感染

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感染

デング熱

疾患 ・ネッタイシマカなどの蚊によって媒介されるデングウイルスの感染症 ・東南アジア、中南米を中心に流行 ・2014年には都内で集団感染事例あり ・第4類感染症(全数報告対象) ・潜伏期間:2~15日(多くは3~7...
2022.12.01
感染

破傷風(予防、治療)

破傷風 ・C.tetani感染症(嫌気性菌)を病原体とする人獣共通感染症の一つ。 ・病原菌が産生する神経毒による急性中毒である。 ・集団感染によるアウトブレイクは起きない。 ・日本では感染症法施行規則で5類感染症全数把握...
2022.12.01
感染

マラリア

疾患 ・マラリアは、寄生虫(原虫)によって起こされる生命を脅かす疾患。 ・マラリア原虫(Plasmodium)を保有した雌のハマダラカの吸血で人に感染する。 ・原虫は5種類で、「熱帯熱マラリア原虫」「三日熱マラリア...
2022.12.01
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感染

感染症法に基づく医師の届出

感染症法による分類 1類感染症:全員の入院が必要 2類感染症:状況に応じて入院 3類感染症:入院は求めないが、特定の業務への就業制限(飲食業など) 4類感染症:消毒、動物への措置が必要(マラリア) 5類...
2022.12.01
感染

インフルエンザ(感染対策を含む)

感染経路 ・飛沫→マスク ・接触感染→手指衛生(手洗い、アルコール) 重症化しやすいハイリスクグループ(CDC見解) ① 5歳以下の小児(特に2歳以下) ② 65歳以上の高齢者 ③ 妊婦および産後2週間以内の...
2022.12.01
感染

バンコマイシン

参考 抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022 薬剤 ・グリコペプチド系抗菌薬 ・細胞壁合成阻害により抗菌活性を示す 投与法 ① 初期投与量 20~30mg/kg(実体重)を10~15mg/分以上かけて投与...
2022.11.29
感染

動物咬傷(猫、犬、人咬傷)

専門医へのコンサルト適応 ・腱に達する創 ・皮膚欠損(顔面など) ・感染創 ・fight bite 起因菌 犬猫 Pasteurella multcida: ・グラム陰性球桿菌 ・猫100%、犬15...
2022.11.26
感染

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(severe invasive streptococcal infection 、streptococcal toxic shock syndrome ;STSS)、壊死性筋膜炎

参照:劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは 疾患 ・「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」「壊死性筋膜炎」は突発的に発症し、急速に多臓器不全に進行するβ溶血を示すレンサ球菌による敗血症性ショック病態である。 ・メデイアなどで「人喰いいバクテ...
2022.11.26
救急

前立腺炎(急性細菌性前立腺炎)

症状 ・多くは突然発症する ・ほとんどは基礎疾患を認めない人に発症する ・発熱(高熱)、寒気、尿混濁、頻尿、排尿時痛など ・大腸菌が最多(58~88%)、若年者では淋菌やクラミジアなどの性感染症も考慮する必要あり ...
2022.11.23
呼吸器

マイコプラズマ肺炎

特徴、症状 ・潜伏期1~4週 ・ヒト-ヒト感染を起こすため、社会曝露の多い小児や青年に多く、高齢者では稀 ・肺炎に特異的な下気道症状のみならず、咽頭痛、鼻汁、耳痛などの上気道症状(50%)、皮膚症状(25%)、消化器症状(軟便...
2022.11.23
感染

淋菌感染症

淋菌(Neisseria gonorrhoeae) ・グラム陰性双球菌 ・性行為感染症 ・男性の尿道炎、女性の子宮頚管炎、子宮骨盤腹膜炎が代表疾患 ・その他口腔性交による淋菌性咽頭炎、淋菌性結膜炎もある 1)尿...
2022.11.23
感染

腸球菌(Enterococcus)

特徴 ・G(+)球菌。短連鎖を形成 ・腸管に常在 ・日和見感染症の起因菌の一つ ・尿路感染症、感染性心内膜炎、腹腔内感染症、髄膜炎の原因となる。 ・セフェム系にはほぼ耐性 ・E.faecalisはほぼ全てがペ...
2022.11.23
感染

肺炎球菌

・グラム陽性球菌(α溶血性連鎖球菌の一種) ・中耳炎、副鼻腔炎、肺炎といった気道関連の感染症や、 髄膜炎、感染性心内膜炎、敗血症などの重篤な感染症を引き起こすこともある ・菌体は厚い莢膜に囲まれ、マクロファージなどの貪食か...
感染

黄色ブドウ球菌(CNS、MSSA、MRSA)

コアグラーゼ試験による分類 ・黄色ブドウ球菌は血漿を固める作用があるコアグラーゼの産生性により、「コアグラーゼ陽性」の黄色ブドウ球菌と、「コアグラーゼ陰性」の黄色ブドウ球菌(coagulase-negative staphylococcu...
2022.11.23
感染

テトラサイクリン系抗菌薬

テトラサイクリン系の3薬剤 ・ドキシサイクリン(ビブラマイシン®):経口(bioavailability ほぼ100%) ・ミノサイクリン(ミノマイシン®):主に点滴 (テトラサイクリン:ほとんど使用なし) 特徴 ...
2022.11.22
感染

クリンダマイシン

特徴 ・腸球菌を除くGPC(黄色ブドウ球菌も含む) ・嫌気性菌に有効だが、横隔膜下の嫌気性菌であるBacteroides fragilisには耐性(30~50%が耐性)が増えている ・一方で横隔膜より上の嫌気性菌には有効 ...
2022.11.22
感染

免疫不全の種類と原因

免疫の種類 免疫不全を漠然と「免疫不全」とせず、どの種類の免疫不全なのかを考える必要がある ・細胞性免疫と液性免疫で大きく異なる点は、異物に対する攻撃方法です。細胞性免疫では免疫細胞が直接異物を攻撃しますが、液性免疫では抗体を作って...
2022.11.17
感染

伝染性紅斑、パルボウイルスB19感染症(小児、成人)

伝染性紅斑(Erythema infectiosum) ・ヒトパルボウイルスB19(human parvovirus B19:PVB19)感染症 ・頬に出現する蝶翼状 の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる流行性発疹性疾患である...
2022.11.09
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