小児科

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救急

小児心肺蘇生(BLS→PALS:Pediatric Advanced Life Support ))

言葉の定義 ・「新生児(neonate)」:出産~1か月まで ・「乳児(infant)」:1か月~1歳未満 ・「小児(child)」:1歳~思春期(女性は乳房発達、男性は腋毛が出た時)まで ・「思春期」:女性は乳房発達、男性は腋毛が出た時 ...
小児科

ヘルパンギーナ

疾患 ・ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。いわゆる「夏かぜ」の代表的疾患である。 ・その大多数はエンテロウイルス属に属するウイルスに起因し、主にコ...
総合診療・家庭医療

抗ヒスタミン薬(種類と使い分け)

「抗アレルギー薬」と「抗ヒスタミン薬」の違い 抗アレルギー薬とは ・アレルギーの初期反応である、細胞からアレルギー物質が出るのを防ぐのを「抗アレルギー作用」という。 ・「抗アレルギー薬」は広義ではアレルギー疾患の治療薬のすべてを含む。しかし...
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総合診療・家庭医療

HPVワクチン

HPV(human papillomavurus) ・ヒトにのみ感染する2本鎖DNAウイルス ・性交渉によって感染 ・多くは12か月以内にウイルスは消失する。 ・しかしそれ以上に感染が持続した場合に、数年の経過でがんを発症することがある ・...
小児科

小児喘鳴の鑑別5疾患

小児喘鳴の重要鑑別疾患 「気管支喘息」「急性細気管支炎」「急性喉頭蓋炎」「クループ症候群」「気道異物」の鑑別を要す。 鑑別方法 1.喘鳴のタイミングは? →呼気性なら「気管支喘息」「急性細気管支炎」「気管支異物」 2.誤嚥を疑うエピソードは...
救急

咽頭痛、咽頭炎の診察(5 killer sore throat(致死的咽頭痛)を含む)

診察の手順 ・本当に咽頭痛か? →「嚥下時痛」を伴えば、狭義の「咽頭痛」と診断できる →そうでない場合は、鑑別診断の方向性が異なってくる ・突然発症:心筋梗塞や大動脈解離も考慮 ・甲状腺に圧痛があれば、亜急性甲状腺炎 ・若い女性では高安病の...
皮膚科

小児掌蹠丘疹性紅斑性皮膚炎(砂かぶれ様皮膚炎)

参考サイト 子どものホームケアの基礎:砂かぶれ様皮膚炎 砂かぶれ様皮膚炎の症状や原因は? 手や足の裏にできる赤い斑点の正体 疾患 ・手足、特に指趾(しし)間、掌蹠に多発する紅色小丘疹、小水疱で発症し、まもなく癒合してびまん性の浮腫性紅斑とな...
小児科

小児の気管支喘息

長期管理の重症度: 長期管理に関しては、治療前の臨床症状に基づく小児気管支喘息の重症度分類によりまず重症度を判定する。 小児気管支喘息の重症度分類 ・間欠型:軽い症状が年に数回生じる程度で、呼吸が苦しくなっても薬で治り、短期間で症状が改善し...
救急

小児発熱診察(注意すべき3疾患)

発熱以外の症状がみられない場合は? 発熱以外の随伴症状が乏しい小児疾患 突発性発疹 副鼻腔炎 髄膜炎 心筋炎 骨髄炎 関節炎 川崎病 生後3か月未満児は注意! ・発熱以外にあまり症状がみられないことがある。 ・生後3か月未満児の発熱では重症...
小児科

夜尿症

定義 ・「5歳以上の小児の入眠中の間欠的な尿失禁を夜尿症(nocturnal enuresis)とし、1ヶ月に1回以上の夜尿が3ヶ月以上続くものを指す。この夜尿症の定義では、昼間尿失禁や他の下部尿路症状(lower urinary trac...
小児科

突発性発疹

疾患 ・突然の高熱と解熱前後の発疹(ほっしん)が特徴で、特に治療をすることなく改善するウイルス感染症の一つ。 ・乳幼児期、特に6~18か月の間に罹患することが多い。5歳以上はまれである。 ・乳幼児がヒトヘルペスウイルス6、7型の感染による突...
耳鼻科

急性中耳炎

ガイドライン 小児急性中耳炎診療ガイドライン 2018年版 急性中耳炎の重症度分類(2018年版) 急性中耳炎の重症度分類 年齢 ≧24か月齢 +0 <24か月齢 +3 耳痛 なし +0 あり +1 持続性の高度疼痛 +2 発熱 <37.5...
小児科

臍ヘルニア(ヘルニア)

疾患 ・いわゆる、「でべそ」のこと。 ・生後数週以内で出現し、新生児の20~25%に認めるよくみられる疾患の1つである。 ・発症頻度は人種差があり、白色人種は3%程度、次いで有色人種、特に黒色人種は20%程度認める。男児にやや多いとされてい...
総合診療・家庭医療

小児予防接種

参照サイト Know VPD! 日本小児科学会推奨の予防接種キャッチアップスケジュール 予防接種の接種間隔(2020年10月1日変更) ・これまでは、異なるワクチン同士の接種間隔は一定の間隔をあける必要があった。 ・2020年10月1日から...
感染

手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)

疾患 ・手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)は、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症。 本疾患はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(...
小児科

水痘

疾患 ・水痘は「水痘帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus;VZV)」によって起こる急性の伝染性疾患である。 ・潜伏期は2週間程度(10〜21日)。成人では発疹 出現前に1〜2日の発熱と全身倦怠感を伴うことがあるが、...
皮膚科

伝染性膿痂疹(とびひ)

疾患 ・伝染性膿痂疹とは、黄色ブドウ球菌または連鎖球菌が皮膚の浅層に感染し、水疱あるいは膿疱を来す皮膚の化膿性疾患である。 ・膿痂疹には非水疱性と水疱性の2種類がある。 ・非水疱性膿痂疹は丘疹から始まり、その後、周囲に紅斑を伴う小水疱を形成...
泌尿器科

急性陰嚢症

3大急性陰嚢症 ・精巣(精索)捻転症→まずはこれがないか確認! ・精巣上体炎 ・精巣垂捻転 の3つを考える。 ※腹痛のみの場合もある(しかし腹部に圧痛はない) → 精巣はTh10~11支配のため 1)精巣(精索)捻転症 疾患 ・新生児と思春...
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