スポンサーリンク

管理濃度、許容濃度

スポンサーリンク

管理濃度

・管理濃度とは、作業環境管理を進める上で、有害物質に関する作業環境の状態を評価するために、作業環境測定基準に従って実施した作業環境測定の結果から、作業環境管理の良否を判断する際の管理区分を決定するための指標。

・厚生労働省が発行

・法的拘束力あり

 

換算値、換算値変換計数

換算値

・ガスクロマトグラフで分析した測定値から、併行測定点における換算値を計算する
換算値=各有機溶剤の測定値÷各有機溶剤の管理濃度を、全て足したもの

 

換算値変換係数

換算値変換係数(ppm^-1)=併行測定点における換算値/併行測定点における検知管の指示値(ppm) で求

 

【作業環境測定士試験問題】

問題:
混合有機溶剤について検知管法の使用が認められている場合において、トルエン、酢酸n-ブチル及びキシレンを含有する混合溶剤を使用している単位作業場所内の併行測定点におけるトルエン用検知管の測定値は、9.5ppmであった。一方、ガスクロマトグラフで分析した測定値は、トルエン5.0ppm、酢酸n-ブチル15ppm及びキシレン3.5ppmであった。換算値変換係数として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。
なお、トルエン、酢酸n-ブチル及びキシレンの管理濃度は、それぞれ20ppm、150ppm及び50ppmである。

回答:

まず、ガスクロマトグラフで分析した測定値から、併行測定点における換算値を計算します。
換算値=各有機溶剤の測定値÷各有機溶剤の管理濃度を、全て足したものです。つまり、

換算値=(5.0ppm/20ppm) +(15ppm/150ppm) + (3.5ppm/50ppm)
=0.42

あとは、換算値変換係数(ppm^-1)=併行測定点における換算値/併行測定点における検知管の指示値(ppm) で求まります。

換算値変換係数(ppm^-1)=0.42 / 9.5ppm
≒0.044ppm^-1

 

スポンサーリンク

許容濃度

・許容濃度とは、労働者が1 日8 時間、1 週間40 時間程度、肉体的に激しくない労働強度で有害物質に暴露される場合に、当該有害物質の平均暴露濃度がこの数値以下であれば、ほとんどすべての労働者に健康上の悪い影響が見られないと判断される濃度。

・日本産業医学会が発行

・法的拘束力なし

 

スポンサーリンク

ばく露限界(limit of exposure)

・量―反応関係等から導かれる、ほとんどすべての労働者が連日繰り返しばく露されても健康に影響を受けないと考えられている濃度又は量の閾(いき)値。

・日本産業衛生学会の提案している許容濃度及び米国産業衛生専門家会議が勧告している時間荷重平均で評価した場合の時間荷重平均濃度が含まれる。

 

化学物質のリスクとは

・「リスク」とは望ましくないことが起こる可能性のことをいい、「化学物質のリスク」という場合は、ある化学物質がヒトの健康や環境中の生物へ望ましくない影響を与える可能性のことをいう。

・化学物質のリスクの大きさは、化学物質の「有害性」の強さと「暴露ばくろ」の量で決まります。有害性の強い化学物質であっても、暴露量が少なければリスクは小さく、逆に有害性の弱い化学物質であっても暴露量が多いとリスクは大きくなります。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました