安全衛生の4K:決意表明、高所対策、管理活性化、教育強化
安全衛生の4Kとは:
・令和4年度年の年末年始の建設業における墜落災害などの死亡災害対策を目的に、東京労働局より提唱された啓発活動をいう。
・「安全衛生の4K」とは本活動における標語で、決意表明、高所対策、管理活性化、教育強化をいう。
・令和4年度は新型コロナ感染症り患者を除いた労災死傷者数が前年度より増加し、年間1万人を超える恐れがあった。それに対し東京労務局は危機感を抱き、「強化期間」を設けて「4K」による安全衛生管理を推進することとなった。
・令和4年 11 月 21 日から令和5年 1 月 31 日までの期間を「年末・年始 Safe Work 推進強調期間」として設定し、都内事業場の安全気運の向上に向けた取組の一層の推進を図るため、都内の労働災害防止団体、事業者団体及び事業者に対して労働災害防止を呼びかけた。
各関係団体、各事業者による重点実施事項
①年末・年始の繁忙期をとらえた計画的、かつ、安全衛生に配慮した事業の運営
②事業場内に「Safe Work」のロゴマークを掲示することなどによる労働災害防止の機運の醸成
③各関係団体幹部、各事業場の経営トップによるパトロールの実施
④安全衛生管理活動の的確な実施及び活性化に向けた取組
⑤墜落・転落災害、行動災害防止を始めとする安全衛生意識の向上等を目指した安全衛生教育の徹底(災害事例の共有や体験型安全衛生教育の実施等)
⑥各業種、各事業場における過去発生した災害を踏まえた労働災害防止対策の徹底
⑦化学物質のリスクアセスメントの実施を含めた化学物質管理の徹底
⑧積雪・凍結等、冬期における転倒防止、交通労働災害防止対策の徹底
⑨大掃除や棚卸し等の作業における脚立・はしごからの墜落、転落防止対策の徹底
⑩その他、本強調期間にふさわしい創意工夫を凝らした取組
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