診察・検査 甲状腺機能検査 サイロキシン(T4)、トリヨードサイロニン(T3) ・甲状腺で産生されるホルモンには「サイロキシン(T4)」と「トリヨードサイロニン(T3)」の2種類がある。 ・甲状腺で分泌される甲状腺ホルモンの93%はT4である。T4は肝臓や腎臓で4個の... 2019.07.18 2024.01.25 診察・検査内分泌・代謝
総合診療・家庭医療 高齢者の発熱診察(市中、院内)by Dr.たけし 夜間、休日でも緊急でワークアップする必要があるか、あるいは経過観察でよいかの判断 ※ 敗血症になっていないかを判断すること! qSOFA 「SBP≦100」 「RR≧22」 「GCS<15」(意識変容)のうち2つ以上あれば「敗血症疑い」 +... 2020.10.17 2024.01.25 総合診療・家庭医療診察・検査
総合診療・家庭医療 フレイル高齢者の浮腫 「圧痕性浮腫(pitting edema)」と「非圧痕性浮腫(non-pitting edema)」に分類 ① pitting edema(圧痕性浮腫) ・心不全、ネフローゼ症候群、肝硬変、深部静脈血栓症、薬剤性など ・圧痕性浮腫の場合、脛... 2024.01.24 総合診療・家庭医療
産業医・労働衛生コンサルタント 社会保険労務士(試験、資格) 社会保険労務士(社労士)とは ・社会保険労務士(社労士)は、昭和43年に成立した「社会保険労務士法」により誕生した国家資格です。 ・社労士業務は多岐にわたりますが、一言でいえば、「企業による人事労務管理をサポートする専門職」です。 ・どんな... 2024.01.24 産業医・労働衛生コンサルタント
診察・検査 頚静脈圧(診かたと測定のコツ) 頚静脈観察の意義 ・右心不全の場合には右房圧の上昇に伴う体静脈のうっ血により,肝臓や消化器のうっ血症状や内頸静脈怒張など静脈系の拡張に伴う身体所見が出現する。 ・内頚静脈の確認により、うっ血の程度の評価として中心静脈圧の推定が非観血的に可能... 2019.03.05 2024.01.23 診察・検査循環器
脳神経系 対光反射 対光反射の起こる機序 ・対光反射の反射経路は、まず網膜に光が当たり、その刺激が視神経、視交叉を通して、エディンガー・ウェストファル核を経由し、動眼神経を介して、瞳孔括約筋に至り、瞳孔を縮瞳させる。 2024.01.23 脳神経系
呼吸器 肺癌、肺がん 組織分類 「非小細胞癌」と「小細胞癌」 ・肺癌は、「非小細胞癌」(約80%)と「小細胞癌」(約20%)に大きく分けられる (治療法が小細胞がんの場合とそれ以外の場合とで大きく異なるため) ・「非小細胞肺癌」は副作用や効果の面から、「扁平上皮... 2023.08.03 2024.01.20 呼吸器
呼吸器 非結核性抗酸菌症(NTM) 非結核性抗酸菌とは ・結核菌とらい菌以外の、雑多な抗酸菌の総称 ・結核菌と異なり(結核菌はほぼ人の体内に限られる)、自然環境内に広く存在する ・水環境や土壌などに常在する菌を吸引し、たまたま定住することで感染が成立し、増殖することで発症に至... 2022.02.15 2024.01.19 呼吸器
診察・検査 心臓聴診、心音、心雑音 おすすめ聴診器 リットマン ステソスコープ カーディオロジーIV 医師向け聴診器の新定番です。成人用と小児用のダイアフラムを両面に搭載しており、成人から小児までこれ一器で診察が可能です。 チューブは音の損失を軽減する高感度のツーインワンチ... 2020.04.23 2024.01.18 診察・検査循環器
人間ドック・健診 低脂血症:D2判定 低脂血症の定義 ・TC<120mg/dL ・LDL-C<70mg/dL ・TG<30mg/dL ・HDL-C<40mg/d 疾患 ・低脂血症は、他の疾患の続発性(二次性)低脂血症を示す場合と原発性低脂血症に分類される。 ・原発性低脂血症は、... 2023.05.28 2024.01.17 人間ドック・健診内分泌・代謝
緩和治療 ミダゾラム(ドルミカム®)による鎮静 静脈ラインがあるとき:持続静注で **これは静注用指示です** 【指示①】最小量から開始して増量するとき ■ 薬剤 ドルミカム 4A 8ml (40mg)+生食32ml :合計40ml (または5A10ml (50mg)+生食40ml /:... 2019.10.05 2024.01.17 緩和治療
感染 尿路感染症 「尿路感染症」に含まれる疾患 ・腎膿瘍 ・急性巣状細菌性腎炎(acute focal bacterial nephritis:AFBN) ・腎盂腎炎 ・膀胱炎 ・尿道炎 ・前立腺炎 ・精巣炎、精巣上体炎 原因菌 ・大腸菌が75~95%を占め... 2021.11.11 2024.01.14 感染泌尿器科
総合診療・家庭医療 抗菌薬投与期間に関する最近の知見 抗菌薬治療は従来より短期間でよい可能性が示唆 ・院内肺炎:7~8日 ・複雑性尿路感染症/腎盂腎炎:5~7日 ・グラム陰性桿菌による菌血症:7日 ・皮膚軟部組織感染症:5~6日 参考文献: J Hosp Med. 2018 May 1;13(... 2024.01.14 総合診療・家庭医療感染
救急 胸部・腹部大動脈解離、大動脈瘤(一般医による診断、緊急処置) 1)胸部大動脈解離 ・胸部大動脈正常径:30㎜(腹部は20㎜) ・直径が正常径の1.5倍(胸部では45㎜、腹部では30㎜)を超えた場合に「瘤」と称する 診断の目安(強く疑う所見) ・裂けるような痛み ・痛みの移動(血管に沿って) ・胸部X線... 2019.01.28 2024.01.13 救急エコー循環器
救急 胸痛の救急(5 killer chest pain) 5 killer chest pain ① 急性冠症候群(acute coronary syndrome:ACS) ② 大動脈解離(aortic dissection) ③ 肺血栓塞栓症(pulmonary embolism:PE) ④ 緊... 2024.01.13 救急
内分泌・代謝 家族性高コレステロール血症(Familial Hypercholesterolemia:FH) 疾患 ・LDL受容体遺伝子変異による単一遺伝子疾患であり、常染色体優性遺伝の形式をとる。 ・「著明な高コレステロール血症」「腱・皮膚黄色腫」「早発性冠動脈疾患」を3主徴とする ・FHヘテロ接合体患者は500人に1人以上、ホモ接合体患者は10... 2022.07.04 2024.01.12 内分泌・代謝