産業医・労働衛生コンサルタント 「職業性疾病」と「作業関連疾患」の違い 「職業性疾病」と「作業関連疾患」の違い職業性疾病・「職業性疾病」とは、医学用語で「業務上疾病」とも呼ばれ、特定の業務に従事していることによってかかる、もしくはかかる確率が非常に高くなる病気の総称です。・労働基準法では、業務に起因して発生した... 2025.02.03 2025.02.07 産業医・労働衛生コンサルタント
人間ドック・健診 「人間ドック」とは 「人間ドック」と「定期健康診断」の違い参照:人間ドックは健康診断として代用可能。人事が知っておくべき注意点・定期健康診断は法律で義務付けられているものに対して、人間ドックは自分の意志で受けるもの・人間ドックも健康診断の一部と言えますが、法的... 2025.02.05 人間ドック・健診
人間ドック・健診 診断区分(医療区分):日本人間ドック学会による 診断区分(医療区分):日本人間ドック学会による基本検査項目/判定区分(人間ドック学会)A:異常なしB:軽度異常C:要再検査・生活改善D:要精密検査・治療要医療E:治療中・2022年4月より日本人間ドック学会の判定区分に関する表記が改定された... 2025.02.05 人間ドック・健診
人間ドック・健診 対策型がん検診 対策型がん検診参照:厚生労働省「市町村のがん検診の項目について」現在日本では5種類の癌に対して公共政策として実施されている・胃がん検診集団 バリウム検査:40歳以上、毎年可上部消化管内視鏡:50歳以上、2年に1回・肺がん(結核)検診 :集団... 2025.02.05 人間ドック・健診
総合診療・家庭医療 診断bias comfirmation bias自分の仮設に合わない情報は過小評価してしまうこと。例)左片麻痺患者で血圧が低いのは降圧薬を内服しているせいだろうと思い込む糖尿病治療中でなければ低血糖にはならないだろうoverconfidence bias... 2025.02.02 総合診療・家庭医療
耳鼻科 外耳道異物 外耳道異物の手順耳鏡を用いて、外耳道内の異物を確認↓可能な範囲で鼓膜の観察も行い、穿孔の有無を確認する↓緊急性を要するもの(耳鼻科コンサルトすべきもの)・鋭利な異物・ボタン電池・聴力低下・めまい・出血※それ以外は翌日耳鼻科受診で可外耳道内虫... 2025.02.02 耳鼻科
耳鼻科 鼻出血 手技1)診察・バイタルサインの確認・基本的に座位で診察(難しい場合は側臥位)・前かがみで鼻翼部を用手圧迫してもらう2)まずは用手圧迫(鼻翼圧迫法)・90%はこれで止まる・気道に流れないように「下を向いて」、「鼻翼部(鼻根部ではない)」を「1... 2021.08.02 2025.02.02 耳鼻科
眼科 眼表面異物、角膜化学熱傷 1.病歴の確認・何をしている時か・何が入ったのか2.視力の確認→低下があれば眼科コンサルト・「普段と比べて視力が低下していないか?」を確認する→低下しているなら、すぐに眼科医コンサルトが必要・簡単な視力確認指数弁手動弁光覚弁3.何が眼に入っ... 2021.09.29 2025.02.02 眼科
救急 カフェイン中毒 中毒量1g致死量5~10gカフェインを含む飲料、薬剤・モンスター:160mg/本・レッドブル:80mg/本・コーヒー:80mg/杯・市販のカフェイン製剤:1錠100mg症状・低カリウム血症・QT延長カフェイン中毒の治療・確立された治療方法は... 2025.02.02 救急総合診療・家庭医療
救急 敗血症の定義(2016年改訂)、初期対応 敗血症の定義の改訂(2016年)・敗血症の定義は2016年2月、ヨーロッパと米国の集中治療学会の合同委員会により改訂変更され、診断基準も新しいものになった。・従来まで「感染による全身性炎症反応症候群(Systemic Inflammator... 2019.02.04 2025.02.02 感染救急
診察・検査 起立性失神、前失神の鑑別起立試験(Schellong test、簡易tilt試験) Schellong test・仰臥位で5分間安静・「仰臥位時」「起立直後」「1分後」「3分後」に血圧測定・基本は立位だが、不可能な場合は座位(端座位で下肢を下した状態)でも可。↓【判定】・臥位時の血圧に比べて、立位後(坐位後)収縮期血圧が2... 2019.06.01 2025.02.02 循環器診察・検査
美容皮膚科 保護中: 医療レーザー脱毛診療(診察手順、説明事項) このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。 パスワード: 2024.09.09 2025.02.02 美容皮膚科
総合診療・家庭医療 便秘(生活指導、下剤の種類と使い分け) ガイドライン便通異常症診療ガイドライン2023―慢性便秘症監修・著編者 日本消化管学会※ まずは薬剤性便秘の除外便秘を惹起しうる薬剤・鎮痛薬:NSAIDs、麻薬・抗コリン薬:鎮痙薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗パーキンソン病・降圧薬:カルシウム... 2021.02.01 2025.01.29 消化器総合診療・家庭医療
血液 M蛋白血症(単クローン性免疫グロブリン異常症 :monoclonal gammopathy) M蛋白とは・異常に増殖した 1 つのクローンの形質細胞あるいは B 細胞から産生分泌された均一な免疫グロブリンまたはその構成成分。・産生分泌されるM 蛋白の種類:全分子: IgG,IgA,IgM,IgD,IgE重鎖:γ 鎖,α 鎖,µ 鎖,... 2021.08.25 2025.01.29 血液
消化器 脂肪肝(アルコール性、非アルコール性)、NAFLD 脂肪肝(健診:C判定)・脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が蓄積した状態をいい、肝細胞の30%以上が中性脂肪で占められている状態を指す。・健診では受診者の20~30%で脂肪肝が指摘され年々、増加傾向にある。・一般には痛みを引き起こすことはないが、他... 2020.04.13 2025.01.28 消化器
総合診療・家庭医療 健診で尿蛋白陽性時のアルゴリズム 健診で尿蛋白が陽性時のアルゴリズム① 「早急な精査を要する病態」の鑑別「早急な精査を要する病態」これ3つ「急性腎炎症候群」「急速進行性糸球体腎炎(RPGN)」「ネフローゼ症候群」1)急性腎炎症候群・先行感染(10~14日前)・血圧上昇・急性... 2023.10.06 2025.01.28 総合診療・家庭医療腎臓
心電図 ST上昇、低下の定義 ST上昇、低下の判断の基準点ST上昇、低下の判断基準は「基線」と「J点」を比べて判断する基線一般的には,P波の始まりから次のP波の始まりの点を結んだ線をいう※ 「T波の最後から次のP波まで」という定義もあるJ点の場所QRSが終わりS波の最初... 2022.11.18 2025.01.27 循環器心電図
総合診療・家庭医療 風疹(rubella) 疾患・Togavirus科Rubivirus属に属する風疹ウイルス(rubella virus)による発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である・飛沫感染・症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹... 2022.03.10 2025.01.23 総合診療・家庭医療