美容皮膚科 医療レーザー脱毛(治療原理、美容脱毛との違い、永久脱毛について) 毛の構造 毛包(または「毛嚢」): 毛穴を中心に皮膚に「埋め込まれた」ような小さな円筒形の構造物全体をいう。 毛隆起(バルジ); 立毛筋の結合部に位置 毛包幹細胞と色素幹細胞の2種類の幹細胞が存在し、毛包全体に新たな細胞を供給する部位 皮膚... 2024.01.28 2024.01.29 美容皮膚科
皮膚科 小児掌蹠丘疹性紅斑性皮膚炎(砂かぶれ様皮膚炎) 参考サイト 子どものホームケアの基礎:砂かぶれ様皮膚炎 砂かぶれ様皮膚炎の症状や原因は? 手や足の裏にできる赤い斑点の正体 疾患 ・手足、特に指趾(しし)間、掌蹠に多発する紅色小丘疹、小水疱で発症し、まもなく癒合してびまん性の浮腫性紅斑とな... 2024.01.11 皮膚科小児科
皮膚科 皮膚掻痒症、掻き壊し 外用 ステロイド+ヒルドイドソフト軟膏の等量混合が基本 ・マイザー(ベリーストロング) ・アンテベート(ベリーストロング) ・アルメタ(マイルド) 内服 エバスチン(エバステル®):当院採用 第1選択 ・第2世代 ・眠気中等度、効果中等度 ... 2023.02.24 2023.12.20 皮膚科
皮膚科 尋常性痤瘡 ガイドライン 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023 疾患情報(疫学・病態) ・尋常性痤瘡とは、顔面、胸背部の毛包・脂腺系を場とする脂質代謝異常(内分泌的因子)、角化異常、細菌の増殖が複雑に関与する炎症性疾患である。 ・尋常性痤瘡は「青... 2023.11.08 2023.11.20 皮膚科
皮膚科 伝染性膿痂疹(とびひ) 疾患 ・伝染性膿痂疹とは、黄色ブドウ球菌または連鎖球菌が皮膚の浅層に感染し、水疱あるいは膿疱を来す皮膚の化膿性疾患である。 ・膿痂疹には非水疱性と水疱性の2種類がある。 ・非水疱性膿痂疹は丘疹から始まり、その後、周囲に紅斑を伴う小水疱を形成... 2023.11.09 皮膚科小児科
診察・検査 「手足の発疹」の鑑別疾患 ※「手足の発疹」を来す疾患は限られている 鑑別疾患 ・梅毒 ・感染心内膜炎 ・手足口病 ・リケッチア感染症 ・毒素性ショック症候群 ・掌蹠膿疱症 ・川崎病 ・薬疹 2023.09.20 診察・検査皮膚科
皮膚科 多形紅斑(erythema multiforme:EM)、多形滲出性紅斑(erythema exsudative multiforme:EEM) 疾患 ・感染症(単純ヘルペス(最多)、マイコプラズマ、アデノウイルス、HIV、結核、真菌など)、薬剤(バルビツレート、NSAIDs、ペニシリン、フェノチアジン、スルフォナミドなど)、自己免疫性疾患、悪性腫瘍などの種々の抗原に対するアレルギー... 2023.08.29 皮膚科
感染 伝染性紅斑、パルボウイルスB19感染症(小児、成人) 伝染性紅斑(Erythema infectiosum) ・ヒトパルボウイルスB19(human parvovirus B19:PVB19)感染症 ・頬に出現する蝶翼状 の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる流行性発疹性疾患である。 ・両... 2020.12.15 2022.11.09 感染皮膚科小児科
皮膚科 メラノーマ(悪性黒色腫) 疾患 ・メラノサイト(色素細胞)より生じる悪性腫瘍 ・皮膚癌の中では「基底細胞癌」「有棘細胞癌」についで3番目に多い ・本邦では、手足に生じる末端黒子型が多い(全体の40%) BRAF遺伝子変異 ・悪性黒色腫患者の中には、遺伝子変異の発現... 2020.03.21 2022.09.17 皮膚科
