スポンサーリンク
メンタルヘルス・マネジメント検定試験

従業員の健康問題に関する事業者の公法的規制と司法的規制

メンタルヘルスに関する個人情報の保護 メンタルヘルスに関する個人情報の保護に関しては、「労働安全衛生法」において、これを適正に管理するための措置を講じるよう事業者に義務付けていいる。 長時間労働に対する医師による面接指導 ・長時間労働に起因...
メンタルヘルス・マネジメント検定試験

令和5年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況

主な用語の説明(企業及び事業所に関する事項) 常用労働者 ① 期間を定めずに雇われている者 ② 1か月以上の期間を定めて雇われている者 のいずれかに該当する者をいう。他社から受け入れた出向者、転籍者も含む。 正社員 フルタイム勤務で期間を定...
メンタルヘルス・マネジメント検定試験

5大疾病とは

医療計画・地域医療構想関係等の検討状況の報告 2011年、厚生労働省は、地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾病として指定してきた「がん」、「脳卒中」、「急性心筋梗塞」、「糖尿病」の4大疾病に、職場でのうつ病や高齢化に伴う認知症の...
スポンサーリンク
産業医・労働衛生コンサルタント

労働安全衛生行政の実施体制(産業保健総合支援センター、地域産業保健センター)

産業保健総合支援センター(47か所) ・都道府県毎に設置。産業保健活動に携わる産業医、産業看護職、衛生管理者をはじめ、事業主、人事労務担当者などの産業保健スタッフに対して、産業保健研修や専門的な相談への対応などの支援を行っています。 ・厚生...
人間ドック・健診

特定健康診査(メタボ健診)

特定健康診査 ・特定健康診査(特定健診)・特定保健指導は、40歳~74歳の被用者保険(健康保険組合や全国健康保険協会など)や国民健康保険の加入者を対象として実施されている、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診および保健指...
産業医・労働衛生コンサルタント

過重労働による事故発生時の措置

過重労働によると思われる事故が発生した場合の措置(セミナー、問題) 産業医等の助言または労働衛生コンサルタントの活用を図りながら、原因の究明および再発防止の徹底を図る。 ① 被災者の治療 ・被災者の治療が最優先となる ・受診する医療機関によ...
総合診療・家庭医療

疥癬

疾患 ・疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫、Sarcoptes scabiei)が皮膚の最外層である角質層に寄生し、人から人へ感染する疾患である。 ・非常に多数のダニの寄生が認められる角化型疥癬(痂皮型疥癬:crusted scabies)と、少数寄...
膠原病

リウマチ性多発筋痛症(polymyalgia rheumatica; PMR)

疾患 ・リウマチ性多発筋痛症(PMR)は、通常50歳以上の中高年者に発症し、発熱や頸部、肩、腰、大腿など四肢近位部(近位筋)の疼痛と朝のこわばりを主訴とする原因不明の炎症性疾患である。 ・リウマチ性多発筋痛症の病因と発生機序は不明である。超...
労働衛生一般

粉じん障害防止規則

粉じんの定義 「粉じん」とは: 粉じんとは、固体に研磨、切削、粉砕等の機械的な作用を加えて発生した固体微粒子が空気中に浮遊しているものをいう(粒形1~150μm程度)。 吸入される粒子状物質の粒径と気道内到達部位 1 吸引性粉じん(inha...
感染

肺炎球菌ワクチンについて

肺炎球菌ワクチン 現在の肺炎球菌ワクチン ・「15価肺炎球菌結合型ワクチン」(PCV15:バクニュバンス®)(→2024年4月から乳幼児定期接種) ・「20価小児用肺炎球菌ワクチン」(PCV20:プレベナー20®)(→2024年10月から乳...
診察・検査

COPD

COPDについて 疫学 ・世界の死亡原因の第3位(WHO 2019年) ・日本人では男性で第8位(女性は10位以内にはいっていない)(厚労省、2017年) ・日本人の有病率は40歳以上で8.6%、530万人。70歳以上で約210万人(NIC...
救急

気管支喘息(成人)の診断、長期管理薬

参考文献 喘息予防・管理ガイドライン2024  一般社団法人日本アレルギー学会学術委員会 (著), JGL2024WG (著) 気管支喘息の定義・概念 「喘息予防・管理ガイドライン」では、気管支喘息の定義を次のように示している。 ①自然にあ...
救急

気管支喘息急性増悪時の治療(成人)

ガイドライン 喘息予防・管理ガイドライン2024 監修:一般社団法人日本アレルギー学会喘息予防管理ガイドライン2024WG 喘息増悪(発作)の強度判定 ・患者来院時、病歴聴取とその臨床症状、バイタルサイン(血圧、心拍数、呼吸数、SpO2)か...
リハビリテーション

嚥下障害(評価スケール、治療、リハビリテーション)

嚥下障害の評価 藤島の「摂食・嚥下能力のグレード」 「できる状態」の評価法 Ⅰ:重症(経口不可) 1 嚥下困難または不能、嚥下訓練適応なし 2 基礎的嚥下訓練のみの適応あり 3 条件が整えば誤嚥は減り、摂食訓練が可能 Ⅱ:中等度(経口と補助...
産業医・労働衛生コンサルタント

有機溶剤の健康障害、健康障害防止対策、健康診断

有機溶剤にばく露された際の吸収経路と排泄せつ経路 吸収経路 有機溶剤が作業者に吸収される経路としては、 経気道吸収(吸気中ばく露により呼吸器から吸収されるもの) 経皮吸収(経皮ばく露による皮膚又は粘膜からの吸収される) 経口吸収(ミスト状で...
救急

一酸化炭素中毒

一酸化炭素中毒とは 一酸化炭素中毒(CO中毒)(職場の安全サイト) 一酸化炭素中毒とは 一酸化炭素は不完全燃焼状態で炭素化合物が燃焼する際に発生し、無色・無臭で、その存在が感知しにくい気体ですが、空気とほぼ同じ重さ(比重(空気を1としたとき...
総合診療・家庭医療

せん妄(予防ケアと発症時のケア)

「せん妄」の定義 ・脳の器質的な脆弱性(加齢性変化、脳梗塞、認知症など)に、脱水や感染症、薬物などの負荷が加わり、脳機能が低下した状態(意識障害)。 ・せん妄とは、身体的要因や薬剤要因によって急性に出現する意識、注意、認知の障害であり、その...
精神科

BPSDに対する薬物治療

参考:「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)」 平成27年度厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事 「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)」 BPSD 過活動症...
スポンサーリンク