産業医・労働衛生コンサルタント

スポンサーリンク
労働衛生一般

有害物質(化学物質)とがん

有害物質(化学物質)とがん ・ベンンジジン:尿路腫瘍 ・ベリリウム:肺がん ・ベンゼン:白血病 ・オルト‐トルイジン:膀胱がん ・1,2‐ジクロロプロパン:胆管がん ・無機ひ素化合物:肺がん、皮膚がん ・ホルムアルデヒド:鼻咽頭がん ・エチ...
人間ドック・健診

騒音作業(健康診断、作業環境測定、聴覚保護具、ガイドライン)

可聴域、日常会話での周波数域 ・可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)は一般に20~20,000Hzといわれている。 ・日常会話での周波数域は250 ~4,000 ㎐ 程度である。 騒音・振動の単位「dB(デシベル)」について...
労働衛生一般

「量‐影響関係」と「量‐反応関係

量‐影響関係 ・「量-影響関係」とは、個体レベルでの用量(ばく露量)と影響の間の関係である。 (個人的影響、影響を受けやすい人) ・ある固体に対してある有害物質をばく露させると、閾値のある物質では、無毒性量以下の曝露では毒性は発現せず、この...
スポンサーリンク
産業医・労働衛生コンサルタント

振動障害防止対策、振動障害予防対策指針

振動障害とは 振動障害の予防のために ※ 厚生労働省職場のあんぜんサイト「振動障害」(安全衛生キーワード) ・「振動障害」は、チェーンソー、グラインダー、刈払機などの振動工具の使用により発生する手指等の末梢循環障害、末梢神経障害及び運動器(...
産業医・労働衛生コンサルタント

GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム :Globally Harmonized System of Classification and Labeling of Chemicals)

化学品の分類および表示に関する世界調和システム (Globally Harmonized System of Classification and Labeling of Chemicals:GHS) GHS:化学品の分類および表示に関する...
労働衛生一般

粉じん障害防止規則

じん肺の原因 ・じん肺の大部分は職業性の無機粉じんばく露が原因 ・石炭、遊離珪酸、炭素、珪酸化合物、酸化鉄、アルミニウム、ベリリウムなど 吸入される粒子状物質の粒径と気道内到達部位 1 吸引性粉じん(inhalable:インハラブル)(10...
産業医・労働衛生コンサルタント

安全委員会、衛生委員会、安全衛生委員会

労働安全衛生法第18条 ・「事業者は、政令で定める規模の事業場ごとに、次の事項(後述)を調査審議させ、 事業者に対し意見を述べさせるため、衛生委員会を設けなければならない。」 ・常時50人以上の労働者を使用する事業場には、衛生委員会の...
産業医・労働衛生コンサルタント

高年齢労働者の安全と健康確保

参考サイト 高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン) (令和2年3月16日基安発0316第1号) 高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン (エイジフレンドリーガイドライン) 第1 趣旨 本...
労働衛生一般

「フレイル」「 ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」「サルコペニア」との相違点

高年齢労働者に発生する休業4日以上の労働災害の特徴 ・災害の 発生率(千人率)では、若年層と高年齢労働者で高くなる傾向がみられる。 ・60 歳以上の男女別の労働災害発生率(死傷年千人率)を 30 代と比較すると、男性は約2倍、女性は約5倍と...
産業医・労働衛生コンサルタント

特定化学物質障害予防規則(特定化学物質、特別管理物質)

特定化学物質 ・「特定化学物質」とは、労働者に健康障害を発生させる(可能性が高い)物質として、労働安全衛生法の「特定化学物質等障害予防規則」で定められた化学物質をいう。 ・特定化学物質は有害性のレベルに応じて「第一類」「第二類」「第三類」に...
産業医・労働衛生コンサルタント

リスクアセスメント(ハザードとリスク、CREATE-SIMPLE、リスク低減措置)

ハザードとリスク 5 危険性・有害性から労働災害へ ハザード(危険有害性) ハザード(危険有害性)とは化学物質固有の影響をいう 危険性: 物理的・化学的性質(引火性・爆発性など)によって生じる物理的影響 ・爆発・火災・漏洩による中毒・薬傷な...
産業医・労働衛生コンサルタント

安全データシート(Safety Data Sheet:SDS)

安全データシート(Safety Data Sheet:SDS) 化学物質対策に関するQ&A(ラベル・SDS関係) ラベル・SDS義務対象物質一覧・検索(職場のあんぜんサイト) SDS作成の目的 ・SDSとは、事業者が化学物質及び化学物質を含...
産業医・労働衛生コンサルタント

インジウム化合物(インジウム・スズ酸化物:ITO)

インジウム・スズ酸化物 用途 ・酸化インジウム(In2O3)に数%の酸化スズ(SnO2)を添加した化合物のこと。 英文名は「Indium Tin Oxide(ITO)」。 ・テレビ、パソコン、スマートフォン等に用いる液晶の透明電極の原料。薄...
産業医・労働衛生コンサルタント

作業環境測定の捕集方法

ホルムアルデヒド ・ホルムアルデヒドの試料採取方法として、「固体捕集方法」が挙げられている。 ※固体捕集方法 試料空気を固体粒子層などに通し、目的物質を固体粒子に捕集する方法です。 固体粒子層にはシリカゲル、活性炭などの吸着剤を用います。 ...
労働衛生一般

放射線の種類(電離放射線、非電離放射線)

放射線とは? ・「放射線」とは、「高いエネルギーを持って空間を移動する光(電磁波)あるいは粒(粒子線)」と定義することができます。 ・「放射能」とは、「放射線を出す能力」のことをいう。 ・放射線の仲間には、「粒子線」であるアルファ線、ベータ...
労働衛生一般

安全管理、安全活動(4S活動、第14次労働災害防止計画)

厚生労働省WEBサイト安全キーワード「4S(整理、整頓、清掃、清潔)」 厚生労働省のWEBサイト安全キーワードの「4S(整理、整頓、清掃、清潔)」 4S活動(整理、整頓、清掃、清潔)とは ・「4S活動」とは、安全で、健康な職場づくり、そして...
労働衛生関連法令

総括安全衛生管理者、統括安全衛生責任者(建設業、造船業)

法令 労働安全衛生法第10条(労安全衛生法施行令第2条、労働安全衛生規則第2条等) 総括安全衛生管理者 ・労働安全衛生法第10条では、 事業者は一定の規模以上の事業場について、事業を実質的に統括管理する者を「総括安全衛生管理者」として選任し...
産業医・労働衛生コンサルタント

労働衛生統計

労働災害および業務上疾病の推移 休業4日以上の死傷者数 ・令和5年の休業4日以上の死傷者数は135,371人(13万人を超えている)。 ・「休業4日以上の死傷者数」は、過去10年間のトレンドでいえば、微増傾向にある。 ・これは、労働者の高齢...
スポンサーリンク