総合診療・家庭医療 小児科薬籠 呼吸器 アスベリン散10% 1日量 ・1歳未満0.05〜0.2g(主成分5.54〜22.1mg) ・1歳以上3歳未満0.1〜0.25g(同11.1〜27.7mg) ・3歳以上6歳未満0.15〜0.4g(16.6〜44.3mg) ・成人0.6... 2022.02.02 総合診療・家庭医療小児科
手技 関節穿刺(参考:Dr.仲田のダイナミック整形外科) 総合診療医必見! 膝関節 筋緊張がなく、膝蓋骨の可動性があれば膝関節伸展位でも可。 筋緊張が強い場合は、膝下に小枕を置いて軽度屈曲位にする。 ↓ 膝蓋骨を外側にずらして下に隙間を作る ↓ 穿刺部位に圧痕でマーク ↓ アルコール綿でゴシゴシこ... 2019.04.04 2022.01.29 手技
脳神経系 低髄液圧症候群 原因 ・外傷、スポーツ ・出産 症状 ・平均年齢38歳、女性に多い ・起立時に増悪し、臥位で改善する頭痛 ・悪心、嘔吐 ・疲労感 ・髄膜刺激症状(後頭部通痛、項部硬直) ・視覚障害、羞明 検査 1)頭部MRI(矢状断) ・硬膜肥厚 頭蓋内が... 2022.01.26 脳神経系
救急 リチウム中毒 薬物動態 ・「双極性障害」の治療薬(リーマス®)として使用される ・リチウムは神経細胞の興奮やシナプス伝導を抑制する ・心筋細胞では細胞内K+を減少させ再分極が延長する ・リチウムは中枢神経などの組織へ移行しにくいが、移行、蓄積後は排泄され... 2022.01.26 救急内分泌・代謝
救急 虫咬傷 まずアナフィラキシーの有無を確認 全身の皮疹に加え、下記のABCDのいずれかがあればアナフィラキシーと診断 A(air way):喉頭浮腫 B(breathing):喘息 C(circulation):ショック D(diarrhea):下痢... 2020.05.08 2022.01.19 救急皮膚科
総合診療・家庭医療 行動変容 行動変容のステージモデル J O Prochaska, C C DiClemente:Stages and processes of self-change of smoking: toward an integrative model o... 2022.01.18 総合診療・家庭医療
循環器 動悸の鑑別 原因:大きく3つに分類 ・不整脈 ・洞性頻脈 ・心因性 ※ 診断には病歴が大事!(ホルターでは診断できないことが多い) 診察時の要点 ① 病歴がホルター心電図より重要 ・48時間ホルターの不整脈捕捉率は35% ・ホルター心電図で異常があるの... 2020.02.15 2022.01.15 循環器
リハビリテーション 体性感覚誘発電位 ・上肢あるいは下肢の感覚神経を多数回電気刺激し加算することで、脊髄・大脳皮質に至るまでの感覚神経の伝導路の働きを調べる検査。 ・とても微弱な反応ですが、頭皮上などから記録 ・上肢では正中神経、下肢では脛骨神経を刺激する N20: ・正中神経... 2022.01.12 リハビリテーション
総合診療・家庭医療 Castleman病 概要 ・1956年にBenjamin Castlemanにより報告された疾患 ・限局性あるいは多発性にリンパ節腫脹を来す良性のリンパ増殖性疾患 ・明らかな原因は不明。多中心性キャッスルマン病では特発性以外に、HHV-8感染との関連が示唆され... 2022.01.12 総合診療・家庭医療血液
血液 慢性骨髄性白血病 疾患 ・慢性骨髄性白血病(CML)は,多能性造血幹細胞が悪性化してクローン性の骨髄増殖を起こすことで発生し,未熟な顆粒球の著しい過剰産生をもたらす。 初期段階では無症状であるが,潜行性に進行し,非特異的な「慢性期」(倦怠感,食欲不振,体重減... 2022.01.11 血液
脳神経系 非痙攣性てんかん重積状態(non-convulsive status epileptics:NCSE) 概念 ・痙攣は目に見えないが、実際にはてんかん発作が起きている状態 ・持続脳波検査が診断に有用だが、実施できる施設は限られる →臨床所見から疑われれば、診断的治療を行う。 臨床所見 ・てんかんの既往がある、または高齢者 ・てんかん後や脳血管... 2022.01.01 脳神経系
リハビリテーション 経頭蓋磁気刺激(transcranial magnetic stimulation:TMS) , 反復経頭蓋磁気刺激法 (Repetitive transcranial magnetic stimulation:rTMS) 概念 ・おもに8の字型の電磁石によって生み出される、急激な磁場の変化によって(ファラデーの電磁誘導の法則により)弱い電流を組織内に誘起させることで、脳内のニューロンを興奮させる非侵襲的な方法である。 ・磁気刺激を反復することから、repet... 2021.12.28 リハビリテーション
消化器 萎縮性胃炎 疾患 萎縮性胃炎は、長年にわたって胃の粘膜に炎症が起こること(慢性胃炎)で、胃液や胃 酸などを分泌する組織が縮小し、胃の粘膜が萎縮した状態をいう。 萎縮性胃炎が進むと、胃の粘膜は腸の粘膜のようになり(腸上皮化生)、さらに胃がんに まで発展し... 2021.12.25 消化器
リハビリテーション 電気生理学検査 筋電図検査 検査に影響する要因 ・皮膚温低下にて伝導速度は低下する 病変分類 脱髄病変 ・伝導速度低下 軸索変性 ・軸索の数が減少すると発火する筋線維の数が減少するため、複合筋活動電位振幅が減少する 安静時活動電位 ・fibrillatio... 2021.04.12 2021.12.22 リハビリテーション
総合診療・家庭医療 メタボリック症候群への生活指導 生活指導 禁煙 5Aアプローチ Ask:喫煙習慣について尋ねる Advice:喫煙のリスクを伝え、禁煙を勧める Assess:禁煙の意思を尋ねる Assist:禁煙の行動を支持する。禁煙外来を紹介する arrange:フォローアップを行う ... 2021.12.22 総合診療・家庭医療内分泌・代謝DM
血液 好酸球増加 定義 末梢血好酸球が500/μL以上の場合を好酸球増加症と診断する 重症度 軽症:500~1500/μL未満 中等症:1500~5000/μL未満 重症:5000/μL以上 原因 1)アレルギー アレルギー性鼻炎 気管支喘息 アトピー性皮膚... 2021.12.22 血液
消化器 出血性潰瘍 薬剤選択、使用法 ・PPIの一択。 ・H2blockerは何らかの事情でPPIが使用できない場合の次善策 処方例) ・オメプラゾール(オメプラール®)20㎎+生食50~100mL 1日2回点滴静注 ・ランゾプラゾール(タケプロン®)30㎎+... 2021.12.21 消化器
内分泌・代謝 ビタミンB12欠乏症 危険因子 ・萎縮性胃炎(最多) ・PPI長期内服 ・ビグアナイド長期内服 ・肉、魚摂取不足 ・胃切除後 疾患 連合性脊髄変性症 ・側索、後索障害 ・遠位末梢神経障害 ビタミンB12欠乏性貧血 ・「自己免疫性萎縮性胃炎(悪性貧血)」と「胃切除... 2021.12.14 内分泌・代謝