救急 カフェイン中毒 中毒量 1g 致死量 5~10g カフェインを含む飲料、薬剤 ・モンスター:160mg/本 ・レッドブル:80mg/本 ・コーヒー:80mg/杯 ・市販のカフェイン製剤:1錠100mg 症状 ・低カリウム血症 ・QT延長 カフェイン中毒の治... 2025.02.02 救急総合診療・家庭医療
救急 壊死性軟部組織感染症(necrotizing soft tissue infection:NSTI)、壊死性筋膜炎 疾患 ・皮膚から筋肉までの軟部組織の壊死性感染症全般を指す。 ・表層の筋膜を主座とする事が多いため「壊死性筋膜炎」とも呼ばれるが、実際は皮膚から筋肉までの軟部組織の壊死性感染症全般を指す。 • それらを包括的に理解し、正しく共通のマネジメン... 2025.02.02 救急総合診療・家庭医療整形外科・外傷皮膚科
総合診療・家庭医療 便秘(生活指導、下剤の種類と使い分け) ガイドライン 便通異常症診療ガイドライン2023―慢性便秘症 監修・著編者 日本消化管学会 ※ まずは薬剤性便秘の除外 便秘を惹起しうる薬剤 ・鎮痛薬:NSAIDs、麻薬 ・抗コリン薬:鎮痙薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗パーキンソン病 ・降圧... 2021.02.01 2025.01.29 総合診療・家庭医療消化器
総合診療・家庭医療 健診で尿蛋白陽性時のアルゴリズム 健診で尿蛋白が陽性時のアルゴリズム ① 「早急な精査を要する病態」の鑑別 「早急な精査を要する病態」これ3つ 「急性腎炎症候群」 「急速進行性糸球体腎炎(RPGN)」 「ネフローゼ症候群」 1)急性腎炎症候群 ・先行感染(10~14日前) ... 2023.10.06 2025.01.28 総合診療・家庭医療腎臓
総合診療・家庭医療 風疹(rubella) 疾患 ・Togavirus科Rubivirus属に属する風疹ウイルス(rubella virus)による発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である ・飛沫感染 ・症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみ... 2022.03.10 2025.01.23 総合診療・家庭医療
総合診療・家庭医療 refeeding syndrome(リフィーディング症候群) 疾患 ・高度の低栄養状態の患者に対し、栄養療法開始に伴い血糖値が上昇すると、膵臓におけるインスリン分泌が刺激される一方でグルカゴン分泌は抑制され、グリコーゲン、脂肪、蛋白の合成が開始される。 ・これらの同化反応にはP、Mg等の電解質が必要で... 2021.10.28 2025.01.20 総合診療・家庭医療内分泌・代謝
総合診療・家庭医療 前縦隔腫瘍の「4T」 前縦隔腫瘍の「4T」 胸腺腫(thymoma) 奇形腫(teratoma) 甲状腺腫(thyroid tumor) 悪性リンパ腫(terrible lymphoma→ちょっとインチキ) 参照(このサイトより引用): 2025.01.20 総合診療・家庭医療
総合診療・家庭医療 しぶり腹の鑑別疾患 診察の原則 「しぶり腹(うんちしたい症候群)」を認識した時点で、骨盤腔内の大腸に接した炎症や出血性病態、消化管の悪性腫瘍を常に念頭に置き、直聴診を怠らないこと。 鑑別疾患 ・腹部大動脈瘤切迫破裂 ・急性虫垂炎 ・大腸憩室炎 ・感染性大腸炎 ... 2024.11.25 総合診療・家庭医療診察・検査消化器
総合診療・家庭医療 皮疹の分類、記載法 大きさ ・皮疹が単発ないし2~3個程度のときは面倒がらずに物差しを当てて数字で記載するのがよい ・異なった大きさの皮疹がたくさんある場合には,「小豆大から大豆大までの」「2 ~10 mmの」などと表現する. 炎症性疾患の場合: なじみのある... 2024.05.24 2024.11.21 総合診療・家庭医療皮膚科
