診察・検査 比較的徐脈 概念通常、体温が上がると心拍数も上がる。・細菌感染症 → 1℃上昇で心拍数20回/分ずつ上昇・ウイルス性感染症 → 1℃上昇で心拍数10回/分ずつ上昇比較的徐脈:「39℃では110番」(39℃で110回/分以下の脈拍数では要注意)疾患... 2019.04.15 2023.11.03 感染診察・検査
診察・検査 奇脈 定義・健常人でも血圧は吸気時に低下するが、吸気時の収縮期血圧低下は正常では10mmHg未満である。・これが10mmHg以上となり,小脈(脈圧が小さいこと)となる現象を「奇脈(paradoxical pulse(pulsus paradoxu... 2019.12.19 2023.10.23 循環器診察・検査
人間ドック・健診 A/G比(アルブミン/グロブリン比) A/G比(アルブミン/グロブリン比)とは?基準値:1.32〜2.23(日本臨床検査標準協議会より)・A/G比(アルブミン/グロブリン比)は、アルブミンとグロブリンの割合を示した数値(「グロブリン量=総タンパクーアルブミン」にて算出)・A/G... 2023.10.01 2023.10.06 人間ドック・健診血液診察・検査
診察・検査 偽性血小板減少症 概念・末梢血血算の容器に入っている抗凝固薬のEDTA(ethylenediaminetetraacetic acid:エチレンジアミン四酢酸)存在下で血小板凝集が起こり、自動計数による血小板数測定が低値になるエラーのこと対策・新鮮血塗抹標本... 2023.10.05 血液診察・検査
診察・検査 「手足の発疹」の鑑別疾患 ※「手足の発疹」を来す疾患は限られている鑑別疾患・梅毒・感染心内膜炎・手足口病・リケッチア感染症・毒素性ショック症候群・掌蹠膿疱症・川崎病・薬疹 2023.09.20 皮膚科診察・検査
診察・検査 規則性のある不整(regularly irregular)と絶対的不整(irregularly irregular) 規則的な不整(regularly irregular)それ以外は正常な調律での間欠的な不整(例,期外収縮)、もしくは予測可能な不規則パターン例)一連の心拍間の反復的な関係絶対的不整(irregularly irregular)心拍と心拍の間... 2023.07.31 循環器診察・検査
人間ドック・健診 便潜血検査 「便潜血検査陽性」は「Treitz靱帯より下部の出血」を考える・Treitz靱帯より口側の上部消化管出血は便潜血検査では検出率が低下する(胃や十二指腸などの上部消化管出血では、消化酵素などによってヘモグロビンが変性するため、検出率が低下する... 2019.07.31 2023.07.25 人間ドック・健診消化器診察・検査
診察・検査 腹部下1/3が膨隆した場合の鑑別疾患(追加:聴診による尿閉診断法) 腹部下1/3が膨隆した場合の鑑別・尿閉・子宮筋腫・妊娠・卵巣腫瘍を考える参照:聴診による尿閉診断法・聴診器を恥骨結合(恥丘)の上縁に置く・腹部正中、膨隆より離れた部位から下腹部の膨隆に向かって打診・膀胱上縁では聴診で聞こえる打診音が鋭く大き... 2019.04.21 2023.06.29 診察・検査
診察・検査 匙状爪(spoon nail) 概念スプーンネイルとも言い、爪が薄くなり、爪の両側や爪先がそり返ってスプーンのような状態の爪をいう原因・鉄欠乏性貧血・甲状腺機能低下症・糖尿病・心臓病(心不全、先天性心疾患)循環障害や酸素供給の不足によって爪の成長や形成に影響が及ぶため・乾... 2023.06.18 2023.06.24 診察・検査
診察・検査 Kehr徴候(ケール徴候) ・Kehr徴候は,「脾破裂」の際に左横隔膜部を刺激する結果,左肩に放散痛(あるいは知覚過敏)が起こるというエポニム。ドイツの外科医Hans Kehrの名に由来する。・左横隔神経の刺激による左肩への関連痛・脾破裂のみでなく、肝左葉の膿瘍などで... 2023.06.16 診察・検査
診察・検査 Carnett徴候(カーネット徴候:腹壁圧痛試験) 「圧痛不変または増強」で陽性・急性腹症の原因として腹腔内病変を除外するためのアプローチ。・患者を仰臥位で両腕を胸にクロスして置かせ、一番強い圧痛点に医師が手を置いたまま頭部を拳上(「臍を見るようにして下さい」と指示するとよい)させ、腹部の筋... 2019.04.11 2023.06.09 消化器診察・検査
診察・検査 女性化乳房 定義・産生の乳頭乳輪直下に、片側または両側に腫瘤を触れる状態・相対的にテストステロンに対しエストロゲンが多いため生じる・疼痛や圧痛を伴うことが多い原因・特発性(生理的乳腺の肥大)・肝硬変(肝機能障害によりエストロゲン代謝が阻害されるため)・... 2023.05.18 内分泌・代謝診察・検査
診察・検査 高Ca(高カルシウム)血症 正常値血清カルシム正常値:8.5-10.5㎎/dLPayne(ペイン)の補正式補正Ca濃度=血清Ca+(4-血清アルブミン)・「血清カルシウム値」として出てくるのは、「イオン化カルシウム(Ca2+)」(約50%)のみならず、「タンパク結合カ... 2019.02.28 2023.05.09 内分泌・代謝診察・検査
診察・検査 MMT (Manual Muscle Test) 新・徒手筋力検査法第10版新・徒手筋力検査法 原著第10版 2020/3/21Dale Avers (著), Marybeth Brown (著), 津山 直一 (翻訳), 中村 耕三 (翻訳)評価5 Normal :強い抵抗を加えても、運... 2020.11.16 2023.05.09 脳神経系診察・検査
救急 起立性低血圧 診断基準(日本循環器学会.:失神の診断・治療ガイドライン(2012年改訂版))立位後3分以内に、① 収縮期血圧が20mmHg以上低下、または、② 収縮期血圧の絶対値が90mmHg未満に低下、あるいは③ 拡張期血圧が10mmHg以上低下がみら... 2023.04.27 2023.05.08 循環器救急診察・検査
診察・検査 感覚診察 脊髄内神経経路表在感覚検査デルマトーム触覚・捻じったティッシュペーパーで皮膚表面を軽く触れる温度覚※痛覚と同じ経路を通り、また痛覚の方が鋭敏であること、温水と冷水を用意することに手間がかかるため、痛覚の検査のみ行うことが多い。・温水(約40... 2021.08.23 2023.03.16 脳神経系診察・検査
診察・検査 小脳症状、失調症状の身体所見 小脳の機能・小脳はあらゆる運動に関して個々の筋同士の協調性を調節している。小脳症状の種類四肢の失調 (ataxia)・微細な運動の障害。特に一側性、上肢末端部に強く現れる。 >>FN test, KH test体幹失調(歩行障害)・特に小脳... 2019.03.08 2023.03.08 脳神経系診察・検査
診察・検査 眼振検査 参照このサイトより引用:めまいプロ 医療関係者の方々へ「めまい」に関する情報をお届けします眼振方向(急速相の方向)眼振なし眼振存在・方向ともに疑わしい小打性眼振(左向水平性眼振)振幅が普通中打性眼振振幅が中等度大打性眼振振幅が大きい低頻打性... 2023.02.09 耳鼻科診察・検査