細管障害の指標)

・血中カドミウム濃度(最近のカドミウムばく露量の指標)

クロム

クロムによる健康障害:

・クロム化合物のうち6価のものが毒性が強く、3価のものは毒性が弱い。

・クロム化合物のうち、6価のものはヒトへの発がん性がある

鼻中隔穿孔、皮膚炎、慢性中毒(上気道がん、肺がん

・皮膚に接触して局所の刺激で充血による発赤や、皮膚熱傷(水疱ほうや、水疱による潰瘍)。

・眼に接触して発赤、痛み、重度の熱傷。

・皮膚への長期間のばく露(接触)によってアレルギー性接触性皮膚炎がみられる。

 

クロムは鼻中隔→上気道→肺

ビーチで黒い皮膚→ビ:鼻中隔穿孔、黒い:クロム、皮膚:皮膚炎

 

コバルト(Co)

磁性材料、特殊鋼、超硬工具、触媒、合金、メッキの原料、乾燥剤

コバルトによる健康障害:

アレルギー性皮膚炎、接触性皮膚炎

・気管支喘息

間質性肺炎

 

マンガン

・筋肉のこわばり、ふるえ

・神経質になるなどの精神症状、歩行障害、発語障害などのパーキンソン病に似た症状

(キン肉マン)、神経障害

 

金属水銀

感情不安定、手のふるえ

(金属水銀は不安定)

・金属水銀は、経口ばく露しても、消化管(小腸)からはあまり吸収されない

 

無機水銀

標的臓器は腎臓

腎障害

腎臓がムキになっている→腎臓、無機

・無機水銀とは、硫化水銀(HgS)、酸化水銀(HgO)、塩化第1水銀(Hg2Cl2)、塩化第2水銀(HgCl2)などをいう。このうち塩化第2水銀は強い毒性を有するが、無機水銀の毒性は一般に有機水銀より低い。

・無機水銀は消化管からの吸収率も低く、ヒトでは摂取量の7%程度である(これに対し有機水銀は脂溶性が高く、消化管から吸収されやすい)

・無機水銀は主にアルブミンと結合して体全体に拡がるものの、最終的にほとんどが腎臓に蓄積される。

 

有機水銀

・メチル水銀(CH3HgX)は有機水銀の1種であり、神経中枢を冒す強い毒性を有し、水俣病やイラク農薬水銀中毒事件などの原因物質となった化学物質である。

・メチル水銀は脂溶性が高く、肝臓や腎臓の他、脳にも蓄積されて、それらの器官に影響を与える。また、妊婦の場合胎児にも移行する。

・メチル水銀は、主に知覚異常、運動失調、言語障害、聴力障害、求心性視野狭窄などのハンターラッセル症候群と呼ばれる中枢神経症状を示す

・有機水銀は脂溶性が高く、消化管から吸収されやすい。メチル水銀は、ほぼ100%近く吸収される。

 

砒素(ひ素)

ヒ素の健康障害:

黒皮症角化症皮膚がん色素沈着、肺がん

鼻中隔穿孔末梢神経障害などもみられる。

・慢性中毒では、とくに皮膚に症状が現れ、角化症、黒皮症などの皮膚障害が発症する。

・ボーエン病、皮膚がん、膀胱がん、肺がんもみられる

「クロヒ素」

「極秘でひそひそ センコー 失格」

(極秘:黒皮症、ひそひそ:砒素、センコー:鼻中隔穿孔、格:角化症)

 

ベリリウム

ベリリウムとは:

・特定化学物質第1類物質(製造許可物質)

・ 銅に混ぜてベリリウム銅合金として利用される。銅よりもはるかに強く、銅と同じように電気伝導性がある。

・また、アルミベリリウム合金も軽量かつ強度が高い特徴があり、F-1の部品(安全性の観点から2004年以降は使用禁止)や航空機の部品にも使用されている。

・また、ベリリウムはX線に対する透過率が非常に高いため、X線源やビームライン、検出器などと外界を隔てる窓として用いられる。

・ベリリウム中を音が伝わる速度は8~13km/sとかなり早いので高音域スピーカーのコーンの一部に使用される例がある。

 

ベリリウムによる健康障害:

・皮膚潰瘍、接触性皮膚炎(感作性あり)

・肺がん(扁平上皮癌、腺癌)

・ベリリウム肺(ベリリウムおよびその化合物の吸入ばく露後に遅延型過敏反応により生じる、肺の非乾酪性肉芽腫性疾患)

 

 

 

(皮膚の潰瘍をべりっつと剥がす)

(ベリー興奮する)

 

ベリリウム肺と肺サルコイド―シスとの鑑別:

・慢性ベリリウム症は、肺サルコイドーシスと呼ばれる別の肉芽種性疾患と病理学的・臨床的所見が酷似しており、その両者の鑑別は非常に難しいと言われています。

・現在、ベリリウム感作または慢性ベリリウム症の判定には、ベリリウムに対する免疫反応を利用した「ベリリウムリンパ球幼若化試験 (BeLPT: Beryllium Lymphocyte Proliferation Test)」という免疫学的検査の結果が決め手となっています。

 

 

 

 

ニッケル

ステンレス鋼,特殊鋼,メッキ(電気メッキ,化学メッキ),電池(ニッケル水素電池,ニカド電池),非鉄合金(管球・半導体材料,サーミスタ,形状記憶合金,バネ材料),磁性材料(アルニコ磁石・軟質磁性材料),その他(触媒,粉末冶金用原料,貨幣,ガラス・陶器の着色料等)

ニッケルによる健康障害:

接触皮膚炎(皮膚感作性)

気管支喘息

・間質性肺炎

・腎機能障害

・生殖毒性、皮膚感作性、ヒトに対する発がん性(肺がん又は上気道のがん)

・肺がん

 

シアン化水素

痙攣、呼吸障害

(けい子じゃん→けい:痙攣、子:呼吸障害、じゃん:シアン化水素)

 

塩素

・黄緑色の刺激臭のある気体

・吸入した場合、粘膜や呼吸器が刺激され、高濃度では肺水腫を生じる

 

二酸化窒素

・二酸化窒素による慢性中毒では、歯牙酸蝕症慢性気管支炎がみられる

 

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