総合診療・家庭医療 気分安定薬 特徴・気分安定薬とは、双極性障害(躁うつ病)において双方向性(抗操、抗うつ)の作用をもち、また気分変動を抑制し、躁うつ両病相の予防効果をもっ薬物の総称。・気分安定薬の薬理作用については不明である。薬剤各論① バルプロ酸ナトリウム(デパケン®... 2023.06.01 精神科総合診療・家庭医療
人間ドック・健診 『日本人間ドック学会 人間ドック健診専門医』制度 参照サイト専門医 認定申請人間ドック健診専門医認定試験専門医認定条件規則第10条専門医になろうとする者は、次の各項に定める資格をすべて備えていなければならない。1)日本国の医師免許取得者で医師としての人格識見を有する者。2)専門医認定試験受... 2023.05.31 人間ドック・健診
救急 小児腹痛6大疾患 小児腹痛診察時の心得・胃腸炎とゴミ箱診断しないこと(嘔気、嘔吐、水様下痢の3つがそろって初めて胃腸炎といえる)・6時間以上続く激しい腹痛があるのに、腹膜刺激症状がない場合は、「絞扼性腸閉塞」や「血管障害」による致死的な腹痛の可能性があり、造... 2019.03.28 2023.05.25 小児科救急
消化器 バレット食道 (Barrett’s Esophagus) 疾患・食生活の欧米化(高蛋白・高脂肪食)・肥満に伴い、胃液・胆汁の慢性的な食道への逆流に伴う化学的損傷が起こり、下部食道粘膜がバレット粘膜に置換された食道粘膜をバレット食道と定義された疾患・ゆえにバレット食道は「逆流性食道炎GERDの合併症... 2023.05.17 消化器
感染 腸チフス、パラチフス 疾患・腸チフス、パラチフスはそれぞれチフス菌(Salmonella enterica subsp. enterica serovar Typhi)、パラチフスA菌(Salmonella enterica subsp. enterica se... 2022.03.21 2023.05.17 感染
診察・検査 高Ca(高カルシウム)血症 正常値血清カルシム正常値:8.5-10.5㎎/dLPayne(ペイン)の補正式補正Ca濃度=血清Ca+(4-血清アルブミン)・「血清カルシウム値」として出てくるのは、「イオン化カルシウム(Ca2+)」(約50%)のみならず、「タンパク結合カ... 2019.02.28 2023.05.09 内分泌・代謝診察・検査
診察・検査 MMT (Manual Muscle Test) 新・徒手筋力検査法第10版新・徒手筋力検査法 原著第10版 2020/3/21Dale Avers (著), Marybeth Brown (著), 津山 直一 (翻訳), 中村 耕三 (翻訳)評価5 Normal :強い抵抗を加えても、運... 2020.11.16 2023.05.09 脳神経系診察・検査
救急 起立性低血圧 診断基準(日本循環器学会.:失神の診断・治療ガイドライン(2012年改訂版))立位後3分以内に、① 収縮期血圧が20mmHg以上低下、または、② 収縮期血圧の絶対値が90mmHg未満に低下、あるいは③ 拡張期血圧が10mmHg以上低下がみら... 2023.04.27 2023.05.08 循環器救急診察・検査
腎臓 Na分画排泄率(FENa:Fractional Excretion of Na) FENaの意義・糸球体からボウマン嚢に濾過されたナトリウムのうち、再吸収されずに排泄尿中に排泄されたナトリウムの割合(%)・腎前性、腎性腎障害の鑑別に有用。・一般に正常では、生体にとって必要なナトリウムや水は99%再吸収されるため、尿中には... 2019.05.30 2023.04.27 腎臓
総合診療・家庭医療 がん関連発熱 がん関連発熱について・がん患者における発熱、およびその熱源は下記に挙げるように多様である。・腫瘍熱や不可逆な病態故に対症療法のみで対応すべき状況なのか、感染など治療すべき状態なのかは慎重な鑑別が必要である。・感染をはじめとした発熱は意識障害... 2023.04.19 総合診療・家庭医療
循環器 感染性心内膜炎 疑う病歴・数か月前に遡っての歯科治療歴・弁膜疾患・先天性心疾患・人工弁・感染性心内膜炎の既往・中心静脈ライン・血液透析症状・発熱(不明熱の鑑別疾患)・新規発症、あるいは増悪する心雑音・心不全症状(弁破壊、腱索断裂による)・体重減少・塞栓症(... 2019.03.14 2023.04.11 循環器感染
消化器 肝性脳症 疾患・肝機能低下に伴う中枢神経機能の障害・気分障害(多幸感や抑うつ)、見当識障害、不適切な行動、傾眠、混乱、昏睡など・筋症状ではアステリキシス(asterixis:固定姿勢保持困難、陰性ミオクローヌス)羽ばたき振戦など・原則は除外診断潜在性... 2022.02.24 2023.04.11 消化器
救急 腎梗塞 症状・突発的な持続する側腹部痛、腹部全体痛・痛みが一定(↔尿管結石では疝痛)・しばしば嘔気嘔吐を伴う・時に発熱を認める・尿管結石と誤診されることがある原因・心房細動(20%)腎梗塞患者の50%以上が心房細動を併存している・高位腹部大動脈粥腫... 2023.04.08 循環器救急泌尿器科腎臓
総合診療・家庭医療 保護中: Dr.Gawaso的『「やりたいこと」の見つけ方』 このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。 パスワード: 2023.03.26 2023.03.29 総合診療・家庭医療
内分泌・代謝 DM検査(初診時の検査や薬物開始適応) 初診時に確認すべきこと・血糖値・体重とその推移(特に急激な体重減少の有無)・尿ケトン体の有無(高血糖があり、尿ケトン体が陽性の場合は早急にインスリン治療が必要)・早期眼科受診(網膜症チェック)初診時検査項目・空腹時血糖・空腹時インスリンまた... 2020.04.15 2023.03.17 DM内分泌・代謝
診察・検査 感覚診察 脊髄内神経経路表在感覚検査デルマトーム触覚・捻じったティッシュペーパーで皮膚表面を軽く触れる温度覚※痛覚と同じ経路を通り、また痛覚の方が鋭敏であること、温水と冷水を用意することに手間がかかるため、痛覚の検査のみ行うことが多い。・温水(約40... 2021.08.23 2023.03.16 脳神経系診察・検査
膠原病 筋膜炎脂肪織炎症候群(fasciitis-panniculitis syndrome:FPS) 疾患・1996年にNaschitzらが提唱した病理組織学的疾患概念で,皮下脂肪組織の葉間結合織、筋膜、筋周囲の炎症性細胞浸潤と膠原線維の増生を特徴とする。・Shulmanが「好酸球性筋膜炎(eosinophilic fasciitis)」を... 2023.03.15 膠原病
血液 悪性リンパ腫 症状3徴『発熱』『盗汗(とうかん:寝汗)』『体重減少』を3徴とするリンパ節腫大・悪性リンパ腫の最も一般的な症状はリンパ節の腫大。・ホジキンリンパ腫では、頸部のリンパ節が腫れやすく、非ホジキンリンパ腫では、腋の下や足の付根のリンパ節が腫れやす... 2019.10.02 2023.03.13 血液