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総合診療・家庭医療

二分脊椎

疾患・先天的に脊椎の後方要素(棘突起、椎弓など)が欠損している状態・神経管閉鎖不全の一つ・発症原因の一つとして母体の葉酸欠乏があり、妊娠前からの適切な葉酸摂取により発症予防が可能となる分類1)顕在性(嚢胞性)二分脊椎・脊髄や馬尾神経が背側に...
リハビリテーション

発達障害

定義「発達障害は自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であって、その症状が通常低年齢において発現するもの」(発達障害者支援法における定義 第二条)・慢性的・永続的な障害で...
リハビリテーション

ダウン症

疾患・ダウン症候群( Down syndrome)またはダウン症は、体細胞の21番染色体が通常より1本多く存在し、計3本(トリソミー症)になることで発症する先天性疾患群である。・ダウン症は、ヒトにおいてもっとも一般的な遺伝子疾患であり、年間...
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救急

毒素性ショック症候群(Toxic Shock Syndrome;TSS)

疾患・黄色ブドウ球菌、連鎖球菌の外毒素によってT細胞が活性化し、多量のサイトカインを分泌(高サイトカイン血症)することで急速にショックや多臓器不全に至る臨床症候群。原因菌ブドウ球菌TSS・高吸収性タンポンの誤使用(長期間に使用、取り忘れなど...
血液

DIC(disseminated intravascular coagulation; DIC)

概念・重篤な基礎疾患によって引き起こされる広範かつ持続的な著しい凝固系活性化に伴い、細小血管内に微小血栓を多発する病態である。これにより多臓器に障害が生じる。・また同時に線溶系活性化も合併するが、基礎疾患によりその程度は異なる。・進行すると...
血液

急性前骨髄球性白血病(acute promyelocytic leukemia:APL)

疾患概念・急性前骨髄球性白血病(acute promyelocytic leukemia:APL)は急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia:AML)の一病型である。・骨髄および末梢血液において独特の細胞形態を有する「...
精神科

過眠症(ナルコレプシー)

疾患・活動すべき時間帯(通常は日中)に耐えがたい眠気を慢性的に認め、居眠りを繰り返し、仕事や学習中の作業能力が低下するため、社会機能が低下する障害・日中の耐え難い眠気・情動脱力発作(驚いたり、笑ったりすると急に力が抜ける)・レム関連症状(睡...
総合診療・家庭医療

帯下の異常

異常帯下の原因・膣内はDöderlein桿菌によってpH4.5以下の酸性環境で、常在細菌叢を形成している・Döderlein桿菌の減少やその他の原因でpHが上昇すると、さまざまな微生物が膣内で異常に繁殖し、膣炎を起こす・思春期の異常帯下では...
消化器

非閉塞性腸間膜虚血(non-occlusive mesenteric ischemia:NOMI)

疾患・腸管膜血管主管部に器質的な閉塞を伴わないにも関わらず非連続性に広範囲に腸管の血流障害を来す病態で、血管攣縮によると考えられている。・粘膜のみに一過性虚血状態によるものから腸管全層壊死に至るもの、穿孔を合併するものなど、虚血の重症度には...
産婦人科

乳房痛の鑑別診断

Step1:感染(炎症)かどうか?・乳房の疼痛、皮膚発赤、腫脹、熱感または全身性発熱を伴う場合は「乳腺炎」や「乳腺膿瘍」を想定する・悪性の鑑別疾患:「炎症性乳癌」皮膚リンパ管侵襲による閉塞により、乳房皮膚に炎症所見を呈する。しこりを呈さない...
総合診療・家庭医療

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)

疾患・筋痛性脳脊髄炎(Myalgic Encephalomyelitis: ME)/慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome:CFS)は、これまで健康に生活していた人がある日突然原因不明の激しい全身倦怠感に襲われ、そ...
膠原病

成人Still病(所見と診断)

疾患の特徴・基本的に「除外診断」のスタンスで診察する・さまざまな要因によってマクロファージが活性化され、高サイトカイン血症を起こすことが根本。・自己免疫の問題のため、下記の特徴をもつ急性発症39℃以上の高熱(悪寒戦慄を伴うこともある)白血球...
総合診療・家庭医療

月経痛と月経困難症

「月経痛」と「月経困難症」・月経痛とは、子宮内膜から産生されるプロスタグランディンが子宮筋層を収縮させることに起因するといわれる痛みをいう・子宮内膜が子宮壁から剥脱し血液とともに排出される時、子宮筋層が収縮し子宮内圧が高くなるために、強い痛...
総合診療・家庭医療

胃瘻交換後の確認方法

参照:胃瘻交換後の確認の必要性・PEGで造設する瘻孔は、長期間にわたり胃壁と腹壁を密着することで形成される。・その瘻孔自体は薄い膜で出来ており、造設後6ヶ月以内の症例や栄養状態の悪い症例の瘻孔は、その強度が弱くカテーテル交換による力学的な負...
リハビリテーション

DENVERⅡデンバー発達判定法

・発達・心理検査の1つ・乳幼児の発達について、「個人-社会」「微細運動-適応」「言語」「粗大運動」の4領域に分けて、その年齢の子供の90%ができる104のチェック項目を提示・適応年齢は16日~6歳まで90%通過率子供の90%ができる年齢例)...
リハビリテーション

大腿義足

リハビリテーション指示・離床促進・筋力強化(患肢、健側肢、体幹)・ROM訓練・ADL訓練・断端管理(弾性包帯のまき直し、シュリンカー)・大腿ソケット作成と装着訓練・義足歩行訓練注意点・断端の創部の悪化・幻肢痛の有無(参照)・切断側股関節の拘...
リハビリテーション

フットスラップ

・足義足が踵接地時に底屈する際の底屈が急激に起こり、足底が地面を叩くような状態になること。・足部後方バンパーが柔らかい時に発生する参照(このサイトより引用):
リハビリテーション

サイム切断

・脛骨下端での切断・断端長の長さによってより正常に近い歩容が得られる・義足装着なしでの断端荷重が可能・両果部の隆起を利用したソケットの懸垂がしやすい・断端の膨隆による外観の悪化がある参照(このサイトより引用):
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