産業医・労働衛生コンサルタント

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労働衛生関連法令

衛生管理者

衛生管理者 ・常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。 衛生管理者の資格 ・衛生管理...
人間ドック・健診

騒音作業(健康診断、作業環境測定、聴覚保護具、ガイドライン)

可聴域、日常会話での周波数域 ・可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)は一般に20~20,000Hzといわれている。 ・日常会話での周波数域は250 ~4,000 ㎐ 程度である。 騒音・振動の単位「dB(デシベル)」について...
労働衛生一般

「量‐影響関係」と「量‐反応関係

量‐影響関係 ・「量-影響関係」とは、個体レベルでの用量(ばく露量)と影響の間の関係である。 (個人的影響、影響を受けやすい人) ・ある固体に対してある有害物質をばく露させると、閾値のある物質では、無毒性量以下の曝露では毒性は発現せず、この...
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産業医・労働衛生コンサルタント

振動障害防止対策、振動障害予防対策指針

振動障害とは 振動障害の予防のために ※ 厚生労働省職場のあんぜんサイト「振動障害」(安全衛生キーワード) ・「振動障害」は、チェーンソー、グラインダー、刈払機などの振動工具の使用により発生する手指等の末梢循環障害、末梢神経障害及び運動器(...
産業医・労働衛生コンサルタント

GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム :Globally Harmonized System of Classification and Labeling of Chemicals)

化学品の分類および表示に関する世界調和システム (Globally Harmonized System of Classification and Labeling of Chemicals:GHS) GHS:化学品の分類および表示に関する...
産業医・労働衛生コンサルタント

じん肺健康診断(じん肺法と粉じん則)

じん肺 ・「じん肺」とは、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病のことである(じん肺法第2条) けい肺 ・「けい肺」とは、じん肺のうち遊離けい酸粉じんによるものをいう。 ・けい肺ではまず粒状陰影が上中肺野に形成...
労働衛生一般

粉じん障害防止規則

じん肺の原因 ・じん肺の大部分は職業性の無機粉じんばく露が原因 ・石炭、遊離珪酸、炭素、珪酸化合物、酸化鉄、アルミニウム、ベリリウムなど 吸入される粒子状物質の粒径と気道内到達部位 1 吸引性粉じん(inhalable:インハラブル)(10...
産業医・労働衛生コンサルタント

安全委員会、衛生委員会、安全衛生委員会

労働安全衛生法第18条 ・「事業者は、政令で定める規模の事業場ごとに、次の事項(後述)を調査審議させ、 事業者に対し意見を述べさせるため、衛生委員会を設けなければならない。」 ・常時50人以上の労働者を使用する事業場には、衛生委員会の...
労働衛生一般

電離放射線障害防止規則

電離放射線の単位 グレイ(Gy):吸収線量 ・放射線がある物質を通過する時に物質が吸収したエネルギーを表し、単位は を用いる ・ある放射線が1 kgの物質に1 J(ジュール)のエネルギーを与えた場合、吸収線量D = 1 となります。 シーベ...
産業医・労働衛生コンサルタント

高年齢労働者の安全と健康確保

参考サイト 高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン) (令和2年3月16日基安発0316第1号) 高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン (エイジフレンドリーガイドライン) 第1 趣旨 本...
労働衛生一般

「フレイル」「 ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」「サルコペニア」との相違点

高年齢労働者に発生する休業4日以上の労働災害の特徴 ・災害の 発生率(千人率)では、若年層と高年齢労働者で高くなる傾向がみられる。 ・60 歳以上の男女別の労働災害発生率(死傷年千人率)を 30 代と比較すると、男性は約2倍、女性は約5倍と...
産業医・労働衛生コンサルタント

特定化学物質障害予防規則(特定化学物質、特別管理物質)

特定化学物質 ・「特定化学物質」とは、労働者に健康障害を発生させる(可能性が高い)物質として、労働安全衛生法の「特定化学物質等障害予防規則」で定められた化学物質をいう。 ・特定化学物質は有害性のレベルに応じて「第一類」「第二類」「第三類」に...
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リスクアセスメント(ハザードとリスク、CREATE-SIMPLE、リスク低減措置)

ハザードとリスク 5 危険性・有害性から労働災害へ ハザード(危険有害性) ハザード(危険有害性)とは化学物質固有の影響をいう 危険性: 物理的・化学的性質(引火性・爆発性など)によって生じる物理的影響 ・爆発・火災・漏洩による中毒・薬傷な...
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曝露限界(許容濃度、TLV)、管理濃度

曝露限界 許容濃度 ・「許容濃度」とは、日本産業衛生学会が公表する「職業ばく露限界値:Occupational Exposure Limit(OEL)」(作業者の健康へ悪影響を及ぼすことがないと考えられるばく露限界値)である。 ・労働者が「...
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安全データシート(Safety Data Sheet:SDS)

安全データシート(Safety Data Sheet:SDS) 化学物質対策に関するQ&A(ラベル・SDS関係) ラベル・SDS義務対象物質一覧・検索(職場のあんぜんサイト) SDS作成の目的 ・SDSとは、事業者が化学物質及び化学物質を含...
労働衛生一般

酸素欠乏危険作業(酸素欠乏症および硫化水素中毒)

酸素欠乏危険作業の種類 第1種酸素欠乏危険作業;酸欠の危険がある場所での作業 第2種酸素欠乏危険作業: 酸欠および硫化水素中毒の危険がある場所での作業 酸素欠乏症等の防止 酸欠則第5条第1項 ・事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる...
救急

熱中症、WBGT(暑さ指数)

参考サイト・ガイドライン 環境省熱中症予防対策サイト 職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について 熱中症診療ガイドライン2024(日本救急医学会) 熱中症が発生する生理学的な機序 暑熱環境下で作業を行うことにより体温が上昇すると、①発...
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化学物質(物質名、疾病)

化学物質 鉛 ・貧血(へモグロビン合成障害による) ・造血器障害 ・腹部疝痛 ・伸筋麻痺(末梢神経障害) ・生殖毒性 (なまりません→鉛、疝) 鉛の粉じんやヒュームを吸入すると、鉛は骨に蓄積される。 鉛の生物学的モニタリング指標: 血液中鉛...
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