総合診療・家庭医療 栄養管理、経管栄養、経腸栄養 栄養の評価法 栄養に関する代表的な身体計測 ・身長、体重(BMI) ・腹囲 ・上腕三頭筋皮下脂肪厚(TSF) ・上腕周囲長(AC) ・上腕筋周囲長 ・上腕筋面積 BMI ・BMI<18.5で低体重、BMI≧25.0で肥満と診断 ・「12か月... 2021.04.23 2024.11.19 総合診療・家庭医療消化器
救急 ブロムワレリル尿素による中毒(ブロム中毒) 概念 ・「ブロムワレリル尿素」を含む市販頭痛薬の過量内服もしくは依存により,急性ないし慢性中毒が生じます. ・「ブロモバレリル尿素」は一部の市販の鎮痛薬に含まれています.非常に依存が生じやすいので避けたほうが安全です.米国などではすでに医薬... 2024.11.19 救急総合診療・家庭医療脳神経系
総合診療・家庭医療 USPSTF(米国予防サービス特別委員会:United States Preventive Services Task Force) 米国予防サービス特別委員会(United States Preventive Services Task Force, USPSTF) ・USPSTF(United Stated Preventive Services Task Force... 2024.11.13 総合診療・家庭医療
総合診療・家庭医療 偽痛風関節炎 疾患 ・ピロリン酸カルシウム(calcium pyrophosphate:CPP)による関節炎 ・高齢者に多い(↔痛風は30~50代の青壮年に多い) 誘因 ・外傷 ・手術 ・利尿薬 好発部位 ・膝関節(最多) ・手関節三角線維軟骨(2番目)... 2021.09.02 2024.10.16 総合診療・家庭医療整形外科・外傷
総合診療・家庭医療 うつ病(2質問法、DSM-5診断基準、重症度、治療) PHQ(Patient Health Questionnaire) PHQ-9(Patient Health Questionnaire‐9) ・DSM 診断基準の評価項目が含まれた 9 項目の質問である. ・PHQ-9 のスコア範囲は 0... 2021.01.20 2024.09.15 総合診療・家庭医療精神科
総合診療・家庭医療 在宅、施設往診での抗菌薬 原則 ・グラム染色はすること ・できるだけ培養も取る ・エコー検査は実施すること(胆管炎、水腎症の検索) 経口薬 アモキシシリン(AMPC:サワシリン®) ・肺炎、皮膚軟部組織感染症 ・250㎎ 1日4回 アモキシシリン/クラブラン酸(オー... 2024.01.14 2024.09.15 総合診療・家庭医療感染泌尿器科
総合診療・家庭医療 創傷処置 止血 1)直接圧迫 ・活動性出血の場合、出血点の直接圧迫を開始したら、10~15分間は動かさず圧迫を続ける (何度も止血を確認すると結局止血に時間を要してしまうことになる) ・「カルトスタット®」や「ソーブサン®」などのアルギン酸塩の止血剤... 2024.09.02 2024.09.04 総合診療・家庭医療整形外科・外傷
総合診療・家庭医療 抗ヒスタミン薬(種類と使い分け) 「抗アレルギー薬」と「抗ヒスタミン薬」の違い 抗アレルギー薬とは ・アレルギーの初期反応である、細胞からアレルギー物質が出るのを防ぐのを「抗アレルギー作用」という。 ・「抗アレルギー薬」は広義ではアレルギー疾患の治療薬のすべてを含む。しかし... 2021.01.29 2024.08.29 総合診療・家庭医療皮膚科小児科
総合診療・家庭医療 喫煙、禁煙指導 喫煙について ・喫煙率 16.7%(男性27.1%、女性7.6%) ・比較的若い女性層では、喫煙率が上昇している ・タバコに含まれる発癌物質は約70種類ある pack-years(喫煙指数) ・喫煙の量を示す国際的な指標 ・計算式: pac... 2020.09.16 2024.08.29 総合診療・家庭医療予防