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産業医・労働衛生コンサルタント

夜勤・交代勤務(概日リズム)

特定業務従事者健診 ・深夜業(PM10~AM5時の間の労働)を週1回以上程度行うものに、年2回の定期健康診断を義務付け ポワソネのシフトワーカー6原則 ① 交替時間の方向は正循環が良い ・ヒトのサーカディアンリズム(概日リズム)は24時間よ...
総合診療・家庭医療

診療情報提供書(紹介状)のテンプレート

【傷病名】#1 #2 #3 平素より大変お世話になっております。ご多用中恐れ入りますが、今後の貴院でのご加療をお願いしたく、ご紹介申し上げます。 【当院への入院目的】 【既往歴】 【家族歴】 【現病歴】 【入院時現症】 【入院経過】 【退院...
産業医・労働衛生コンサルタント

事業場における労働者の健康保持増進のための指針(THP 指針:total health promotion plan)

「事業場における労働者の健康保持増進のための指針(THP 指針)」 「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」 労働者の健康保持増進が求められるようになった背景 1 趣旨 ・近年の高年齢労働者の増加、急速な技術革新の進展等の社会経済...
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泌尿器科

尿道カテーテル挿入(特に挿入困難例に対する対処法)

カテーテルの選択 ・サイズは16~18Fr(18Fr以上だと、尿道粘膜損傷の可能性もあり) ※ちなみに1Fr=1/3㎜ 挿入法 ・ゼリーを10ml程度、外尿道口より注入後に挿入を試みる。 ・陰茎を牽引する角度は体に対して直角(90度)。抵抗...
泌尿器科

下部尿路症状

下部尿路症状とは 「頻尿」「尿失禁」「排尿困難」等の症状を「下部尿路症状」という。 検査 ・検尿 ・腎機能採血 ・PSA ・残尿測定(エコーで。判定しずらい場合は導尿) → 残尿≧100mLの場合、異常と判定 → 専門医へコンサルト ・経腹...
呼吸器

気管支拡張症

疾患 ・気管支が何らかの原因によって不可逆性の拡張をきたした状態 ・疾患名ではなく「症候群」である 原因 特発性(狭義の気管支拡張症) ・原因不明 先天性 ・びまん性汎細気管支炎(両側びまん性に気管支拡張や粒状影を認める) 免疫不全 感染後...
産業医・労働衛生コンサルタント

立ち入り禁止措置

安衛則第585条第1項(第四号) 【労働安全衛生規則】 (立入禁止等) 第585条 事業者は、次の場所には、関係者以外の者が立ち入ることを禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示しなければならない。 一 多量の高熱物体を取り扱う場所又は著し...
産業医・労働衛生コンサルタント

情報通信機器を用いた産業医の職務の一部実施に関する留意事項等について

情報通信機器を用いた産業医の職務の一部実施に関する留意事項等について 1 基本的な考え方 近年の急速なデジタル技術の進展に伴い、情報通信機器を用いて遠隔で産業医の職務の一部を実施することへのニーズが高まっている。 産業医は、健康診断の実施、...
心電図

PSVT (paroxysmal supraventricular tachycardia:発作性上室性頻拍)

概念 ・突然始まり、突然停止する心房をその回路に含む頻拍症の総称(止まった瞬間が自覚できる)。 (↔心房細動も突然始まるが、停止したタイミングは不明瞭) ・narrow QRS tachycardia(洞調律時と頻拍時でQRS波形は変わらな...
心電図

早期再分極症候群(early repolarization syndrome)/ J波症候群 (J wave syndrome)

「早期再分極」の定義 ・12誘導心電図で、 「Ⅱ,Ⅲ,aVF誘導(下壁誘導)のうち2誘導以上」 または 「Ⅰ,aVL,V4-V6誘導(側壁誘導)のうち2誘導以上」 ないしはその両者に 「0.1mV=1mm以上のJ点増高」(notchまたはs...
循環器

急性心膜炎、心膜心筋炎

急性心膜炎の症状、所見 ・胸痛(吸気時、仰臥位で悪化し、前傾姿勢の座位では改善する) ・心膜摩擦音(pericardial friction rub) 心膜炎のため粗となった心膜が、心拍動に伴い互いに摩擦しあって生じる心外性雑音。 前収縮期...
産業医・労働衛生コンサルタント

産業保健による疫学、疫学調査

記述疫学とは ・記述疫学とは、調査対象群に対して介入することなく調査を行い、その結果を分析してそのままの形で記述する疫学調査である。 ・「分析疫学」や「実験疫学」が仮説の検証を行うために行われるのに対し、「記述疫学」は仮説を設定するために行...
産業医・労働衛生コンサルタント

職業性疾病

職業性疾病 ・職業性疾病とは、労働者が業務に起因して罹患した疾病のことである。 ・業務とその他の要因が複合して発症した場合には、業務上の要因の方がその他の要因よりも相対的に有力でなければ、業務上の疾病とはならないというのが行政の考え方である...
労働衛生一般

業務上疾病

「業務上疾病調」における疾病分類 物理的因子による疾病 ・暑熱な場所における業務による熱中症 ・著しい騒音を発する場所における業務による難聴等の耳の疾患 身体に過度の負担のかかる作業態様に起因する疾病 ・電子計算機への入力を反復して行う業務...
緩和治療

体表に露出した皮膚腫瘍(皮膚がん、乳癌など)への対応

腫瘍による皮膚の潰瘍性病変 ・進行した皮膚がん、または体表に露出した皮膚がん以外のがん(乳がん、頭頸部がんなど)は、広範囲の潰瘍性病変を生じ、増大した腫瘍や皮膚潰瘍からの出血・浸出液や悪臭などを生じ、患者さんやご家族のQOL(生活の質)を著...
産業医・労働衛生コンサルタント

産業疲労

作業による疲労の種類 ①急性疲労 ・数分~数十分間の一連続作業による過大負荷により発生する。 ②亜急性疲労 ・作業反復による新進性の不適応 ③日周性疲労 ・労働日から翌日にわたる生活サイクルの不調 ④慢性疲労 ・連日にわたって蓄積して作用す...
心電図

Brugada症候群(ブルガダ症候群)

疾患 ・器質的心疾患を認めないにも関わらず、主として若年~中年男性が心室細動を引き起こして突然死する疾患 ・40歳前後(典型例は22~64歳)を中心とした男性に多い(男性は女性の9倍) ・詳しい機序は不明だが、右室流出路( right ve...
心電図

脚ブロック

脚ブロックとは ・脚ブロック(bundle branch block)は、心臓の刺激伝導系においてヒス束よりも遠位で伝導障害が生じた状態である。 ・なお、心房性期外収縮に伴って脚ブロックが生じることがあり「変行伝導」と称されるが、病的意義は...
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