スポンサーリンク
診察・検査

偽性血小板減少症

概念・末梢血血算の容器に入っている抗凝固薬のEDTA(ethylenediaminetetraacetic acid:エチレンジアミン四酢酸)存在下で血小板凝集が起こり、自動計数による血小板数測定が低値になるエラーのこと対策・新鮮血塗抹標本...
人間ドック・健診

好中球減少症

参照:発熱性好中球減少症(febrile neutropenia: FN)白血球減少症、好中球減少症の定義白血球減少症4000/μL以下好中球減少症1500/μL以下※好中球数=WBCカウント×(stab+seg)※1000以下で感染の危険...
精神科

抗不安薬(非専門医が使用可能な薬)

抗不安薬の原則・「効果の強いもの」「半減期が短いもの」ほど依存を形成しやすい(特にデパス®)・非専門医は原則として頓用処方とする・非専門医が使用可能な抗不安薬:アルプラゾラム(ソラナックス、コンスタン):中間型ロラゼパム(ワイパックス):中...
スポンサーリンク
スポーツドクター

日本スポーツ協会公認スポーツドクター

養成講習会:スポーツドクター参照サイト:公認スポーツ指導者Q&A公認スポーツ指導者Q&A日本スポーツ協会公認スポーツドクタースポーツドクター資格を取得するにはどのようにしたら良いですか?日本スポーツ協会で開催する養成講習会(基礎科目、応用科...
総合診療・家庭医療

新型コロナウイルス予防接種(予診時の注意点、副反応への対応)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 9.0 版5類移行以降のワクチン接種・高齢者、基礎疾患を有する方(小児も含む)、医療従事者等に令和5年5月8日から8月...
DM

低血糖

低血糖時:70㎎/dL以下・低血糖患者の約3%で片麻痺が出ることがあり、脳卒中と誤診しないこと!(麻痺がある場合もまずは血糖測定!)・低血糖は脳卒中と区別のできない神経学的巣症状を引き起こすことがあり、高濃度ブドウ糖液の投与により劇的に症状...
診察・検査

「手足の発疹」の鑑別疾患

※「手足の発疹」を来す疾患は限られている鑑別疾患・梅毒・感染心内膜炎・手足口病・リケッチア感染症・毒素性ショック症候群・掌蹠膿疱症・川崎病・薬疹
人間ドック・健診

「やせ型」体型の脂質異常症

脂質異常症は太っている人ばかりに多いとは限らない・日本では、高コレステロールの人の割合が、やせ・標準・肥満の人の間で差がなくなってきているという報告がある・特に50歳以上の女性では、やせていながら高コレステロールである人の割合が、昭和55年...
救急

切らない指輪の外し方

① 指輪の「ナンバ歩き法」指は指背側(伸側)に骨があり、指腹側(屈側)に軟部組織が多い↓指輪を指腹側から持ち上げ、その状態で指輪を「ナンバ歩き」の様に左右にずらしながらはずす↓指背の皮膚がたるんでつかえた場合は、たるみを指輪の近位方向に引っ...
内分泌・代謝

脂質の種類(飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、オメガ脂肪酸、EPA、DHA)とその違い

脂肪(脂質)とは?・生体成分のうち、水に溶けない物質を「脂肪」という。体内では水分の次に多く含まれている。・脂肪は「科学的には脂質と呼ばれる」が、意味合いは同じである。・脂肪(脂質)は「油脂」「脂肪酸」「グリセリン」「コレステロール」などを...
血液

プロテインC、プロテインS欠乏症

プロテインCとプロテインSプロテインC・プロテインCは、生理的に不可欠な血液凝固制御物質である(“C”の名称は、精製過程のイオン交換クロマトグラフィーにおける“分画C”に由来する)。・プロテインCは活性化し、活性化プロテインCとして作用する...
内分泌・代謝

副甲状腺機能亢進症

高カルシウム血症の鑑別診断・原発性副甲状腺機能亢進症・悪性腫瘍(肺癌、頭頸部癌、腎細胞癌、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、成人T細胞白血病(南西地方))・サルコイドーシス、結核(肉芽腫のマクロファージ系細胞からのビタミンD過剰産生による)・薬剤...
脳神経系

前頭側頭葉変性症

前頭側頭型変性症の3つの病型① 前頭側頭型認知症特徴・比較的若年(50~60歳代)・比較的早い認知症悪化経過・異常行動が目立つ症状・感情の麻痺(人に共感できない)・脱抑制(犯罪行為を簡単に繰り返す、易怒性)・常同行動(同じものを何度も食べる...
脳神経系

Lewy小体型認知症(レビー小体型認知症)(dementia with Lewy bodies; DLB)

疾患・αシヌクレインの神経細胞内への異常蓄積を主病変とし、レビー小体と呼ばれる封入体を形成、疾患の進行とともにレビー小体の分布も広がる・中枢神経系以外に心臓や末梢交感神経節、消化管などの内臓自律神経系にも広がる・Lewy小体型認知症は、初期...
DM

糖尿病の診断基準

血糖値の診断基準1)正常型・早朝空腹時血糖値が110㎎/dL未満を「正常型」という・100~109㎎/dLも正常域ではあるが、糖尿病への移行の可能性もあり、「正常高値」とする(→B判定)・99㎎/dL未満は「基準値内」(→A判定)2)糖尿病...
腎臓

低Na血症(低ナトリウム血症)の鑑別、治療

低ナトリウム血症をみたら、まずは血漿浸透圧を測定すること!・低ナトリウム血症は血漿浸透圧から、「高張性(>295mOsm/L)」「等張性(280~295mOsm/L)」「低張性(<280mOsm/L)」の3つに分類される・低ナトリウム血症で...
皮膚科

多形紅斑(erythema multiforme:EM)、多形滲出性紅斑(erythema exsudative multiforme:EEM)

疾患・感染症(単純ヘルペス(最多)、マイコプラズマ、アデノウイルス、HIV、結核、真菌など)、薬剤(バルビツレート、NSAIDs、ペニシリン、フェノチアジン、スルフォナミドなど)、自己免疫性疾患、悪性腫瘍などの種々の抗原に対するアレルギー反...
人間ドック・健診

メタボリックシンドローム(診断基準)

診断基準(日本肥満学会:肥満症診療ガイドライン2016)『必須項目に加え、選択項目の3項目のうち2項目以上を満たすもの』をメタボリックシンドロームと診断する必須項目:内臓脂肪(腹腔内脂肪)蓄積・ウエスト周囲長(臍部の高さの腹囲)男性≧85c...
スポンサーリンク