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KY活動、KYT活動

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KY活動、KYTとは

厚生労働省「KY活動に関する資料」

KY活動とは:

「KY活動(危険予知活動)」とは、職場・現場で発生する可能性のある全ての災害を未然に防ぐために事前に行う活動のことをいいます(Kは「危険」のK、Yは「予知」のY、を使って「KY活動」と呼ばれています)。

・人間は誰でも、つい「ウッカリ」したり、「ボンヤリ」したり、錯覚をします。横着して近道や省略もします。このような人間の行動特性が誤った動作などの不安全行動(ヒューマンエラー)をもたらし、事故・災害の原因となります。これらは、通常の慣れた業務で起こりがちです。

・事故・災害を防止するには、業務を始める前に、「どんな危険が潜んでいるか」を職場で話し合い「これは危ないなぁ」と危険のポイントについて合意します。そして、対策を決め、行動目標や指差し呼称項目を設定し、一人ひとりが指差し呼称で安全衛生を先取りしながら業務を進めます。このプロセスがKY活動です。

・KY活動は、ヒューマンエラーによる事故を防止するために非常に有効な手段であるとされています。

・またKY活動の推進に必要な手法を習得するするための訓練をKYT」(危険予知訓練:Tはtraining」のT)といいます。

 

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KY活動の目的

KY活動(危険予知活動)とは?

KY活動の目的:

KY活動の目的は、主に3つあります。

① 不注意を防止する

見間違いやうっかりが事故につながることがよくあります。

例えば、電気工事で保護具を着用せず感電したり、足場板がない場所を勘違いして歩き墜落したりするなどです。KY活動は、現場作業員の不注意や事故を、未然に防ぐために不可欠です。

② 危険な行動を避ける

KY活動は、リスクの高い行動を避けることを目的としています。

例えば、安全な通路ではなく近道を選んで転落したり、疲労を感じた状態で社用車を運転し事故を起こしたりするなどです。KY活動を通じて、安全への意識を高め、リスクのある行動を回避することが求められます。

③ 職場環境を整える

KY活動は、職場環境を改善し、事故や災害を防止することも目的としています。劣悪な環境は、事故や災害の原因を引き起こしやすくなります。

例えば、機械の故障、作業スペースの不足、換気の不十分さなどがその一例です。KY活動を行うことで、職場の問題点を見つけ出し、改善に向けた意識を高めることが重要です。

 

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