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内分泌・代謝

甲状腺機能亢進症、甲状腺中毒症、甲状腺クリーゼ

「甲状腺中毒症」とは? ・「甲状腺中毒症」とは、血中の甲状腺ホルモンの働きが過剰になる状態を言う。 ・「甲状腺中毒症」の原因は、『甲状腺機能亢進症』(バセドウ病、機能性甲状腺結節、TSH産生(下垂体)腫瘍、妊娠性一過性甲状腺機能亢進症)など...
労働衛生一般

体力・運動能力調査

体力・運動能力、運動習慣等調査 令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(スポーツ庁) 概要 ・筋持久力の指標である上体起こしは、男性で 60 ~ 64 歳にはピーク時の約6割まで低下する。 ・全身持久力の指標である20mシャトルラ...
産業医・労働衛生コンサルタント

テレワーク(テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン)

参考 「タブレット・スマートフォンなどを用いて在宅ワーク/在宅学習を行う際に実践したい7つの人間工学ヒント」 日本人間工学会 「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」 厚生労働省 「テレワークの適切な導入及び実施の推進のため...
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耳鼻科

鼻出血

手技 1)診察 ・バイタルサインの確認 ・基本的に座位で診察(難しい場合は側臥位) ・前かがみで鼻翼部を用手圧迫してもらう 2)まずは用手圧迫(鼻翼圧迫法) ・90%はこれで止まる ・気道に流れないように「下を向いて」、「鼻翼部(鼻根部では...
眼科

眼表面異物、角膜化学熱傷

1.病歴の確認 ・何をしている時か ・何が入ったのか 2.視力の確認→低下があれば眼科コンサルト ・「普段と比べて低下していないか?」を確認する →低下しているなら、すぐに眼科医コンサルトが必要 ・簡単な視力確認 指数弁 手動弁 光覚弁 3...
救急

敗血症の定義(2016年改訂)、初期対応

敗血症の定義の改訂(2016年) ・敗血症の定義は2016年2月、ヨーロッパと米国の集中治療学会の合同委員会により改訂変更され、診断基準も新しいものになった。 ・従来まで「感染による全身性炎症反応症候群(Systemic Inflammat...
救急

頻拍、頻脈

頻拍の定義 通常≧100/分 Step 1:まずは洞性頻脈の除外を! ・12誘導心電図を確認 ・正常なP波(Ⅱ、Ⅲ、aVFで陽性)が確認でき、かつQRS波の幅が狭く(narrow QRS)、リズムが一定 ・通常洞性頻脈の脈拍数は「(220ー...
救急

消化管出血

全身状態の確認 ショックの診断基準(下記症状から総合的に判断) ・SBP<90mmHg ・HR>120 ・顔面蒼白、発汗、四肢冷感 ショックと判断した場合の初期対応 細胞外液急速輸液 ・アシドーシスを起こしにくい酢酸リンゲル(ヴィーンF®)...
総合診療・家庭医療

HPVワクチン

HPV(human papillomavurus) ・ヒトにのみ感染する2本鎖DNAウイルス ・性交渉によって感染 ・多くは12か月以内にウイルスは消失する。 ・しかしそれ以上に感染が持続した場合に、数年の経過でがんを発症することがある ・...
脳神経系

前庭神経炎

疾患 ・原因は不明だが、主にウイルス感染(単純ヘルペス(HSV-1)が多い)や虚血によって前庭神経が障害されることによって起こるとされる説が有力 ・めまいの発現の数日前に上気道感染症、あるいは感冒に罹患していることがある。前駆症状として上気...
総合診療・家庭医療

消化性潰瘍予防(NSAIDs、抗血栓薬使用者の予防)

NSAIDs ・潰瘍の既往があれば、PPI併用が「必要」 ・潰瘍の既往がない場合はPPI併用を「推奨」 (潰瘍既往がない場合のPPIの予防投与は保険適応外となっており、個々の症例に応じて検討が必要) ・NSAIDはセレコキシブが推奨 セレコ...
救急

吐血(緊急上部消化管内視鏡の適応)

1.ABCとバイタルサイン確認 ・気管内挿管、外科的気道確保の準備 ・酸素投与の準備 ・ショックの有無の判断 ・ショックの場合は18G以上で2ルート末梢静脈路確保 2.緊急内視鏡の適応を考える 1)吐血が続いている場合 2)胃洗浄でいつまで...
産業医・労働衛生コンサルタント

労働安全衛生規則および有機溶剤中毒予防規則等の特別則改正

作業環境測定 ・特定化学物質の第一類物質または第二類物質を取り扱う作業場については、6か月以内ごとに1回、定期的に作業環境測定を実施しなければならない (特有うるさい石渡じん:6か月以内ごとに1回) ・記録の保存は3年間(ただし特別管理物質...
総合診療・家庭医療

ADL、IADL

ADL(BADL) DEATH:できないと命に係わる(death)、と覚える D:dressing(着替え) E:eating(食事) A:ambulation(歩行、移動) T:toiletting(排泄) H:hygiene(入浴、整容...
緩和治療

経口、注射が不能な場合の緩和治療(アンペック座薬、フェントステープ)

アンペック座薬による治療 アンペック坐薬(10㎎)定時+アンペック坐薬(10㎎)レスキュ― (坐薬屯用は2時間あけて、1日4~6回)で開始 ↓ その後フェントステープ定時+アンペック坐薬レスキュ―に変更可能 ※貼付剤が有効血中濃度に入るまで...
心電図

低電位

原因 ① 心臓自体が弱っている ・心筋炎 ・心筋梗塞 ・サルコイドーシス など ② 心臓と電極の間に電流を遮るものがある ・心嚢水貯留 ・気胸 ・四肢浮腫 など 定義 ・肢誘導で0.5mV(5mm)以下 ・胸部誘導で10mV(10mm)以下...
診察・検査

くも膜下出血(警告出血、オタワSAHルール、MRI所見、初期対応など)

2次性頭痛のred flag sign ・頭痛の1~5%は2次性頭痛 『Dr.林のSNOOPY』 S: ・systemic symptoms/signs:全身症状(発熱、倦怠感、筋痛、体重減少) ・systemic disease:全身性疾...
整形外科・外傷

肩関節脱臼:診断と治療

診察 ・受傷機転は?(典型的には外転・外旋強制) ・初回か再発か?(初回では骨折の合併を想定) ・PMS(pulse,motor,sensory)に問題がないか確認 ・腋窩神経損傷(前方脱臼の10%に合併) →肩外側の感覚鈍麻、三角筋麻痺→...
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