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女性ホルモン製剤

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OC(Oral Contraceptives:低用量経口避妊薬)

・エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類の女性ホルモンを配合した飲み薬です。

・国内で使われるOCは、成分含有量が少ない「低用量タイプ」(低用量ピル)が一般的です。
・OCは排卵を抑えるなどの作用により、高い避妊効果が期待できます。

・OCはOral Contraceptiveの略称で、日本語では経口避妊薬という意味です。避妊効果が認められる薬剤として承認を受けており、排卵の抑制以外にも受精卵が着床しにくい状態を保つなどの効果が期待でき、正しく内服できていれば99%と高い確率で避妊可能です。

・シンフェーズ、トリキュラー、アンジュ、マーベロン、アンジュ 、ラベルフィーユ28、ファボワール28

 

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LEP(Low dose Estrogen Progestin Combination:低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤)

・LEPはOC(Oral Contraceptives:低用量経口避妊薬)とほとんど同じ成分の医薬品ですが、OCは避妊を目的とした医薬品で自由診療となりますが、LEPは月経困難症や子宮内膜症に伴う疼痛などの疾患の治療を目的とした保険薬となります。

・ピル(OC)もLEPも、E(エストロゲン)とP(プロゲスチン)の合剤ですが、ピルよりもE(エストロゲン)が少なく低用量化されています。

・排卵を抑えることによって月経痛が軽減される

・LEP製剤は3種類。その違いはP(プロゲスチン)の違いです。

 

製剤

ノルエチステロン/E(エストロゲン)

・ルナベル、フリウェル

 

ドロスピレノン/E(エストロゲン)

・抗アンドロゲン作用があるので、にきびや吹き出物、月経前の不調を訴える方には効果的です。

・ヤーズ

 

レボノルゲストレル/E(エストロゲン)

・ジェミーナ

・E(エストロゲン)が20μg/1錠で最も低用量

・発売されたばかりなので、2019年9月までは1シート(1ヶ月分)ずつの処方になります。

 

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ジエノゲスト(商品名;ディナゲスト)

・黄体ホルモン単剤の治療薬

・低用量ピル(OC/LEP)に含まれている黄体ホルモンを改良、改善された、「ヤーズ®」「ヤーズフレックス®」に含まれるドロスピレノンと同じく、いわゆる「第4世代」の黄体ホルモン製剤

・ピルと違ってエストロゲン(女性ホルモン)が入っていないので、血栓症の副作用がありません。つまり、年齢が高くても喫煙や片頭痛がある方でも、体質を気にせずに内服できます。また、コロナに罹患した際も継続して内服可能です。

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