感染

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呼吸器

COVID-19(新型コロナウイルス)感染症:一般医の対応

参照ホームページ: 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第9.0版」(厚生労働省健康局) 「医療機関向け情報(治療ガイドライン、臨床研究など)」 検査について 検査の感度、特異度 ・PC...
2023.11.29
診察・検査

結核(症状、検査)

疫学、感染経路 ・感染症法の2類感染症に分類される ・2019年の新たな届出数は14,460人(人口10万人あたり11.5人) ・20~40歳代が22.4%と若年層に多い ・結核患者からの咳、くしゃみ、唾液などの...
2023.11.23
感染

梅毒(身体所見、検査)

疾患 ・潜伏期約3週間 ・他の性感染症の合併の可能性を考慮する(HIV、淋菌、クラミジア) ・最近はHIV合併例増えている ・HIV感染患者は神経梅毒に進行する率が高い(そのため神経症状の有無に関わらず髄液検査が推奨...
2023.11.16
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診察・検査

伝染性単核球症(伝染性単核球症様症候)

概要 ・伝染性単核症(infectious mononucleosis)は、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスなどに初感染することが原因で起こる、発熱、咽頭炎、リンパ節腫脹を主とする急性感染症。 ・思春期から若年青年層に好発し...
2023.11.15
感染

手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)

疾患 ・手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)は、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症。 本疾患はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス7...
2023.11.15
感染

尿路感染症

「尿路感染症」に含まれる疾患 ・腎膿瘍 ・急性巣状細菌性腎炎(acute focal bacterial nephritis:AFBN) ・腎盂腎炎 ・膀胱炎 ・尿道炎 ・前立腺炎 ・精巣炎、精巣上体炎...
2023.11.07
診察・検査

比較的徐脈

概念 通常、体温が上がると心拍数も上がる。 ・細菌感染症    → 1℃上昇で心拍数20回/分ずつ上昇 ・ウイルス性感染症 → 1℃上昇で心拍数10回/分ずつ上昇 比較的徐脈: 「39℃では110番」(39℃で11...
2023.11.03
人間ドック・健診

好中球減少症

参照:発熱性好中球減少症(febrile neutropenia: FN) 白血球減少症、好中球減少症の定義 白血球減少症 4000/μL以下 好中球減少症 1500/μL以下 ※好中球数=WBCカウント×(...
2023.10.05
感染

ニューキノロン系抗菌薬の基礎知識

総論 ※ プライマリ・ケアで第一選択として使用しなければならない状況はほとんどない ・第一選択として使用するのは『レジオネラ肺炎に対するレボフロキサシン』くらい。 ・抗緑膿菌、抗結核菌作用あり ・前立腺移行性が良い(前立...
2023.10.05
感染

肺炎球菌ワクチンについて

プレベナー(PCV13)とニューモバックス(PPV23 ) 現在、肺炎球菌ワクチンには ・「13価蛋白結合型肺炎球菌結合型ワクチン」(PCV13: プレベナー13®)(→乳幼児)と、 ・「23価莢膜多糖体型肺炎球菌多糖体ワクチン」...
2023.08.07
感染

ペニシリン系抗菌薬の基礎

ペニシリン系抗菌薬とは? ・βラクタム系抗菌薬の一種 ・大きく以下4つのグループに分類する: ① ペニシリンG ② アミノペニシリン(アモキシシリン、アンピシリン) ③ ピペラシリン ④ βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン...
2023.07.12
感染

セフェム系抗菌薬の基礎

ペニシリン系とセフェム系の違い ・ペニシリン系とセフェム系は、両者とも「β-ラクタム系抗生物質」に分類される。 ・作用部位はともに細胞壁にあるペニシリン結合タンパク質(PBP) ・両者の主な違いは、β-ラクタム環に付いている環...
2023.07.09
感染

赤痢アメーバ

疾患 ・汚染された水や食物による糞口感染症 ・寄生虫疾患の死亡原因では、マラリアにつぐ第2位 ・先進国では同性愛者間性交渉での糞口感染による報告が増えている。 ・血便を伴った慢性下痢を認める患者では、海外渡航歴がなくても...
2023.06.16
消化器

A型肝炎

疾患 ・牡蠣などの経口感染がほとんどだが、性行為感染症(MSMにおける糞口感染や血液感染)もある ・4年サイクルで流行傾向がある ・慢性化はない ・診断はHA‐IgM抗体で行う ・ワクチン(エイムゲン®)がある ...
2023.06.16
消化器

大腸憩室、憩室炎

疫学 ・大腸憩室の保有率は日本人全体で約24%とされ、年齢とともに上昇する。 ・欧米人に比較して少ないとされる一方で、年々増加傾向ともいわれている ・食物繊維摂取の低下が関与すると考えられている ・本邦では、右側結腸(上...
2023.06.02
消化器

急性下痢(感染性腸炎の鑑別と治療)

急性と慢性の違い ・下痢の期間が4週間以内のものを「急性下痢」とする (2~4週間を「持続性」ということもある) ・急性下痢の原因は感染によるものが大半を占める ・4週間以上続く場合を「慢性下痢」とする。その際の原因は多...
2023.05.17
感染

腸チフス、パラチフス

疾患 ・腸チフス、パラチフスはそれぞれチフス菌(Salmonella enterica subsp. enterica serovar Typhi)、パラチフスA菌(Salmonella enterica subsp. enterica ...
2023.05.17
感染

マクロライド系抗菌薬の基礎知識

特徴 ・エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アジズロマイシンの3つ ・しかし、エリスロマイシンは半減期が短い、消化管吸収が悪い、下痢などの消化器症状の頻度が高いなどの問題が多く、使用頻度は少ない(びまん性汎細気管支炎に対する少量長期投...
2023.05.08
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