皮膚科 ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(staphylococcal scalded skin syndrome;SSSS) 疾患 ・黄色ブドウ球菌が産生する外毒素の一つである表皮剥離毒素(exfoliative toxin:ET)によって、表皮が侵され、火傷のように剥けてしまう疾患。 ・ETは表皮細胞間接着因子である「デスモグレイン1」を特異的に切断するため、表... 2022.09.13 皮膚科小児科
皮膚科 色素失調症 概念・定義 ・色素失調症は、皮膚、髪、歯、爪、目、中枢神経に症状が現れる疾患である。 ・脱毛、歯牙欠損、歯牙形態異常、爪の栄養障害を呈する。 ・網膜の血管新生が一部の罹患者に見られ、 網膜剥離を起こしやすい。 ・神経における所見では精神発達... 2022.09.09 皮膚科
感染 単純ヘルペスウイルス感染症 単純ヘルペスウイルス ・「単純疱疹」、「Kaposi水痘様発疹症」の原因ウイルス ・HSV-1とHSV-2の2系あり HSVの種類 ①HSV-1(=HHV-1) ・口唇やその周囲では「口唇ヘルペス(Herpes labialis)」といい、... 2019.12.17 2022.09.07 感染皮膚科
皮膚科 接触皮膚炎 疾患 ・外来性の刺激物質や抗原が皮膚に接触することによって発症する湿疹性の炎症反応 治療 1)原因物質からの回避 ・治療の大前提 2)内服 エピナスチン 20㎎ 1日1回夕食後 3)外用 ロコイド軟膏 1日2回 サンテゾーン眼軟膏 1日2回 2022.08.30 2022.09.05 皮膚科
皮膚科 皮膚悪性腫瘍 基底細胞癌 ・皮膚癌中、最多 ・全体の7割以上が頭頚部に発生する ・発症のピークは70歳代、男女差はない ・ダーモスコピーで樹枝状血管、葉状領域、車軸状領域、青灰色小球などが観察される ・多くは黒色斑を伴う ・転移は非常に稀 有棘細胞癌 ・... 2022.09.05 皮膚科
皮膚科 ケロイド(肥厚性瘢痕との鑑別) ケロイド ・創傷治癒機転の制御異常により膠原繊維が過剰に産生され、紅色の結節、腫瘤を形成するもの ・外傷、皮膚疾患痕(痤瘡など)や手術に続発するが、明らかな発症機転が不明なこともある 肥厚性瘢痕との鑑別 ・肥厚性瘢痕も外傷や手術痕が隆起した... 2022.09.05 皮膚科
皮膚科 壊疽性膿皮症 疾患 ・「急性熱性好中球性皮膚症(acute febrile neutrophilic dermatosis)」のひとつ (他にベーチェット病、Sweet病、結節性紅斑、角層下嚢胞症など) ・基礎疾患として、炎症性腸疾患、白血病、骨髄異形成... 2022.09.05 皮膚科
皮膚科 尋常性天疱瘡、水疱性類天疱瘡 「尋常性天疱瘡」と「水疱性類天疱瘡」の違い ・いずれも自己免疫性水疱症であるが、天疱瘡は表皮細胞膜に存在するタンパクに対する自己抗体が原因で、類天疱瘡は表皮基底膜部領域に存在する蛋白に対する自己抗体が原因。 ・いずれも全身皮膚を侵し、生命予... 2019.03.14 2022.09.03 皮膚科
皮膚科 結節性紅斑 疾患 ・下腿伸側を好発部位とする、皮下脂肪織炎 ・病理組織像は隔壁脂肪織炎で、真皮下層から皮下脂肪隔壁に好中球の浸潤を認めるが、経過とともにリンパ球優位となる ・20~30歳代の女性に多い。妊娠中に発症することもある ・5~100mm(多く... 2022.09.03 皮膚科