緩和治療 オキシコドン(オキシコンチン®、オキノーム®、オキファスト®) 特徴 ・強オピオイドに分類される ・薬型は3種類あり 徐放製剤:オキシコンチン®(5、10、20、40㎎錠) レスキュー用速放製剤:オキノーム®(2.5、5、10、20㎎包) 注射薬:オキファスト®(10、50㎎) 内服処方... 2020.11.17 2023.04.11 緩和治療
緩和治療 がん性疼痛に対するオピオイド治療 オピオイド使用のタイミングと導入の方法 ・まずはNSAIDsやアセトアミノフェンといった非オピオイド性鎮痛薬で開始。 ・これれらの薬剤で十分な鎮痛効果が得られない時、オピオイド使用を考慮する。 ① 徐放性製剤と速効性製剤(... 2022.04.30 緩和治療
緩和治療 呼吸困難に対する緩和治療(抗うつ薬、モルヒネ内服、注射、酸素療法) モルヒネ ・呼吸困難に対するエビデンスが豊富 ・元々疼痛に対してオピオイドが投与されている場合、レスキュー投与量 処方例(総合診療2020.vol30.6) 内服 1)経口即効型モルヒネ(オプソ)2.5~5㎎/回、... 2019.10.02 2021.11.27 緩和治療
脳神経系 慢性疼痛治療薬 NSAIDs アセトアミノフェン リリカ 50㎎ 1×眠前 ↓ 100㎎ 1×眠前 ↓ 150㎎ 2×(朝50、眠前100) ↓ 300㎎ 2×(朝100、眠前200) サインバルタ(SNRI) 20㎎ 1×夕... 2020.09.18 2021.11.01 脳神経系緩和治療
緩和治療 経口、注射が不能な場合の緩和治療 アンペック座薬による治療 アンペック坐薬(10㎎)定時+アンペック坐薬(10㎎)レスキュ― (坐薬屯用は2時間あけて、1日4~6回)で開始 ↓ その後フェントステープ定時+アンペック坐薬レスキュ―に変更可能 ※... 2019.03.08 2021.10.06 緩和治療
緩和治療 オピオイド誘発性便秘症(opioid-induced constipation:OIC) ・オピオイドの副作用による便秘には耐性が生じないため、オピオイドを使用し続ける限りは永久に問題となるため、対策を講じる必要がある。 対処法 ① 便秘が生じにくいオピオイドにスイッチ フェンタニル、タペンダドールは便秘が生じ... 2021.04.27 緩和治療
緩和治療 モルヒネ注射の投与法 【静注か皮下注か?】 ・持続皮下注、静注いずれでも良いが、維持輸液不要な持続皮下注の方がよい。 ・ただし、突出痛が即時の場合(たとえば骨転移痛で、動いた瞬間から痛みのある場合など)は持続静注の早送りが必要となり、持続静注の方がよ... 2019.03.18 2020.12.08 緩和治療
脳神経系 視床痛の診断、治療 脳血管障害発症後、数日~数か月してから発症。【責任病巣】 視床腹尾側核のみならず、内包、視床皮質線維の障害でも発症【症状】・灼熱感、間欠的疼痛、allodyniaを3主徴とする。「耐え難い痛み」・整形外科疾患との鑑別: 疼痛のみならず、「強... 2020.09.19 脳神経系緩和治療
緩和治療 ドルミカムによる鎮静 静脈ラインがあるとき:持続静注で【指示(1)】最小量から開始して増量するとき**これは静注用指示です**ドルミカム 4A 8ml (40mg)+生食32ml / 合計40ml(または5A10ml (50mg)+生食40ml / 合計50m... 2019.10.05 緩和治療