総合診療・家庭医療

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SPIKES(悪い知らせを伝えるコミュニケーションスキル)

S:Setting-適切な面談環境を設定する プライバシーに配慮した、安心して落ち着ける環境を準備しましょう。できれば看護師さんも同席するのが望ましいです。 P:Perception-患者の認識を知る 患者さんが、自分の状態や、これからのこ...
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せん妄の予防ケアと発症時のケア

予防ケア 1)病床環境の調整 ①不安を助長しない環境: 光,機械・治療器具・モニターの音,スタッフの話し声などの調整 ②なじみ感の感じられる環境: 認知症がベースにある場合は,その人のなじみのあるものを環境に取り入れる.日常使う湯呑み,子ど...
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小児予防接種

参照サイト Know VPD! 日本小児科学会推奨の予防接種キャッチアップスケジュール 予防接種の接種間隔(2020年10月1日変更) ・これまでは、異なるワクチン同士の接種間隔は一定の間隔をあける必要があった。 ・2020年10月1日から...
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患者中心の医療

・家庭医療で言う「患者中心の医療」とは、単に「患者迎合医療」や「顧客中心医療」とは一線を画すので、単なるスローガンや理念ではない。 ・医療者が患者の思いやその背景を十分に理解し、患者も医者の説明を十分理解したうえで、ともに現在の健康問題の解...
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介護保険主治医意見書のポイント

「要支援」と「要介護」の判定基準 要支援 ・ADLは自立しているが、IADLは自立していない人 ・「要支援2」はADLが自立しており、認知症なし 要介護 ・「要介護1」は、ADL自立しているが、認知症あり。 または今後6か月以内に増悪する進...
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死亡診断書、死体検案書

参考 令和5年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル 死亡診断書と死体検案書の使い分け ・医師は、「自らの診療管理下にある患者が、生前に診療していた傷病に関連して死亡したと 認める場合」には「死亡診断書」を、それ以外の場合には「死体検案...
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介護施設の種類

介護療養型医療施設: ・介護病棟 ・持続点滴、吸引、胃瘻管理など 特別養護老人ホーム(特養): ・要介護3以上、寝たきりに近い人が中心。 ・医療行為はあまりできず、1日1本の点滴程度 介護老人保健施設(老健): ・要介護2程度 ・自宅までの...
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身体症状症(旧:身体表現性障害)

身体症状症の治療 ・身体的な問題はないということを理解、納得することが大切です。 ・患者さんにとっては辛い症状なので、問題がないということを受け入れるには時間がかかる場合もあります。しかし、身体的な精査や、検査結果に基づかない治療を繰り返す...
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運動療法(身体活動基準)

なぜ非薬物療法(運動療法)が重要かつ有効か? (参考:洛和会音羽病院 酒見英太先生) ・地球上の生命は約138億年前のビッグバンでばら撒かれた粒子が気の遠くなるような時間をかけて寄り集まってできた軌跡の産物である。 ・我々の哺乳類としての体...
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新型コロナウイルス予防接種(予診時の注意点、副反応への対応)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 9.0 版 5類移行以降のワクチン接種 ・高齢者、基礎疾患を有する方(小児も含む)、医療従事者等に令和5年5月8日か...
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血管内リンパ腫(Intravascular lymphoma;IVL)、血管内悪性リンパ腫

疾患 ・節外性の非ホジキンリンパ腫の一種。 ・リンパ腫細胞が血管の管腔内で発育する疾患。通常はリンパ節腫脹や腫瘤形成を認めない ・大細胞型のB細胞リンパ腫細胞が起源。 ・毛細血管内腔にリンパ腫細胞が浸潤、増殖する。大血管を侵襲することは通常...
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保護中: PICC(Peripherally Inserted Central venous Catheter:末梢挿入型中心静脈 カテーテル)

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免疫チェックポイント阻害薬(Immune-checkpoint inhibitor:ICI)

参照サイト 参照(このサイトより引用):がん免疫を知る 免疫チェックポイント阻害薬とは ・近年の研究から、悪性腫瘍が免疫による攻撃にブレーキをかけていることが判明した。そこで悪性腫瘍が免疫に対してかけているブレーキを解除する方法の一つとして...
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前皮神経絞扼症候群(anterior cutaneous nerve entrapment syndrme:ACNES)

病態生理 ・腹直筋を貫く下部肋間神経(Th7~12)の皮膚終末枝が、何らかの原因により巻き込まれて絞扼することで、腹部に限局的な痛みを生じる疾患。 疫学 ・一般人口における発生率は1/1800人 ・20~30歳の若年女性に多いが、幅広い年齢...
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浣腸の正しい手技(浣腸は左側臥位で!)

参照:グリセリン浣腸の取扱い時の注意について  PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構; Pharmaceuticals and Medical Devices Agency) 浣腸時の注意点(姿勢や実施禁忌患者) 1)立位による浣腸...
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気分安定薬

特徴 ・気分安定薬とは、双極性障害(躁うつ病)において双方向性(抗操、抗うつ)の作用をもち、また気分変動を抑制し、躁うつ両病相の予防効果をもっ薬物の総称。 ・気分安定薬の薬理作用については不明である。 薬剤各論 ① バルプロ酸ナトリウム(デ...
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『倦怠感』の鑑別疾患

倦怠感の鑑別疾患『FATIGUE』 F:failure(臓器不全:心臓、呼吸器、肝臓、腎臓) A:ACS(急性冠症候群)、Anemia(貧血) T:Tumor(悪性腫瘍)、Tablet(薬剤性)、 Temperature(熱中症、低体温) ...
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がん関連発熱

がん関連発熱について ・がん患者における発熱、およびその熱源は下記に挙げるように多様である。 ・腫瘍熱や不可逆な病態故に対症療法のみで対応すべき状況なのか、感染など治療すべき状態なのかは慎重な鑑別が必要である。 ・感染をはじめとした発熱は意...
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