総合診療・家庭医療 気分安定薬 特徴 ・気分安定薬とは、双極性障害(躁うつ病)において双方向性(抗操、抗うつ)の作用をもち、また気分変動を抑制し、躁うつ両病相の予防効果をもっ薬物の総称。 ・気分安定薬の薬理作用については不明である。 薬剤各論 ① バルプロ酸ナトリウム(デ... 2023.06.01 総合診療・家庭医療精神科
人間ドック・健診 『日本人間ドック学会 人間ドック健診専門医』制度 参照サイト 専門医 認定申請 人間ドック健診専門医認定試験 専門医認定条件 規則第10条 専門医になろうとする者は、次の各項に定める資格をすべて備えていなければならない。 1)日本国の医師免許取得者で医師としての人格識見を有する者。 2)専... 2023.05.31 人間ドック・健診
人間ドック・健診 副腎偶発腫 疾患 ・性差なし ・ホルモン非産生腫瘍が50.8%と約半数 ・ホルモン産生腫瘍としては、コルチゾール、カテコラミン(褐色細胞腫)、アルドステロン ・アルドステロン産生腫瘍は高血圧で発見されることが多く、腫瘍が小さいものもあり、偶発腫としての... 2023.05.31 人間ドック・健診内分泌・代謝
DM 血糖コントロール目標(65歳未満、65歳以上) 1) 65歳未満 参照:糖尿病治療ガイド2020-2021 ・合併症予防の観点からHbA1cの目標値を『7.0%未満』とする。 ・対応する血糖値としては、『空腹時血糖値130㎎/dL未満』『食後2時間血糖値180㎎/dL未満』をおおよその目... 2020.12.31 2023.05.31 DM
内分泌・代謝 DM生活指導(食事、飲酒、運動療法) 食事指導 1.減量への動機づけ ・20歳時の体重からの体重増加を確認。 ・体脂肪モデル(3㎏)を用いて減量への動機づけ 参照(このサイトより引用): 重量、色、触感など人間の体脂肪に準じたモデルを目の当たりにすることによって、過度の体脂肪蓄... 2020.04.22 2023.05.31 内分泌・代謝DM
救急 小児腹痛6大疾患 小児腹痛診察時の心得 ・胃腸炎とゴミ箱診断しないこと(嘔気、嘔吐、水様下痢の3つがそろって初めて胃腸炎といえる) ・6時間以上続く激しい腹痛があるのに、腹膜刺激症状がない場合は、「絞扼性腸閉塞」や「血管障害」による致死的な腹痛の可能性があり... 2019.03.28 2023.05.25 救急小児科
診察・検査 女性化乳房 定義 ・産生の乳頭乳輪直下に、片側または両側に腫瘤を触れる状態 ・相対的にテストステロンに対しエストロゲンが多いため生じる ・疼痛や圧痛を伴うことが多い 原因 ・特発性(生理的乳腺の肥大) ・肝硬変(肝機能障害によりエストロゲン代謝が阻害さ... 2023.05.18 診察・検査内分泌・代謝
総合診療・家庭医療 『倦怠感』の鑑別疾患 倦怠感の鑑別疾患『FATIGUE』 F:failure(臓器不全:心臓、呼吸器、肝臓、腎臓) A:ACS(急性冠症候群)、Anemia(貧血) T:Tumor(悪性腫瘍)、Tablet(薬剤性)、 Temperature(熱中症、低体温) ... 2023.05.12 2023.05.18 総合診療・家庭医療診察・検査
消化器 バレット食道 (Barrett’s Esophagus) 疾患 ・食生活の欧米化(高蛋白・高脂肪食)・肥満に伴い、胃液・胆汁の慢性的な食道への逆流に伴う化学的損傷が起こり、下部食道粘膜がバレット粘膜に置換された食道粘膜をバレット食道と定義された疾患 ・ゆえにバレット食道は「逆流性食道炎GERDの合... 2023.05.17 消化器
感染 腸チフス、パラチフス 疾患 ・腸チフス、パラチフスはそれぞれチフス菌(Salmonella enterica subsp. enterica serovar Typhi)、パラチフスA菌(Salmonella enterica subsp. enterica s... 2022.03.21 2023.05.17 感染
内分泌・代謝 インスリン自己免疫症候群 疾患 ・インスリン自己免疫症候群は自発性低血糖症のひとつ ・「インスリン注射歴がないにもかかわらずインスリン自己抗体により重症の低血糖発作を引き起こす ・サプリメントのαリポ酸をはじめとしたSH基をもつ薬剤(カプトプリルやチアマゾールなど)... 2023.05.16 内分泌・代謝DM
診察・検査 高Ca(高カルシウム)血症 正常値 血清カルシム正常値:8.5-10.5㎎/dL Payne(ペイン)の補正式 補正Ca濃度=血清Ca+(4-血清アルブミン) ・「血清カルシウム値」として出てくるのは、「イオン化カルシウム(Ca2+)」(約50%)のみならず、「タンパ... 2019.02.28 2023.05.09 診察・検査内分泌・代謝
診察・検査 MMT (Manual Muscle Test) 新・徒手筋力検査法第10版 新・徒手筋力検査法 原著第10版 2020/3/21 Dale Avers (著), Marybeth Brown (著), 津山 直一 (翻訳), 中村 耕三 (翻訳) 評価 5 Normal :強い抵抗を加え... 2020.11.16 2023.05.09 診察・検査脳神経系
救急 起立性低血圧 診断基準(日本循環器学会.:失神の診断・治療ガイドライン(2012年改訂版)) 立位後3分以内に、 ① 収縮期血圧が20mmHg以上低下、または、 ② 収縮期血圧の絶対値が90mmHg未満に低下、あるいは ③ 拡張期血圧が10mmHg以上低... 2023.04.27 2023.05.08 救急診察・検査循環器
腎臓 Na分画排泄率(FENa:Fractional Excretion of Na) FENaの意義 ・糸球体からボウマン嚢に濾過されたナトリウムのうち、再吸収されずに排泄尿中に排泄された ナトリウムの割合(%) ・腎前性、腎性腎障害の鑑別に有用。 ・一般に正常では、生体にとって必要なナトリウムや水は99%再吸収されるため、... 2019.05.30 2023.04.27 腎臓
診察・検査 BMI(正常値、病的な体重減少) 計算サイト 基準値(日本肥満学会) 基準値:18.5~24.9 ・22を適正体重(標準体重:統計的に最も病気になりにくい体重) ・BMI 25.0以上を「肥満」、18.5未満を「低体重」とする ・25.0≦BMI<30.0を「肥満1度」とし... 2019.09.07 2023.04.21 診察・検査内分泌・代謝
感染 SFTS(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome :重症熱性血小板減少症候群) 参考サイト 疾患 ・ブニヤウイルス科フレボウイルス属の「重症熱性血小板減少症候群ウイルス(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome virus:SFTSウイルス(SFTSV)」による感染症。 ・... 2020.07.29 2023.04.19 感染血液
総合診療・家庭医療 がん関連発熱 がん関連発熱について ・がん患者における発熱、およびその熱源は下記に挙げるように多様である。 ・腫瘍熱や不可逆な病態故に対症療法のみで対応すべき状況なのか、感染など治療すべき状態なのかは慎重な鑑別が必要である。 ・感染をはじめとした発熱は意... 2023.04.19 総合診療・家庭医療