Dr.Gawaso,M.D.,Ph.D.

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内分泌・代謝

脂質異常症:診断基準、リスク管理チャート、治療、生活指導

脂質異常症の食事療法(ドック専門医試験)脂質異常症の食事療法について:・高LDL-C血症患者ではコレステロール摂取を200mg/日未満に減らすことが推奨(ちなみに卵1個のコレステロール量は約250mgで、卵1個は多すぎ)・高TG血症では、ト...
内分泌・代謝

副甲状腺機能亢進症

副甲状腺機能亢進症(ドック学会専門医試験)副甲状腺機能亢進症について:・血清カルシウム高値から診断に至ることが多い。・男女比は1:3と女性に多く、特に中高年女性に好発する。・病理学的には腺腫が80~85%と最も多い。・血中intact PT...
人間ドック・健診

副腎偶発腫

副腎偶発腫:・性差はない・ホルモン非産生腫瘍が50.8%と約半数・ホルモン産生腫瘍としては、サブクリニカルクッシング症候群を含むコルチゾール産生腫瘍、褐色細胞腫(カテコラミン)、アルドステロン産生腺腫がある。・サブクリニカルクッシング症候群...
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内分泌・代謝

家族性高コレステロール血症(Familial Hypercholesterolemia:FH)

家族性コレステロール血症(ドック専門医試験)家族性コレステロール血症:診断基準のうち2項目以上が当てはまる場合、「FHヘテロ接合体」と診断する。1.高LDL-C血症(未治療時のLDL-C180mg/dL以上)2.腱黄色腫(手背、肘、膝などの...
内分泌・代謝

1型糖尿病(成因、亜分類、治療)

1型糖尿病について(ドック学会専門医試験)1型糖尿病について:・1型糖尿病はその進行のスピードによって「劇症1型糖尿病」「急性発症1型糖尿病」「緩徐進行1型糖尿病」 の3つの亜型に分類されている。・緩徐進行1型糖尿病は半年~数年かけてゆっく...
内分泌・代謝

老年症候群、認知機能障害を伴った糖尿病患者に対する治療(内服薬選択、インスリンのステップダウン)

高齢者の糖尿病について(ドック学会専門医試験)高齢者の糖尿病について:・高齢者糖尿病における血糖コントロール目標では、患者の認知機能、ADL、併存疾患・機能障害に基づき、健康状態・特徴を カテゴリーⅠからカテゴリーⅢの、3つのカテゴリーに分...
総合診療・家庭医療

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症について糖尿病性腎症について:・血液透析導入患者の原疾患で第1位・糖尿病性腎症の病期分類には、尿中アルブミン値(mg/gCr)や尿蛋白値(g/gCr)とeGFRが使われる。・早期診断のためには「微量アルブミン尿」の検出が有用。そ...
診察・検査

女性化乳房

定義・産生の乳頭乳輪直下に、片側または両側に腫瘤を触れる状態・相対的にテストステロンに対しエストロゲンが多いため生じる・疼痛や圧痛を伴うことが多い原因女性化乳房の原因:・特発性(生理的乳腺の肥大)・肝硬変(肝機能障害によりエストロゲン代謝が...
内分泌・代謝

DM生活指導(食事、飲酒、運動療法)

食事指導1.減量への動機づけ・20歳時の体重からの体重増加を確認。・体脂肪モデル(3㎏)を用いて減量への動機づけ参照(このサイトより引用):重量、色、触感など人間の体脂肪に準じたモデルを目の当たりにすることによって、過度の体脂肪蓄積の危険性...
人間ドック・健診

メタボリックシンドローム(診断基準)

肥満について(ドック学会専門医試験)肥満について:・体重を指標とした BMI は、体脂肪のみならず水分や骨、筋肉量の影響も受けること、また、体脂肪でも皮下脂肪よりも内臓脂肪の蓄積が代謝異常と深く関連することが明らかとなり、肥満症の評価には、...
整形外科・外傷

骨粗鬆症

参照「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」「骨粗鬆症治療薬一覧」骨粗鬆症治療薬一覧疾患骨粗鬆症について(人間ドック専門医試験):・骨粗鬆症は骨密度の低下を特徴とし、骨折リスクが増大し...
診察・検査

PAD (Peripheral Artery Disease:末梢動脈疾患)、閉塞性動脈硬化症

末梢動脈疾患ガイドライン2022年改訂版 末梢動脈疾患ガイドライン疾患概念・末梢動脈疾患(peripheral arterial disease、PAD)とは厳密には冠動脈以外の血管の閉塞性疾患のことであり、下肢の閉塞性動脈硬化症は下肢閉塞...
人間ドック・健診

食道がん

食道がん(ドック学会専門医試験):・扁平上皮癌が90%を占め、その他としては腺癌が多い。・扁平上皮癌のリスクファクターとして、飲酒、喫煙、男性、頭頚部がん、食道アカラシアなどがある。・食道腺癌は肥満、胃食道逆流症とそれに伴うバレット食道から...
DM

糖尿病に合併する眼科的病変

糖尿病の眼病変(ドック学会専門医試験)糖尿病の眼病変:・糖尿病網膜症は糖尿病発症後、血糖コントロール不良例で5年から10年でみられることが多い。・白内障存在下では、直視での眼底評価が困難なため、糖尿病網膜症の評価には蛍光眼底造影が有効である...
人間ドック・健診

低血糖をきたす疾患(ドック学会専門医試験用)

低血糖をきたす疾患:・インスリン自己免疫症候群・インスリン自己免疫症候群は、インスリン注射歴がないにもかかわらず血中にインスリン自己抗体(主にIgG型)が大量に存在する疾患である。・自発性低血糖症のひとつです。・メルカゾールやペニシラミンな...
人間ドック・健診

新型コロナウイルス感染症(ドック学会専門医試験用)

新型コロナウイルス感染症による肺炎:・CT画像の特徴は、両側下葉背側を中心とした胸膜下末梢側に存在するスリガラス陰影である。・結核のように好発する肺葉や空洞形成はなく、上葉から下葉までどこにでも発症する。・浸潤影の中に気管支透亮像や牽引性気...
人間ドック・健診

肺がん検診

肺がん検診について:・肺がん検診が推奨されるのは「40歳以上の健常者」で、「毎年定期的に」検診を受診することが推奨される・肺がん検診として推奨できる検査方法は「胸部X線」と「喀痰細胞診(喫煙者のみ)」を組み合わせた方法のみである・喀痰細胞診...
総合診療・家庭医療

喫煙、禁煙指導

タバコについて(ドック学会専門医試験)タバコについて:・喫煙率(2019年):16.7%(男性27.1%、女性7.6%)・比較的若い女性層では、喫煙率が上昇している・「タバコの三悪」とは:ニコチン、タール、一酸化炭素・タバコに含まれる発癌物...
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