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腹痛(怖い腹痛、外科医コール適応基準、造影CT撮影基準、)

激痛を来すこわい腹痛

1.血管が詰まる、破れる

(これらは激痛を来すのに腹膜刺激症状が出ないことがある)

・心筋梗塞

・腹部大動脈解離、瘤、切迫破裂

・肝癌破裂

・腸間膜動脈閉塞症(塞栓、血栓、解離、NOMI)

・異所性妊娠破裂(出ないことがある)

 

2.炎症、閉塞、捻転

・消化管穿孔

・腸閉塞(特に絞扼性)

・重症膵炎

・重症胆管炎

・卵巣腫瘍捻転

・精巣捻転

 

激しい腹痛なのに腹膜刺激症状がない場合

・心筋梗塞

・腹部大動脈瘤(切迫)破裂、解離

・腸間膜動脈閉塞症(塞栓、血栓、解離、NOMI)

・絞扼性腸閉塞

・異所性妊娠(刺激症状出ることが多いが、出ないことがある)

・卵巣捻転、精巣捻転

・肝癌破裂

 

 

 

外科医コール適応基準

1.病歴で間欠的疝痛が、持続痛に変わった場合

2.ブスコパンで腹痛が軽減しない場合(ソセゴンまで必要な場合)

3.体温、白血球数、CRP、LDH、CKが高値、または経過を追って上昇傾向の場合

4.触診で1か所だけに顕著な圧痛や腹膜刺激症状がある場合

5.開腹手術歴のない腸閉塞

6.大腸腸閉塞

7.身体所見は異常がないのに、患者がひどい痛みを訴える時(血管炎や上腸間膜動脈塞栓症の可能性あり)

 

急性腹症に対する緊急造影CT検査の原則

適応

6時間以上続く強い腹痛に考慮

・非特異的腹痛+発熱or 白血球減少

 

原則は造影!

腹痛の評価でCTを撮影するときは基本的に造影する

(単純CTで感度が高いのは尿管結石くらい)

 

 

造影CT撮影の手順(造影剤腎症への対処)

まずはeGFRによるリスク判断

 

eGFR・CCrの計算 | 日本腎臓病薬物療法学会

 

eGFR≧60でかつ進行する腎障害なし:予防処置なしに撮影可能

30≦eGFR<60でかつ進行する腎障害なし:造影剤腎症予防を実施したうえで撮影

 

ERでの造影剤腎症予防

造影CT撮影前:

・生食 3mL/kgを1時間ペースで点滴

造影CT撮影後:

・生食 1.5mL/㎏を4~6時間ペースで点滴

 

 

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救急消化器
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