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内分泌・代謝

脂質異常症:診断基準、リスク管理チャート、治療、生活指導

脂質異常症の診断基準 「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」 LDL-Cの診断基準 ※ 空腹時採血にて診断(10時間以上の絶食が必要)   ~119:正常 120~139 :境界域高LDLコレステロール血症 140~       :...
循環器

心不全代償期(慢性心不全)の治療方針(HFrEFとHFpEF)

重症度分類 ① NYHA分類(New York Heart Association) 読み方は「ニーハ」 ・「NYHA心機能分類」とは 、ニューヨーク心臓協会(New York Heart Association)が作成し,身体活動による自...
循環器

ジギタリス製剤(種類と使い分け、ジギタリス中毒)

適応 ・心機能低下例の頻脈性心房細動に対して使用可能(陰性変力作用がない) ジギタリス製剤の種類 ジゴキシン(ジゴシン®、ジゴキシン®) 散:0.1%(1g中ジゴシン1㎎) 錠:0.25mg 注:0.25mg/A デスラノシド(ジギラノゲン...
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循環器

DOAC(direct oral anticoagulant)使い分け

「弁膜症性」と「非弁膜症性」心房細動 弁膜症性→ワルファリンの適応 ・機械弁置換術後 ・中等度以上の僧帽弁狭窄症を合併 非弁膜症性→DOACの適応 ・上記以外 ・生体弁置換術後 ・弁形成術後 DOACの概要 ・トロンビン(Ⅱa)とⅩaを直接...
DM

DM治療薬(内服、注射、インスリン)

糖尿病治療の原則 1)糖尿病の病態 ・2型糖尿病の病態は「インスリン分泌能低下」と「インスリン感受性低下(インスリン抵抗性増大)」の両者が個々の患者に種々の程度で加わり、その結果、インスリン作用不足が起こることである。 ・その結果慢性の高血...
救急

デクスメデトミジン(プレセデックス®)

1)薬理作用 (1) 作用機序◆デクスメデトミジンはα2アドレナリン受容体の完全アゴニスト(α2/α1選択性はクロニジンの約 8 倍)であり,青斑核や脊髄が作用部位である. (2) 薬 効◆デクスメデトミジンには,鎮静作用,鎮痛作用,交感神...
産業医・労働衛生コンサルタント

事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン

事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン 事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン  治療と仕事の両立支援を巡る状況 (1)疾病を抱える労働者の状況 ・「治療と職業生活の両立等支援対策事業」(平成25年度...
循環器

利尿薬(種類、使い分け)

内服薬の力価の換算 フロセミド錠20㎎=アゾセミド(ダイアート®)30㎎=トラセミド(ルプラック®)4㎎ ループ利尿薬 ・フロセミド(ラシックス®)、アゾセミド(ダイアート®)、トラセミド(ルプラック®)など ・ヘンレループ(Henle係締...
膠原病

全身性強皮症

概要 ・全身性強皮症(Systemic sclerosis:SSc)は、皮膚や内臓が硬くなる変化(硬化)を特徴とし、慢性に経過する疾患である。 ・しかし、硬化の程度、進行などについては患者によって様々である点に注意が必要である。 ・この観点...
膠原病

関節リウマチ

RAによる関節破壊 ・PIP、MP、手根骨全体の変化が多い (DIP関節は滑膜組織が少ないため、関節炎が起こることは稀) ・関節の発赤はまれ(→あれば感染症を疑う) ・尺骨茎状突起骨びらんがみられる ・手根骨は最終的に骨癒合し、骨強直(an...
診察・検査

非代償期心不全(急性心不全)

非代償期心不全(急性心不全)の臨床所見とその割合 ・水疱音(coarse crackles)(71.2%) ・末梢浮腫(66.9%) ・起坐呼吸(63.3%) ・左室駆出率<40%(53.4%) ・発作性夜間呼吸困難(53.0%) ・頚静脈...
呼吸器

びまん性嚥下性(誤嚥性)細気管支炎 (Diffuse Aspiration Bronchiolitis:DAB)

疾患 ・異物を繰り返し誤嚥することにより引き起こされた細気管支の慢性炎症性反応。 ・多くは多量の誤嚥や嘔吐のエピソードがなく、微量の口腔内の誤嚥の反復が原因。 ・当然高齢者や寝たきりの患者に多い。 ・喀痰・咳は比較的軽度、発熱を伴わない例も...
産業医・労働衛生コンサルタント

引金付工具

引金付工具による手指障害等の予防について 引金付工具による手指障害等の予防について 引金付工具 ・引金付工具は「手で保持し、 引金を操作する工具であり、炭酸ガスアーク溶接トーチ、 エアリベッター、 自動刺しゅう機、スプレーガン、エヤードライ...
循環器

生体弁と機械弁

人工弁の選択について ・人工弁には「生体弁」と「機械弁」があり、それぞれ特徴がある ・年齢や症状、術後の生活の質(QOL)を考え、生体弁と機械弁のメリット、デメリットを理解した上で、医師とよく相談して適切な弁を選択することが大切です。 生体...
総合診療・家庭医療

高血圧(測定法、定義、治療目標)ー高血圧治療ガイドライン2019準拠

参考:「高血圧治療ガイドライン2019」(日本高血圧学会:2019年発行) 血圧測定法 1.装置 ・精度検定された水銀血圧計,アネロイド血圧計による聴診法が用いられる。精度検定された電子血圧計も使用可。 ・カフ内ゴム嚢の幅13cm,長さ22...
総合診療・家庭医療

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症について ・血液透析導入患者の原疾患で第1位 ・早期診断のためには「微量アルブミン尿」の検出が有用。そのため「尿中アルブミン/クレアチニン比(ACR)」の測定を行う (ACRの正常値:<30mg/gCr) ・ACRは3~6か月ご...
産業医・労働衛生コンサルタント

坑内の作業場

坑内の作業場における炭酸ガス濃度 事業者は、坑内の作業場における炭酸ガス濃度については、空気呼吸器、酸素呼吸器又はホースマスクを使用して人命救助又は危害防止に関する作業をさせるときを除き、1.5パーセント以下としなければならない。 坑内にお...
産業医・労働衛生コンサルタント

安衛法令上の衛生基準

睡眠及び仮眠の設備 ・安衛則第616条第1項は「事業者は、夜間に労働者に睡眠を与える必要のあるとき、又は労働者が就業の途中に仮眠することのできる機会があるときは、適当な睡眠又は仮眠の場所を、男性用と女性用に区別して設けなければならない」と定...
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