救急 痙攣(診察、検査、治療) ① まずはバイタルサインのチェック ・まずは脈拍を触知し、意識以外のバイタルサインが概ね安定していれば「止めてよい痙攣」と考える。 ・「急性症候性発作」や「症候性てんかん」では、通常血圧は上昇(頭部CT!) ・血圧が低い場合はVFなどの循環... 2019.02.22 2024.09.04 救急脳神経系
感染 破傷風(予防、治療) 破傷風 ・C.tetani感染症(嫌気性菌)を病原体とする人獣共通感染症の一つ。 ・病原菌が産生する神経毒による急性中毒である。 ・集団感染によるアウトブレイクは起きない。 ・日本では感染症法施行規則で5類感染症全数把握疾患に定められており... 2019.01.26 2024.09.04 感染整形外科・外傷
産業医・労働衛生コンサルタント 作業環境測定士 作業環境測定士 ・作業環境測定士は、職場の有害物質などの測定をおこない、環境改善を図ると同時に労働者の健康を守ることも主な職務とする国家資格です。 ・作業環境測定士には、デザイン、サンプリング、分析(解析を含む)のすべてを行うことができる「... 2024.01.24 2024.08.30 産業医・労働衛生コンサルタント
労働衛生関連法令 機械等に係る規制内容 厚生労働大臣が定める規格(構造規格等)又は安全装置を具備すべき機械等 ・再圧室 ・潜水器 ・エツクス線装置 ・ガンマ線照射装置 ・チエーンソー 内燃機関を内蔵し、かつ排気量が 40 立方センチメートル以上 ・防じんマスク (ろ過材及び面体を... 2024.03.16 2024.08.30 労働衛生関連法令
産業医・労働衛生コンサルタント 作業主任者 作業主任者とは ・作業主任者は、「労働安全衛生法第14条」により、労働災害を防止するための管理を必要とする一定の作業について、その作業の区分に応じて選任が義務付けられているものです。 ・作業主任者は、①作業の直接指揮、②使用する機械等の点検... 2024.03.31 2024.08.30 産業医・労働衛生コンサルタント
総合診療・家庭医療 抗ヒスタミン薬(種類と使い分け) 「抗アレルギー薬」と「抗ヒスタミン薬」の違い 抗アレルギー薬とは ・アレルギーの初期反応である、細胞からアレルギー物質が出るのを防ぐのを「抗アレルギー作用」という。 ・「抗アレルギー薬」は広義ではアレルギー疾患の治療薬のすべてを含む。しかし... 2021.01.29 2024.08.29 総合診療・家庭医療皮膚科小児科
総合診療・家庭医療 喫煙、禁煙指導 喫煙について ・喫煙率 16.7%(男性27.1%、女性7.6%) ・比較的若い女性層では、喫煙率が上昇している ・タバコに含まれる発癌物質は約70種類ある pack-years(喫煙指数) ・喫煙の量を示す国際的な指標 ・計算式: pac... 2020.09.16 2024.08.29 総合診療・家庭医療予防
整形外科・外傷 腰椎椎間板ヘルニア、椎間板痛(神経根症状、治療) 好発部位 腰椎前弯が最も強い下位腰椎に多い ・L4/5 ・L5/S 病型 後外側型(80%) →神経根症状(一側の下肢痛) 後正中型(10%) →後縦靭帯の痛み(いわゆる腰痛) 神経根症状 L1-3 ・FNST陽性 L4 ・大腿四頭筋(膝伸... 2020.03.23 2024.08.29 整形外科・外傷
整形外科・外傷 腰痛症(red flag sign) 腰痛の疫学 ・腰痛の罹患率 有訴率:40~50% 既往歴:70~80% ・急性腰痛の70%は原因不明の非特異的腰痛(3週間以内に自然軽快) ・原因疾患の97%は整形疾患、2%が腹部内蔵疾患、1%が脊椎がんや炎症性関節炎、感染症 分類 1)原... 2020.05.01 2024.08.29 整形外科・外傷
