感染 テトラサイクリン系抗菌薬 テトラサイクリン系の3薬剤・ドキシサイクリン(ビブラマイシン®):経口(bioavailability ほぼ100%)・ミノサイクリン(ミノマイシン®):主に点滴(※ 現在テトラサイクリンはほとんど使用しない)特徴・ドキシサイクリンとミノサ... 2021.02.10 2024.09.18 感染
感染 腸腰筋膿瘍 原因・椎体炎からの波及・尿路感染症からの波及・感染性心内膜炎からの血行性転移治療CTガイド下ドレナージ・3cm以上の膿瘍で適応抗菌薬・治療期間は膿瘍の消失または縮小の固定化まで。・通常4週間以上を要する。 2024.09.15 感染整形外科・外傷
総合診療・家庭医療 在宅、施設往診での抗菌薬 原則・グラム染色はすること・できるだけ培養も取る・エコー検査は実施すること(胆管炎、水腎症の検索)経口薬アモキシシリン(AMPC:サワシリン®)・肺炎、皮膚軟部組織感染症・250㎎ 1日4回アモキシシリン/クラブラン酸(オーグメンチン®)・... 2024.01.14 2024.09.15 感染泌尿器科総合診療・家庭医療
感染 血液培養(セット数、時間間隔、コンタミネーションの判断) 原則採取すべき状況・入院を要するような感染症の場合、血液培養は必須。・少なくとも静注抗菌薬開始前には採取すべき。(ガイドライン)採取法・原則として2セット採取・感染性心内膜炎を疑う場合など、できるだけ感度を上げたい場合は4セット採取する。(... 2019.05.10 2024.09.15 感染
感染 破傷風(予防、治療) 破傷風・C.tetani感染症(嫌気性菌)を病原体とする人獣共通感染症の一つ。・病原菌が産生する神経毒による急性中毒である。・集団感染によるアウトブレイクは起きない。・日本では感染症法施行規則で5類感染症全数把握疾患に定められており、診断し... 2019.01.26 2024.09.04 感染整形外科・外傷
感染 レジオネラ肺炎 疾患・Legionella pneumophilaが原因。・細胞内寄生菌(→細胞内活性が低いβラクタム系は無効)・70種類以上の血清型があるが、1型が80%・グラム陰性桿菌(ヒメネス染色)・温泉や循環式浴槽、冷却塔水で増殖・汚染されたエアロ... 2020.11.11 2024.06.24 感染
呼吸器 マイコプラズマ肺炎 特徴、症状・潜伏期1~4週・ヒト-ヒト感染を起こすため、社会曝露の多い小児や若年成人に多い。1歳以下、高齢者では稀・肺炎に特異的な下気道症状のみならず、咽頭痛、鼻汁、耳痛などの上気道症状(50%)、皮膚症状(25%)、消化器症状(軟便、下痢... 2021.02.09 2024.04.03 呼吸器感染
感染 ペニシリン系抗菌薬の基礎 ペニシリン系抗菌薬とは?・βラクタム系抗菌薬の一種・大きく以下4つのグループに分類する:① ペニシリンG② アミノペニシリン(アモキシシリン、アンピシリン)③ ピペラシリン④ βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン① ペニシリンG(PCG)・黄... 2021.01.12 2024.03.08 感染
感染 セフェム系抗菌薬の基礎 ペニシリン系とセフェム系の違い・ペニシリン系とセフェム系は、両者とも「β-ラクタム系抗生物質」に分類される。・作用部位はともに細胞壁にあるペニシリン結合タンパク質(PBP)・両者の主な違いは、β-ラクタム環に付いている環の数による。ペニシリ... 2021.01.12 2024.02.17 感染
感染 マクロライド系抗菌薬の基礎知識 特徴・エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アジズロマイシンの3つ・しかし、エリスロマイシンは半減期が短い、消化管吸収が悪い、下痢などの消化器症状の頻度が高いなどの問題が多く、使用頻度は少ない(びまん性汎細気管支炎、副鼻腔炎気管支症候群に対... 2019.04.24 2024.02.08 感染
総合診療・家庭医療 抗菌薬投与期間に関する最近の知見 抗菌薬治療は従来より短期間でよい可能性が示唆・院内肺炎:7~8日・複雑性尿路感染症/腎盂腎炎:5~7日・グラム陰性桿菌による菌血症:7日・皮膚軟部組織感染症:5~6日参考文献:J Hosp Med. 2018 May 1;13(5):361... 2024.01.14 感染総合診療・家庭医療
感染 クロストリジオイデス・ディフィシル感染症(Clostridioides difficile infection;CDI) 疑うべき症状、所見・抗菌薬使用の経過で起こる下痢、腹痛、発熱が典型的である。このような場合は本症を考える。・典型的症状(1日3回以上の水様便、腹痛、右下腹部の圧痛(回盲部および上行結腸が侵されやすい)、発熱、原因不明の白血球増多など)がある... 2022.02.21 2023.12.20 感染
消化器 大腸憩室、憩室炎 疫学・大腸憩室の保有率は日本人全体で約24%とされ、年齢とともに上昇する。・欧米人に比較して少ないとされる一方で、年々増加傾向ともいわれている・食物繊維摂取の低下が関与すると考えられている・本邦では、右側結腸(上行結腸〜肝彎曲)にできやすく... 2022.10.15 2023.12.08 感染消化器
呼吸器 COVID-19(新型コロナウイルス)感染症:一般医の対応 参照ホームページ:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第9.0版」(厚生労働省健康局)「医療機関向け情報(治療ガイドライン、臨床研究など)」検査について検査の感度、特異度・PCR検査の感度は70%前後(強く疑う例では... 2021.02.03 2023.11.29 呼吸器感染
診察・検査 伝染性単核球症(伝染性単核球症様症候) 概要・伝染性単核症(infectious mononucleosis)は、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスなどに初感染することが原因で起こる、発熱、咽頭炎、リンパ節腫脹を主とする急性感染症。・思春期から若年青年層に好発し、大部分がE... 2020.01.10 2023.11.15 感染診察・検査
感染 手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD) 疾患・手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)は、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症。本疾患はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV... 2019.07.17 2023.11.15 小児科感染
診察・検査 比較的徐脈 概念通常、体温が上がると心拍数も上がる。・細菌感染症 → 1℃上昇で心拍数20回/分ずつ上昇・ウイルス性感染症 → 1℃上昇で心拍数10回/分ずつ上昇比較的徐脈:「39℃では110番」(39℃で110回/分以下の脈拍数では要注意)疾患... 2019.04.15 2023.11.03 感染診察・検査
人間ドック・健診 好中球減少症 参照:発熱性好中球減少症(febrile neutropenia: FN)白血球減少症、好中球減少症の定義白血球減少症4000/μL以下好中球減少症1500/μL以下※好中球数=WBCカウント×(stab+seg)※1000以下で感染の危険... 2022.03.08 2023.10.05 人間ドック・健診感染血液