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下肢静脈解剖

【大伏在静脈】
下肢表在静脈の1つである。内果の前方から始ま り、下腿内側を上行して膝内側から大腿内側を走行して、鼠径部で大腿静脈に流入する。この間にその分枝の表在静脈も流入するが、交通枝(穿通枝)を介して 深部静脈系にも還流している。多くの場合、本幹は1本であるが、2~3本に分かれて併走している場合もある。

 

【小伏在静脈】
下腿後面を走行する通常は1本の表在静脈である。 外果後方から始まり下腿後面のほぼ中央を膝窩部に向かい、膝窩静脈に流入する。頭側の1/3~1/2は筋膜下にある。深部静脈との交通枝や大伏在静脈との 間にも繋がる表在静脈がある。小伏在静脈の走行は個人差が多く、膝窩静脈に流入するものは約6~7割で、膝窩静脈に接合しない例、接合しているがそのまま 大腿後面を上行し鼠径部で大伏在静脈に合流する場合もある。
【下肢深部静脈】
下肢深部で動脈と併走している静脈系で、下腿の動脈と同名の各静脈が膝下で合流して膝窩静脈となり、浅大腿静脈となり鼠径部で大伏在静脈と接合し、外腸骨静脈へとつながる。正常では、下肢の静脈血の約 8~9割を還流している。

 

【交通枝】
穿通枝ともいう。表在静脈系と深部静脈系を繋いで いる径3mm 以下の静脈で、静脈弁があり正常では表在から深部への一方通行である。

 

【不全交通枝】不全穿通枝ともいう。下肢静脈瘤などで静脈うっ滞 が生じ、弁不全により深部静脈系から表在静脈系に逆流する様になった交通枝を不全交通枝という。

 

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循環器
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新潟の総合診療医、家庭医療専門医・Dr.がわそのBlog

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