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抗核抗体(検査の意義)

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偽陽性率が高い

・日本人の健診データでは、約30%で抗核抗体は40倍以上

・特に女性で陽性率が高く、8人に1人は160倍以上となる

・つまり病気と関連しない陽性がかなり多いことに注意が必要。

・健常者で陽性となる抗核抗体の半数以上は抗DSF70抗体と報告されており(保険診療での測定は不可能)、大半はspeckledパターンに分類される。

そのため、健常者において「speckledパターン」(あるいは「homo,speckledパターン」も多い)の陽性があった場合は、その後の精査でも疾患が見つかるこはほとんどない

 

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抗核抗体をオーダーする状況

・健常者での陽性が多く、検査異常だけでの臨床的意義は乏しいため、抗核抗体関連疾患の疑いのない検査は推奨されない。

抗核抗体関連疾患を疑わせる症状

※ 下記の症状がある場合は、専門医への紹介が必要

・原因の分からない発熱

・関節痛

・筋肉痛

・皮疹

・皮膚硬化

・レイノー症状

・乾燥症状

 

 

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