救急 肺炎の重症度分類(A-DROPとCURB-65) 市中肺炎の重症度分類・A-DROP、CURB-65はいずれも『市中肺炎』(CAP:community-aquired pneumonia)の重症度分類である。・「成人肺炎診療ガイドライン」では「A-DROP」が推奨されている。A-DROP※... 2019.02.05 2023.06.05 呼吸器救急
救急 胆石症、胆石発作 無症候性胆石・一般成人の10~15%に無症候性胆石を認める・無症候性胆石のうち、約2%/年が症候性胆石へと伸展する(症候性へと伸展する理由は不明)・胆石発生の関連因子女性、妊娠、加齢、肥満、脂質異常症、急激な体重減少、運動不足など・胆嚢癌患... 2021.02.11 2023.06.02 エコー救急消化器
消化器 アルコール性肝障害 疾患・女性の方が男性より少量のアルコールで病気が伸展しやすい(性ホルモンの関与が考えられている)・アルコールによる肝脂肪変性は、約1か月断酒することで著明に改善する・アルデヒド脱水素酵素のヘテロ欠損は日本人の約40%程度に認められ、飲酒によ... 2019.05.13 2023.06.01 消化器
人間ドック・健診 肝細胞癌 ・ウイルスに起因するものが約90%(C型60~70%、B型20~30%)・腫瘍マーカーはPIVKA‐ⅡとAFPが用いれる・転移は肝臓内転移が多く、肺転移は少ない 2023.06.01 人間ドック・健診消化器
総合診療・家庭医療 気分安定薬 特徴・気分安定薬とは、双極性障害(躁うつ病)において双方向性(抗操、抗うつ)の作用をもち、また気分変動を抑制し、躁うつ両病相の予防効果をもっ薬物の総称。・気分安定薬の薬理作用については不明である。薬剤各論① バルプロ酸ナトリウム(デパケン®... 2023.06.01 精神科総合診療・家庭医療
人間ドック・健診 『日本人間ドック学会 人間ドック健診専門医』制度 参照サイト専門医 認定申請人間ドック健診専門医認定試験専門医認定条件規則第10条専門医になろうとする者は、次の各項に定める資格をすべて備えていなければならない。1)日本国の医師免許取得者で医師としての人格識見を有する者。2)専門医認定試験受... 2023.05.31 人間ドック・健診
人間ドック・健診 副腎偶発腫 疾患・性差なし・ホルモン非産生腫瘍が50.8%と約半数・ホルモン産生腫瘍としては、コルチゾール、カテコラミン(褐色細胞腫)、アルドステロン・アルドステロン産生腫瘍は高血圧で発見されることが多く、腫瘍が小さいものもあり、偶発腫としての発見は少... 2023.05.31 人間ドック・健診内分泌・代謝
DM 血糖コントロール目標(65歳未満、65歳以上) 1) 65歳未満参照:糖尿病治療ガイド2020-2021・合併症予防の観点からHbA1cの目標値を『7.0%未満』とする。・対応する血糖値としては、『空腹時血糖値130㎎/dL未満』『食後2時間血糖値180㎎/dL未満』をおおよその目安とす... 2020.12.31 2023.05.31 DM
内分泌・代謝 DM生活指導(食事、飲酒、運動療法) 食事指導1.減量への動機づけ・20歳時の体重からの体重増加を確認。・体脂肪モデル(3㎏)を用いて減量への動機づけ参照(このサイトより引用):重量、色、触感など人間の体脂肪に準じたモデルを目の当たりにすることによって、過度の体脂肪蓄積の危険性... 2020.04.22 2023.05.31 DM内分泌・代謝
救急 小児腹痛6大疾患 小児腹痛診察時の心得・胃腸炎とゴミ箱診断しないこと(嘔気、嘔吐、水様下痢の3つがそろって初めて胃腸炎といえる)・6時間以上続く激しい腹痛があるのに、腹膜刺激症状がない場合は、「絞扼性腸閉塞」や「血管障害」による致死的な腹痛の可能性があり、造... 2019.03.28 2023.05.25 小児科救急
診察・検査 女性化乳房 定義・産生の乳頭乳輪直下に、片側または両側に腫瘤を触れる状態・相対的にテストステロンに対しエストロゲンが多いため生じる・疼痛や圧痛を伴うことが多い原因・特発性(生理的乳腺の肥大)・肝硬変(肝機能障害によりエストロゲン代謝が阻害されるため)・... 2023.05.18 内分泌・代謝診察・検査
消化器 バレット食道 (Barrett’s Esophagus) 疾患・食生活の欧米化(高蛋白・高脂肪食)・肥満に伴い、胃液・胆汁の慢性的な食道への逆流に伴う化学的損傷が起こり、下部食道粘膜がバレット粘膜に置換された食道粘膜をバレット食道と定義された疾患・ゆえにバレット食道は「逆流性食道炎GERDの合併症... 2023.05.17 消化器
感染 腸チフス、パラチフス 疾患・腸チフス、パラチフスはそれぞれチフス菌(Salmonella enterica subsp. enterica serovar Typhi)、パラチフスA菌(Salmonella enterica subsp. enterica se... 2022.03.21 2023.05.17 感染
内分泌・代謝 インスリン自己免疫症候群 疾患・インスリン自己免疫症候群は自発性低血糖症のひとつ・「インスリン注射歴がないにもかかわらずインスリン自己抗体により重症の低血糖発作を引き起こす・サプリメントのαリポ酸をはじめとしたSH基をもつ薬剤(カプトプリルやチアマゾールなど)を服用... 2023.05.16 DM内分泌・代謝
診察・検査 高Ca(高カルシウム)血症 正常値血清カルシム正常値:8.5-10.5㎎/dLPayne(ペイン)の補正式補正Ca濃度=血清Ca+(4-血清アルブミン)・「血清カルシウム値」として出てくるのは、「イオン化カルシウム(Ca2+)」(約50%)のみならず、「タンパク結合カ... 2019.02.28 2023.05.09 内分泌・代謝診察・検査
診察・検査 MMT (Manual Muscle Test) 新・徒手筋力検査法第10版新・徒手筋力検査法 原著第10版 2020/3/21Dale Avers (著), Marybeth Brown (著), 津山 直一 (翻訳), 中村 耕三 (翻訳)評価5 Normal :強い抵抗を加えても、運... 2020.11.16 2023.05.09 脳神経系診察・検査
救急 起立性低血圧 診断基準(日本循環器学会.:失神の診断・治療ガイドライン(2012年改訂版))立位後3分以内に、① 収縮期血圧が20mmHg以上低下、または、② 収縮期血圧の絶対値が90mmHg未満に低下、あるいは③ 拡張期血圧が10mmHg以上低下がみら... 2023.04.27 2023.05.08 循環器救急診察・検査