整形外科・外傷 神経根支配 (含・ Dr.仲田の記憶法) 上肢 運動神経支配 僧帽筋 副神経(Ⅺ)、C2~4 肩甲骨挙上、内転 延髄より中枢の麻痺か、頚髄より末梢の麻痺かを鑑別できる 横隔神経(C3~5) 空中に大きく指で「三」と描く 「上(胸腔)と下(腹腔)を分ける横隔膜の神経支配は三」と覚える... 2021.05.18 2024.08.29 整形外科・外傷リハビリテーション
整形外科・外傷 脊椎圧迫骨折 脊椎圧迫骨折 特徴 ・骨折椎体は胸腰椎移行部(Th11~L2)に多い ・一方、痛みの訴えは「L4~5付近」が多いので、疼痛部位に騙されないこと 骨折部位から握こぶし一個分下、握りこぶし一個分外側が多い 胸腰椎移行部の後根神経後枝は臀部を支配... 2024.08.29 整形外科・外傷
健康管理 職場における受動喫煙防止のためのガイドライン 職場における受動喫煙防止のためのガイドライン 「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」(令和元年7月1日 基発 0701 第1号) 職場の喫煙所内の空気環境の基準 (1)浮遊粉じん濃度:測定点全体の算術平均が0.15 mg/㎥以下で... 2024.08.28 健康管理
救急 一酸化炭素中毒 健康障害 ・吸入すると、血液中にカルボキシヘモグロビン(COHb)が増加し、神経系、循環器系に影響し、知力、運動能力、聴力などが低下する。 ・症状は吸入した量によって悪化する。 ・長期暴露で、心臓、血液系に影響が認められる。 【症状】 ・頭... 2020.08.05 2024.08.23 救急呼吸器
腎臓 急速進行性糸球体腎炎(rapidly progressive glomerulonephritis:RPGN) 疾患 ・腎糸球体に急速かつ激烈な炎症が生じ、数週から数か月間の経過で腎機能が急速に低下して腎不全に至る重篤な糸球体腎炎症候群であり、生命予後、腎予後ともに不良で維持透析へ移行しない場合も慢性腎不全としての加療を要することが大半である。 ・腎... 2024.08.23 腎臓
総合診療・家庭医療 健診で尿蛋白陽性時のアルゴリズム 健診で尿蛋白が陽性時のアルゴリズム ① 「早急な精査を要する病態」の鑑別 「早急な精査を要する病態」これ3つ 「急性腎炎症候群」 「急速進行性糸球体腎炎(RPGN)」 「ネフローゼ症候群」 1)急性腎炎症候群 ・先行感染(10~14日前) ... 2023.10.06 2024.08.23 総合診療・家庭医療腎臓
診察・検査 脳神経、脳血管系解剖 脳血管支配領域 参照(このサイトより引用): 参照(このサイトより引用): ・尾状核→内側線条体動脈(ACAからの穿通動脈) ・内包前脚、大脳基底核→外側線条体動脈(MCAから分岐する穿通動脈) ・内包後脚→前脈絡叢動脈(内頚動脈からの穿通... 2020.07.28 2024.08.22 診察・検査脳神経系
美容皮膚科 ステロイド外用(薬効によるクラス分類) 総論 概要 ・ステロイド外用は、効果の強弱によって5つのランクに分類される ・薬効が強いほど炎症を抑える効果は高いが、副作用も起きやすい 部位毎の経皮吸収率 ・前腕屈側部のステロイド吸収率を1とした時の体の各部位の経皮吸収率 ・顔面、外陰部... 2023.10.21 2024.08.21 美容皮膚科皮膚科
皮膚科 脂漏性皮膚炎 参考:脂漏性皮膚炎 疾患 ・脂漏性皮膚炎は,皮脂腺の密度が高い脂漏部(被髪頭部、眉毛部、鼻唇溝、耳介、耳後部、前胸部、背部正中、腋窩、陰部)に生じる皮膚の炎症である。 ・類円形の粃糠様鱗屑をつける紅斑が特徴 ・原因は不明であるが,皮膚の常在... 2020.11.04 2024.08.21 皮膚科