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悪性リンパ腫

3徴

『発熱』『盗汗(とうかん:寝汗)』『体重減少』を3徴とする

 

リンパ節腫大
・悪性リンパ腫の最も一般的な症状はリンパ節の腫大。
・ホジキンリンパ腫(Hodgkin lymphoma)では、頸部のリンパ節が腫れやすく、非ホジキンリンパ腫(non-Hodgkin lymphoma)では、腋の下や足の付根のリンパ節が腫れやすいということが知られている。
・さらに、腫大したリンパ節を圧迫しても痛みを感じないということも特徴。
貧血
・造血を司る骨髄の機能が抑制されてしまうため、貧血などの症状もあらわれます。
リンパ節腫大による臓器圧迫症状
・血管や神経の圧迫による浮腫、しびれ、呼吸不全など、腫瘤形成による血管、気管、神経などへの圧迫症状。

 

消化器症状

・消化管から発生した悪性リンパ腫の場合、腹痛、吐き気、血便など

 

皮膚症状

・掻痒、発赤

 

「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」の違い

・悪性リンパ腫は「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」に大別される。

Hodgkin:トーマス・ホジキン(Thomas Hodgkin、1798年8月17日 – 1866年4月5日)

英国の内科医、病理医。1832年に悪性リンパ腫の一種「ホジキンリンパ腫」を発見

・特徴的な細胞(Reed-Sternberg(リード・スタンベルグ)細胞)の有無

ホジキンリンパ腫では病理検査において「リード・スタンベルグ細胞」という特徴的な巨大細胞が見られる。非ホジキンリンパ腫ではこの細胞は見られず、がん化したリンパ球(B細胞、T細胞、NK細胞など)の種類によってさらに細かく分類される

・ 体への広がり方:

ホジキンリンパ腫:では、リンパ系に沿って、首から胸など、隣り合ったリンパ節へと連続して順序よく広がっていく傾向がある

非ホジキンリンパ腫では、リンパ節だけでなく、全身のリンパ外組織(胃や腸などの臓器、骨髄など)にもランダムに飛び火するように広がることがある

 

 

ホジキンリンパ腫

・日本では発症数が少なく、悪性リンパ腫全体の約7%程度。

・進行が比較的おだやかなことが多く、治療に対してよく反応します。

 

 

非ホジキンリンパ腫

・日本人には非ホジキンリンパ腫が多く、日本人の悪性リンパ腫の90%以上は非ホジキンリンパ腫である。

・非ホジキンリンパ腫にはB細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、NK細胞リンパ腫などがある。

・100種類以上のタイプ(病型)があり、進行のスピード(数ヶ月〜年単位)や治療方針が大きく異なる。

バーキットリンパ腫(Burkitt Lymphoma: BL):

・B細胞(Bリンパ球)から発生する非ホジキンリンパ腫の病型の一つ。

・人間の悪性腫瘍のなかでも最も増殖速度が速いとされる極めて高悪性度のがん

 

『A症状』と『B症状』

悪性リンパ腫の病期(Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期の4つ)は以下の全身症状の有無によって、
A(症状なし)または
B(症状あり)
のいずれかに分類される。
以下の症状の一つでもあれば、病期に「B」を付ける
①発熱:38℃より高い理由不明の発熱
②寝汗:寝具(掛け布団、シーツなど)を変えなければならないほどのずぶ濡れになる汗
③体重減少:診断前の6カ月以内に通常体重の10%を超す原因不明の体重減少
日本血液学会編「造血器腫瘍診療ガイドライン 2013年版」

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