Dr.Gawaso,M.D.,Ph.D.

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産業医・労働衛生コンサルタント

化学防護手袋、皮膚等障害化学物質

化学防護手袋の定義化学防護手袋は、日本産業規格(JIS) T 8116 において、以下のように定義されている。「酸、アルカリ、有機薬品、その他気体及び液体又は粒子状の有害化学物質を取り扱う作業に従事するときに着用し、化学物質の透過及び/又は...
産業医・労働衛生コンサルタント

高年齢労働者の労働災害の特徴とその予防(エイジフレンドリー補助金、など)

高年齢労働者に発生する労働災害の特徴・災害の 発生率(千人率)では、若年層と高年齢労働者で高くなる傾向がみられる。・60 歳以上の男女別の労働災害発生率(死傷年千人率)を 30 代と比較すると、男性は約2倍、女性は約4倍となっている。なお、...
産業医・労働衛生コンサルタント

じん肺健康診断、じん肺管理区分、

じん肺・「じん肺」とは、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病のことである(じん肺法第2条)けい肺とは:・「けい肺」とは、じん肺のうち遊離けい酸(粉遊離結晶性シリカ:二酸化ケイ素(SiO2)の結晶構造を持つ物質...
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産業医・労働衛生コンサルタント

石綿作業(石綿含有建材のレベル、石綿取り扱い作業における設備、計画届)

石綿含有建材の3段階レベル石綿含有建材の3段階レベル:・石綿含有建材は石綿の発じん性(アスベストの粉じんが発生する度合い)に応じて、危険性が高い順に「レベル1」(吹付け材:発じん性が著しく高い)、「レベル2」(保温材、耐火被覆材、断熱材:発...
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事務室の環境管理(事務所衛生基準基則)

二酸化炭素について二酸化炭素(CO2)について:外気の二酸化炭素濃度・0.04%(=400ppm=0.0004)人の呼気成分・酸素:16%・二酸化炭素:4%事務所則における二酸化炭素濃度基準:・事務所衛生基準規則(事務所則)では、事務所内の...
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高気圧作業(高気圧作業安全衛生規則)

高気圧作業とは高気圧作業とは:・高気圧作業とは、大気圧を超える気圧下や水中で行われる作業をいいます。・高気圧作業は大きく、潜函工法等の圧気工法により、大気圧下を超える気圧下の作業室又はシャフトの内部で行う「高圧室内業務」と、潜水器具を装着し...
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石綿(アスベスト)による健康障害

石綿(asbestos)とは石綿(アスベスト)とは:・石綿(せきめん、いしわた)は天然に産出する鉱物繊維である。・石綿は極めて細い繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから、建材(吹き付け材、保...
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特定化学物質障害予防規則(特定化学物質、特別管理物質)

特定化学物質特定化学物質とは:・「特定化学物質」とは、労働者に健康障害を発生させる(可能性が高い)物質として、労働安全衛生法の「特定化学物質等障害予防規則」で定められた化学物質をいう。・特定化学物質は有害性のレベルに応じて「第1類物質」「第...
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特殊健康診断

法定健診とは・「法定健診」とは、「労働安全衛生法」により定められた健康診断を指します。・事業者には、すべての労働者に対し「雇い入れ時」および「年に1回の定期健康診断」を実施することが義務づけられています。・法定健診は病気の発見を目的としたも...
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有機溶剤(定義、有機溶剤中毒予防規則(有機則)、物質管理)

有機溶剤有機溶剤とは有機溶剤とは:・有機溶剤とは、他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物の総称であり、様々な職場で、溶剤として塗装、洗浄、印刷等の作業に幅広く使用されている。※有機化合物:炭素原子を含んだ化合物の総称である。炭素原子を基本とし...
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安衛法令上の衛生基準(休養室、仮眠室、便所)

休養室・事業者は、常時 50 人以上又は常時女性 30 人以上の労働者を使用するときは、労働者がが床することのできる休養室又は休養所を、男性用と女性用に区別して設けなければならない(労働安全衛生規則第618条)。※ 「休養室」「休養所」とは...
労働衛生関連法令

計画の届出等

特定化学設備及びその付属設備特定化学設備及びその付属設備の計画の届け出:・特定化学設備及びその付属設備を設置し、若しくは移転し、又はこれらの主要構造部分を変更しようとするときは、その計画について届書に、当該機械等の種類に応じて次に掲げる事項...
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就業制限に関する危険業務(就業制限業務)

就業制限業務(免許が必要な業務:施行令第20条)都道府県労働局長の当該業務に係る免許が必要な就業制限業務(施行令第20条:就業制限業務):1.潜水業務(潜水士)潜水器を用い、かつ、空気圧縮機若しくは手押しポンプによる送気又はボンベからの給気...
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作業主任者

作業主任者とは・作業主任者は、「労働安全衛生法第14条」により、労働災害を防止するための管理を必要とする一定の作業について、その作業の区分に応じて選任が義務付けられているものです。・作業主任者は、①作業の直接指揮、②使用する機械等の点検、③...
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ストレスチェック後の措置(医師による面接指導、集団分析)

医師による面接指導法令【労働安全衛生法】(心理的な負担の程度を把握するための検査等)第66条の10事業者は、ストレスチェックの結果の通知を受けた労働者のうち、心理的な負担の程度が高くストレスチェックを実施した医師等が必要と認めた者であって、...
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ストレスチェック

厚生労働省「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」下記サイト参照:厚生労働省「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」こころの耳 ストレスチェック制度について:ストレスチェックの導入や実施に役立つポイン...
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第3管理区分の事業場に対する措置の強化

作業環境測定結果が第三管理区分の事業場に対する措置の強化(令和6年4月以降)作業環境測定結果が第三管理区分の事業場に対する措置の強化(省令の内容)作業環境測定の結果、第三管理区分にあたる作業場がある事業場の皆さまへ(厚労省)法令で作業環境測...
産業医・労働衛生コンサルタント

長時間労働(過重労働)者に対する医師による面接指導、事後措置

過重労働により引き起こされる健康障害の発症に関連する職場における業務上の負荷要因脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準について過重労働により引き起こされる健康障害の発症に関連する職場における業務上の負荷要因:・...
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