内分泌・代謝

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整形外科・外傷

骨粗鬆症

疾患 ガイドライン 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」 疾患 ・骨強度の約70%は骨密度、残り約30%は骨質により説明される ・骨密度が若年成人平均値(young ...
2023.11.22
内分泌・代謝

ビタミンD

D2、D3の違い ・ビタミンDにはD2からD7の6種類ある ・しかしD4~D7は食品にはほとんど含まれておらず、活性も低いため重要性はない ・そのため一般的にビタミンDは、高い生理活性を示す「ビタミンD2(エルゴカルシフェロー...
2023.11.21
内分泌・代謝

脂質異常症:診断基準、リスク管理チャート、治療、生活指導

脂質異常症の診断基準 「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」 LDL-Cの診断基準 ※ 空腹時採血にて診断(10時間以上の絶食が必要)   ~119:正常 120~1...
2023.11.21
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内分泌・代謝

更年期障害

更年期障害とは (参照:) ・基本的に「除外診断」である 病態 ・閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」という。 ・「閉経」とは、卵巣の活動性が次第に消失し、ついに月経が永久に停止した状態をいう。 ...
2023.11.20
腎臓

低K血症(低カリウム血症)の鑑別、診断、治療(薬剤変更時換算法)

定義 血清K<3.5mEq/Lの状態 低K血症の原因、機序 ① 摂取量の低下 ・Kを含まない補液による医原性多い ② 細胞内への移動 ・アルカレミア 細胞外H +濃度の低下に対し、細胞内から H+ が放出される...
2023.11.15
診察・検査

原発性アルドステロン症(primary aldosteronism)

概要 ・全高血圧患者の5%を占める ・治療抵抗性高血圧(利尿剤を含む3剤を使用してもコントロール不十分な高血圧)の20%がPA ・non-dipper(夜間血圧非下降)の夜間高血圧、夜間頻尿があり不眠を訴える際にPAを考える...
2023.11.13
内分泌・代謝

甲状腺機能亢進症、甲状腺中毒症、甲状腺クリーゼ

「甲状腺中毒症」とは? ・「甲状腺中毒症」とは、血中の甲状腺ホルモンの働きが過剰になる状態を言う。 ・「甲状腺中毒症」の原因は、『甲状腺機能亢進症』(バセドウ病、機能性甲状腺結節、TSH産生(下垂体)腫瘍、妊娠性一過性甲状腺機能亢進...
2023.11.08
人間ドック・健診

甲状腺腫瘍性疾患

甲状腺の触診 ・甲状腺は甲状軟骨直下の輪状軟骨のすぐ下にある ・高齢者、男性ではやや低い位置にあるため目立ちにくい ・触診は、母指指腹を当て、適度な圧をかけて、皮膚から指を離さないようにして横に少しづつ交互に移動されていく ...
2023.11.01
呼吸器

血液ガス(血ガス)の見方「4steps+2steps」

基準値 pH         :7.40 ± 0.05 HCO3-  :24 ± 2 mEq/L Anion Gap(AG)(アニオン=陰イオン)     :Na+ ー(Cl-+HCO₃-):12 ± 2 mEq/L 乳酸  ...
2023.10.24
内分泌・代謝

副腎不全

分類 1)原発性:副腎自体の異常 ・原因として自己免疫性(7~8割)、結核性、悪性腫瘍の副腎転移、副腎出血・梗塞 ・自己免疫性のなかでは多腺性機能不全症候群が多い ・色素沈着を来す 2)2次性:下垂体機能低下 ・...
2023.10.18
内分泌・代謝

急性間欠性ポルフィリン症(Acute intermittent porphyria)

ポルフィリン症とは ・ヘム代謝系に関わる8つの酵素のいずれかの活性低下により、ポルフィリン体あるいはその前駆体が蓄積することによって発症する遺伝性の代謝疾患 ・現在9つの病型に分けられる。 ・これらのうち光線過敏など皮膚の症状...
2023.10.06
人間ドック・健診

「やせ型」体型の脂質異常症

脂質異常症は太っている人ばかりに多いとは限らない ・日本では、高コレステロールの人の割合が、やせ・標準・肥満の人の間で差がなくなってきているという報告がある ・特に50歳以上の女性では、やせていながら高コレステロールである人の割合が...
内分泌・代謝

脂質の種類(飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、オメガ脂肪酸、EPA、DHA)とその違い

脂肪(脂質)とは? ・生体成分のうち、水に溶けない物質を「脂肪」という。体内では水分の次に多く含まれている。 ・脂肪は「科学的には脂質と呼ばれる」が、意味合いは同じである。 ・脂肪(脂質)は「油脂」「脂肪酸」「グリセリン」...
2023.09.06
内分泌・代謝

家族性高コレステロール血症(Familial Hypercholesterolemia:FH)

疾患 ・LDL受容体遺伝子変異による単一遺伝子疾患であり、常染色体優性遺伝形式をとる。 ・「著明な高コレステロール血症」「腱・皮膚黄色腫」「早発性冠動脈疾患」を3主徴とする ・FHヘテロ接合体患者は500人に1人以上、ホモ接合...
2023.09.05
内分泌・代謝

1型糖尿病(成因、亜分類、治療)

1型糖尿病の成因、特徴 ・原因は不明だが、主として自己免疫やウイルス感染を基礎にした膵β細胞の破壊により、インスリン欠乏状態が生じて発症する。 ・病因に自己免疫が関わっていることが多いが、特発性もある ・小児期に急性発...
2023.09.05
内分泌・代謝

副甲状腺機能亢進症

高カルシウム血症の鑑別診断 ・原発性副甲状腺機能亢進症 ・悪性腫瘍(肺癌、頭頸部癌、腎細胞癌、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、成人T細胞白血病(南西地方)) ・サルコイドーシス、結核 (肉芽腫のマクロファージ系細胞からのビタ...
2023.09.02
脳神経系

アルコールの救急(低血糖、急性アルコール中毒、Wernicke脳症、アルコール性ケトアシドーシス、アルコール離脱)

救急外来での対応 ・外傷、事故の有無の確認 ・まずは頭蓋内損傷、脳卒中、急性心筋梗塞の除外 ・低血糖の除外(→ 血糖測定) ※大量飲酒によるエタノール代謝によって、NADH/NAD比が減少し、ピルビン酸→乳酸の反応が進み、肝臓で...
2023.08.31
腎臓

低Na血症(低ナトリウム血症)の鑑別、治療

低ナトリウム血症をみたら、まずは血漿浸透圧を測定すること! ・低ナトリウム血症は血漿浸透圧から、 「高張性(>295mOsm/L)」 「等張性(280~295mOsm/L)」 「低張性(<280mOsm/L)」 の...
2023.08.30
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