内分泌・代謝

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診察・検査

高Ca(高カルシウム)血症

正常値 血清カルシム正常値:8.5-10.5㎎/dL Payne(ペイン)の補正式 補正Ca濃度=血清Ca+(4-血清アルブミン) ・「血清カルシウム値」として出てくるのは、「イオン化カルシウム(Ca2+)」(約50%)のみ...
2023.05.09
診察・検査

BMI(正常値、病的な体重減少)

計算サイト 基準値(日本肥満学会) 基準値:18.5~24.9 ・22を適正体重(標準体重:統計的に最も病気になりにくい体重) ・BMI 25.0以上を「肥満」、18.5未満を「低体重」とする ・25.0≦BM...
2023.04.21
内分泌・代謝

DM検査(初診時の検査や薬物開始適応)

初診時に確認すべきこと ・血糖値 ・体重とその推移(特に急激な体重減少の有無) ・尿ケトン体の有無(高血糖があり、尿ケトン体が陽性の場合は早急にインスリン治療が必要) ・早期眼科受診(網膜症チェック) 初診時検...
2023.03.17
内分泌・代謝

高尿酸血症・痛風

高尿酸血症の定義 7.0㎎/dL以上 注) 尿酸値の正常値は7.0以下とされているが、実際は6.0が治療目標値と考えられており、 正常値は6.0以下と考える専門家も多い 治療方針 ・無症候性高尿酸血症(...
2022.10.13
内分泌・代謝

DM sick day(シックデイ)の指導

シックデイルール ・スープやミネラルを含んだ1000ml以上の水分(みそ汁、スープ等)を摂取する ・食欲がなくても、口当たりがよく消化の良いものを、摂取しやすい形で、1日100g以上の「炭水化物」「糖質」を摂取する(お粥、ジュース、...
2022.05.26
救急

リチウム中毒

薬物動態 ・「双極性障害」の治療薬(リーマス®)として使用される ・リチウムは神経細胞の興奮やシナプス伝導を抑制する ・心筋細胞では細胞内K+を減少させ再分極が延長する ・リチウムは中枢神経などの組織へ移行しにくいが、移...
内分泌・代謝

メタボリック症候群への生活指導

生活指導 禁煙 5Aアプローチ Ask:喫煙習慣について尋ねる Advice:喫煙のリスクを伝え、禁煙を勧める Assess:禁煙の意思を尋ねる Assist:禁煙の行動を支持する。禁煙外来を紹介する ar...
内分泌・代謝

ビタミンB12欠乏症

危険因子 ・萎縮性胃炎(最多) ・PPI長期内服 ・ビグアナイド長期内服 ・肉、魚摂取不足 ・胃切除後 疾患 連合性脊髄変性症 ・側索、後索障害 ・遠位末梢神経障害 ビタミンB12欠乏...
内分泌・代謝

Cushing症候群

・コルチゾールの過剰分泌により、内臓脂肪蓄積が亢進してインスリン抵抗性が増し、糖代謝が悪化する。 ・膵臓β細胞でのインスリン合成低下をきたし、糖尿病を発症する ・コルチゾールによる腎尿細管でのナトリウム再吸収が促進され、血管内容...
内分泌・代謝

くる病、骨軟化症

疾患 ・ビタミンD欠乏や作用不全、低リン血症によって発症した骨石灰化が障害され、類骨が増加する疾患。 ・典型的な病態は乳幼児の骨格異常で、小児期の病態を「くる病(rickets)」、骨端線閉鎖が完了した後の病態を「骨軟化症(oste...
内分泌・代謝

下垂体機能低下症

4者負荷試験 下垂体機能低下症疑いの患者に対して、 TRH(thyrotropin releasing hormone) GnRH(gonadotropin releasing hormone) CRH(corticot...
内分泌・代謝

低Na血症ーSIAD、CSWS、MRHE

SIAD(syndrome of inapropriate antidiuresis) ※SIADは副腎不全、下垂体機能不全、甲状腺機能低下症、利尿薬副作用を除外した後の除外診断である。 原因  薬剤(カルバマゼピン、アミトリ...
2021.07.12
内分泌・代謝

脂質異常症の WHO 表現型分類

・脂質異常症と診断されたら、脂質異常症の病型診断に進む。 ・必要に応じてリポ蛋白電気泳動検査および高速液体クロマトグラフィー(high performance liquid chromatography;HPLC)検査を行う。 ...
2021.06.16
循環器

二次性高血圧症(スクリーニングの適応と検査項目)

【二次性高血圧症を疑う場合】 ・若年発症の重症高血圧 ・治療抵抗性高血圧(十分な生活習慣の修正を行ったうえで、利尿剤を含むクラスの異なる3剤の降圧薬を適切な用量投与しても目標血圧まで下がらない病態) ・良好だった血圧管理が...
2021.01.28
腎臓

Renin-Angiotensin-Aldosterone System;RAAS)

全身の血圧が低下して腎血流が減少すると、腎臓の輸入細動脈の壁にある傍糸球体細胞からレニンが分泌され、肝臓から分泌されるアンジオテンシノーゲンからアンジオテンシンIという物質をつくります。↓アンジオテンシンIは、肺血管内皮細胞から分泌されるア...
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