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作業環境測定の捕集方法

ホルムアルデヒド

・ホルムアルデヒドの試料採取方法として、「固体捕集方法」が挙げられている。

※固体捕集方法

試料空気を固体粒子層などに通し、目的物質を固体粒子に捕集する方法です。 固体粒子層にはシリカゲル、活性炭などの吸着剤を用います。 ノルマルヘキサンなどの無極性の有機溶剤に活性炭管が使用されます。

・またホルムアルデヒド測定は検知管によることができるものとされており、ホルムアルデヒドの検知管としてはシリカゲル管が使用される。

 

ベンゾトリクロリド

・ベンゾトリクロリドの試料採取方法として、「固体捕集方法又は直接捕集方法」が挙げられている。

※ 直接捕集方法

試料空気を溶解、反応、吸着等をさせないで、直接、捕集袋、捕集びん等に捕集する方法をいう。

・ベンゾトリクロリドの直接捕集方法としては真空捕集瓶などがある。

 

 

フッ化水素

・フッ化水素の試料採取方法としては液体捕集方法のみが認められている。

※ 液体捕集方法

試料ガスを吸収液中に通して液体表面と接触させ、溶解、反応などによって捕集する方法

・フッ化水素の捕集器具としては検知管が使用されるのが普通である。

 

オーラミン

・オーラミンの試料採取方法としてはろ過捕集方法が挙げられている。

※ ろ過捕集方法

試料空気をろ過材を通して吸引することにより 当該ろ過材に測定しようとするものを捕集する方法

・オーラミンのろ過捕集方法のろ材としてグラスファイバーフィルターなどがある。

 

1,1-ジメチルヒドラジン

・1,1-ジメチルヒドラジンの試料採取方法としては固体捕集方法が挙げられている。

・1,1-ジメチルヒドラジンの固体捕集方法として硫酸含浸ろ紙による方法などがある。

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