KY活動、KYT
・「KY活動(危険予知活動)」とは、職場・現場で発生する可能性のある全ての災害を未然に防ぐために事前に行う活動のことをいいます(Kは「危険」のK、Yは「予知」のY、を使って「KY活動」と呼ばれています)。
・人間は誰でも、つい「ウッカリ」したり、「ボンヤリ」したり、錯覚をします。横着して近道や省略もします。このような人間の行動特性が誤った動作などの不安全行動(ヒューマンエラー)をもたらし、事故・災害の原因となります。これらは、通常の慣れた業務で起こりがちです。
・事故・災害を防止するには、業務を始める前に、「どんな危険が潜んでいるか」を職場で話し合い「これは危ないなぁ」と危険のポイントについて合意します。そして、対策を決め、行動目標や指差し呼称項目を設定し、一人ひとりが指差し呼称で安全衛生を先取りしながら業務を進めます。このプロセスがKY活動です。
・KY活動は、ヒューマンエラーによる事故を防止するために非常に有効な手段であるとされています。
・またKY活動の推進に必要な手法を習得するするための訓練を「KYT」(危険予知訓練:Tはtraining」のT)といいます。
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