産業医・労働衛生コンサルタント

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労働衛生一般

呼吸の労働整理

外呼吸と内呼吸 ・液体や気体が、半透膜を介して接していると、そこに溶け込んでいるガスは、濃度(ガス分圧)の高い方から低い方へ拡散(移動)するという物理現象がある。 ・肺の内部では、肺胞を取り巻く肺毛細血管中の静脈血と、肺胞内の空気が...
労働衛生一般

電離放射線障害防止規則・放射線による健康障害

「電離放射線」と「非電離放射線」の違い ・電離放射線は、物質を構成する原子を電離(正電荷のイオンと負電荷の電子に分離)する能力(電離作用)を持つ。 ・そのため電離放射線はDNAなどの生体高分子への電離作用により、発がんや突然変異など...
2024.04.15
産業医・労働衛生コンサルタント

じん肺(じん肺法と粉じん則)

じん肺健康診断 ・「じん肺健康診断」には、次の4種類がある ① 就業時健康診断 ・新たに常時粉じん作業に従事することになった労働者を対象に行う。 ・作業に従事することとなった日の前6月以内にじん肺健康診断を受けて、じん肺管理区分...
2024.04.14
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産業医・労働衛生コンサルタント

「怒涛の反復」ー 衛生コンサルタント試験対策

保存期間 特別教育 特別教育を行ったときは、当該特別教育の受講者、科目等の記録を作成して、これを3年間保存しておかなければならない。 じん肺健康診断に関する記録 ・7年間 専属、専任 産業医 ・常時 1,000...
2024.04.14
労働衛生一般

酸素欠乏危険作業(酸素欠乏症および硫化水素中毒)

酸素欠乏危険作業の種類 第1種酸素欠乏危険作業;酸欠の危険がある場所での作業 第2種酸素欠乏危険作業: 酸欠および硫化水素中毒の危険がある場所での作業 第2種酸素欠乏危険場所に該当する場所 ・海水が滞留しており、若しくは...
2024.04.14
産業医・労働衛生コンサルタント

労働安全衛生規則および有機溶剤中毒予防規則等の特別則改正

特定化学物質 ・「特定化学物質」とは、労働安全衛生法の「特定化学物質等障害予防規則」で定める物質のことです。 ・特定化学物質は「第一類」「第二類」「第三類」に分類されます。 第一類物質: ・がん等の慢性・遅発性障害を引き...
2024.04.13
労働衛生一般

作業環境測定、管理区分

作業環境測定とは ・作業環境中には、ガス・蒸気・粉じん等の有害物質や、騒音・放射線・高熱等の有害エネルギーが存在することがあり、これらが働く人々の健康に悪影響を及ぼすことがあります。 ・これらの有害因子による職業性疾病を予防するため...
2024.04.12
労働衛生関連法令

計画の届出等

特定化学設備及びその付属設備 ・特定化学設備及びその付属設備を設置し、若しくは移転し、又はこれらの主要構造部分を変更しようとするときは、その計画について届書に、当該機械等の種類に応じて次に掲げる事項を記載した書面及び周囲の状況及び四隣との...
労働衛生関連法令

特別教育

特別教育 ・「特別教育」とは、特定の危険性を伴う業務を行う場合に必要となる専門的な教育のことを指しています。 ・具体的には、労働安全衛生法で「事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働...
2024.04.11
産業医・労働衛生コンサルタント

職長等の教育

職長等の教育 労働安全衛生法第60条の規定により、事業者は、その事業場の業種が労働安全衛生法施行令第19条で定めるものに該当するときは、新たに職務につくこととなつた職長その他の作業中の労働者を直接指導又は監督する者(作業主任者を除く)に対...
2024.04.11
労働衛生関連法令

機械等に係る規制内容

厚生労働大臣が定める規格(構造規格等)又は安全装置を具備すべき機械等 ・再圧室 ・潜水器 ・エツクス線装置 ・ガンマ線照射装置 ・チエーンソー 内燃機関を内蔵し、かつ排気量が 40 立方センチメートル以上 ・防じんマスク (ろ過...
2024.04.11
産業医・労働衛生コンサルタント

化学物質の自律的な管理

「自律的な管理」への方向 ・2021年7月に厚労省から「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会報告書」が公表された。その内容は、職場の化学物質管理について「自律的な管理」を基本にしようというものであり、これまでの表示・SDS制...
労働衛生一般

元方事業者、関係請負人

元方事業者とは ・1つの場所で行う事業の仕事の一部を請負人に請け負わせている者のこと。 ・数段階の請負関係がある場合には、その最も先次の注文者(大元の注文主)のこと。 ・元方事業者に該当する条件は、注文者とその請負人の仕事が同...
2024.04.10
労働衛生一般

防じんマスク、防毒マスク

防毒マスク ・防毒マスクは、環境に存在する有毒ガス及び混在する粒子状物質を除去し、着用者が吸入する空気を浄化します。 ・粒子状物質も除去する場合は、防じん機能を有する吸収缶を使用してください。 ・防毒マスクは、面体、吸収缶など...
2024.04.10
産業医・労働衛生コンサルタント

職場における腰痛予防対策

参考サイト 厚労省「職場における腰痛予防対策指針」 職場における腰痛予防対策指針 腰痛健康診断問診票 中央労働災害防止協会「職場における腰痛予防対策」 職場における腰痛予防対策 本指針における「腰痛」に含まれ...
2024.04.10
産業医・労働衛生コンサルタント

管理濃度、許容濃度

許容濃度 ・許容濃度とは、日本産業衛生学会が公表する「職業ばく露限界値:Occupational Exposure Limit(OEL)」(作業者の健康へ悪影響を及ぼすことがないと考えられるばく露限界値)である。 ・労働者が1 日8...
2024.04.09
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有害物質による疾病

有害物質による疾病 ・鉛 貧血、腹部疝痛、伸筋麻痺(末梢神経障害) (なまりません→鉛、疝) ・クロム 鼻中隔穿孔、皮膚炎、慢性中毒(上気道がん、肺がん) (クロムは鼻中隔→上気道→肺) (ビーチで黒い...
2024.04.09
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事業場における労働者の健康保持増進のための指針(THP 指針:total health promotion plan)

「事業場における労働者の健康保持増進のための指針(THP 指針)」 「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」 労働者の健康保持増進が求められるようになった背景 1 趣旨 近年の高年齢労働者の増加、急速な技術革新の進...
2024.04.09
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