Dr.Gawaso,M.D.,Ph.D.

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循環器

感染性心内膜炎

疑う病歴 ・数か月前に遡っての歯科治療歴 ・弁膜疾患 ・先天性心疾患 ・人工弁 ・感染性心内膜炎の既往 ・中心静脈ライン ・血液透析 症状 ・発熱(不明熱の鑑別疾患) ・新規発症、あるいは増悪する心雑音 ・心不全症状(弁破壊、腱索断裂による...
消化器

肝性脳症

疾患 ・肝機能低下に伴う中枢神経機能の障害 ・気分障害(多幸感や抑うつ)、見当識障害、不適切な行動、傾眠、混乱、昏睡など ・筋症状ではアステリキシス(asterixis:固定姿勢保持困難、陰性ミオクローヌス) 羽ばたき振戦など ・原則は除外...
救急

腎梗塞

症状 ・突発的な持続する側腹部痛、腹部全体痛 ・痛みが一定(↔尿管結石では疝痛) ・しばしば嘔気嘔吐を伴う ・時に発熱を認める ・尿管結石と誤診されることがある 原因 ・心房細動(20%) 腎梗塞患者の50%以上が心房細動を併存している ・...
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診察・検査

好酸球増多、好酸球増多症候群(定義と原因疾患)

定義 好酸球絶対数1500/μL以上を少なくとも4週間以上空けた2定点で証明すること 原因 アレルギー疾患 寄生虫感染症(→便糞線虫培養) ウイルス感染症(→HIV) 自己免疫性疾患 骨髄増殖性疾患(→ビタミンB12、骨髄生検、遺伝子検査)...
総合診療・家庭医療

保護中: Dr.Gawaso的『「やりたいこと」の見つけ方』

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内分泌・代謝

DM検査(初診時の検査や薬物開始適応)

初診時に確認すべきこと ・血糖値 ・体重とその推移(特に急激な体重減少の有無) ・尿ケトン体の有無(高血糖があり、尿ケトン体が陽性の場合は早急にインスリン治療が必要) ・早期眼科受診(網膜症チェック) 初診時検査項目 ・空腹時血糖 ・空腹時...
診察・検査

感覚診察

脊髄内神経経路 表在感覚検査 デルマトーム 触覚 ・捻じったティッシュペーパーで皮膚表面を軽く触れる 温度覚 ※痛覚と同じ経路を通り、また痛覚の方が鋭敏であること、温水と冷水を用意することに手間がかかるため、痛覚の検査のみ行うことが多い。 ...
膠原病

筋膜炎脂肪織炎症候群(fasciitis-panniculitis syndrome:FPS)

疾患 ・1996年にNaschitzらが提唱した病理組織学的疾患概念で,皮下脂肪組織の葉間結合織、筋膜、筋周囲の炎症性細胞浸潤と膠原線維の増生を特徴とする。 ・Shulmanが「好酸球性筋膜炎(eosinophilic fasciitis)...
血液

悪性リンパ腫

症状 3徴 『発熱』『盗汗(とうかん:寝汗)』『体重減少』を3徴とする リンパ節腫大 ・悪性リンパ腫の最も一般的な症状はリンパ節の腫大。 ・ホジキンリンパ腫では、頸部のリンパ節が腫れやすく、非ホジキンリンパ腫では、腋の下や足の付根のリンパ節...
総合診療・家庭医療

糖尿病に合併した脂質異常症の治療

一次予防 ・糖尿病がある場合のLDL-Cの管理目標値について、末梢動脈疾患、細小血管症(網膜症、腎症、神経障害)合併時、または喫煙ありの場合は100mg/dL未満 ・これらを伴わない場合は120mg/dL未満 ・TGとHDL-Cについては、...
DM

「糖尿病に合併した高血圧症」の薬剤選択

糖尿病に合併した高血圧症の降圧目標 (参照:「高血圧治療ガイドライン2019」) 『(診察室血圧):130/80㎜Hg未満』 ・第一選択薬:ACE阻害薬、ARB、Ca拮抗薬、少量サイアザイド系利尿薬 ・「微量アルブミン尿」や「尿蛋白」を有す...
総合診療・家庭医療

ガス腹、巨大結腸症

原因 ・腸管壁にある神経が機能しないために、腸閉塞のような状態になるもの。 ・平滑筋障害、代謝異常、精神的ストレス、中毒性の大腸炎、下剤の乱用などが要因でおこるとされる。 ・嘔吐を繰り返し、腹部の膨満感や慢性の便秘などの症状をともなう。 ・...
診察・検査

小脳症状、失調症状の身体所見

小脳の機能 ・小脳はあらゆる運動に関して個々の筋同士の協調性を調節している。 小脳症状の種類 四肢の失調 (ataxia) ・微細な運動の障害。特に一側性、上肢末端部に強く現れる。 >>FN test, KH test 体幹失調(歩行障害)...
脳神経系

しびれの診察

発症様式、しびれの種類、分布、臨床状況の確認 1)真の感覚障害か、運動障害か ・運動障害を「しびれ」と表現していないか確認する ・pure motor  neuropathy →筋萎縮性側索硬化症、多巣性運動ニューロパチー(脱髄所見) 2)...
リハビリテーション

下肢の神経神経

腰仙骨神経叢 ・L1-S3からなる神経叢 坐骨神経(L3-S3) ・腰仙骨神経叢(L1-S3)を構成する末梢神経のうちL4〜S3から構成される ・坐骨神経は大坐骨孔および梨状筋と上双子筋の間を下降する。また梨状筋を貫く場合や、梨状筋をはさむ...
脳神経系

手口感覚症候群(Cheiro-oral syndrome)

・視床のVPL核(後外側腹側核)は外側から体幹→下肢→上肢の感覚線維が走る ・VPM核(後内側腹側核)は外側から顔面→口→舌の感覚線維が走る ・VPLとVPMの境界付近で障害されると、対側の手と口周囲に感覚障害をきたす ・責任血管:後大脳動...
総合診療・家庭医療

卒業

1985年(昭和60年)2月21日発売、斉藤由貴のデビューシングル。 斉藤が前年(1984年)から出演していた明星食品「青春という名のラーメン」CMのイメージソングに決定したため、作詞・作曲をヒットメーカーの松本隆と筒美京平に依頼、編曲はキ...
循環器

動脈血栓と静脈血栓の違い

区別の必要性 ・同じ血栓症でも動脈血栓症と静脈血栓症では病態が異なり、治療も異なる。 そのため両者は区別する必要がある 動脈血栓症 ・血流が速い環境下における血栓症。 ・血流が速いと、血小板が活性化されやすいという現象がある。 ・血小板に対...
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