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小児科

小児の気管支喘息

長期管理の重症度:長期管理に関しては、治療前の臨床症状に基づく小児気管支喘息の重症度分類によりまず重症度を判定する。小児気管支喘息の重症度分類・間欠型:軽い症状が年に数回生じる程度で、呼吸が苦しくなっても薬で治り、短期間で症状が改善し、持続...
小児科

夜尿症

定義・「5歳以上の小児の入眠中の間欠的な尿失禁を夜尿症(nocturnal enuresis)とし、1ヶ月に1回以上の夜尿が3ヶ月以上続くものを指す。この夜尿症の定義では、昼間尿失禁や他の下部尿路症状(lower urinary tract...
小児科

突発性発疹

疾患・突然の高熱と解熱前後の発疹(ほっしん)が特徴で、特に治療をすることなく改善するウイルス感染症の一つ。・乳幼児期、特に6~18か月の間に罹患することが多い。5歳以上はまれである。・乳幼児がヒトヘルペスウイルス6、7型の感染による突然の高...
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眼科

結膜炎(細菌性、ウイルス性、アレルギー性)

鑑別点感染性・痒みや乳頭増殖を伴うことは少ない・粘液性、膿性ないし水様性眼脂を呈することが多い。・耳前リンパ節腫脹は、ウイルス性かクラミジア性でみられる。正常でもリンパ節を触れることがあるので、正常にはない「圧痛」に注意する。非感染性結膜炎...
皮膚科

尋常性痤瘡

ガイドライン尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023疾患情報(疫学・病態)・尋常性痤瘡とは、顔面、胸背部の毛包・脂腺系を場とする脂質代謝異常(内分泌的因子)、角化異常、細菌の増殖が複雑に関与する炎症性疾患である。・尋常性痤瘡は「青春のシン...
耳鼻科

急性中耳炎

ガイドライン小児急性中耳炎診療ガイドライン 2018年版急性中耳炎の重症度分類(2018年版)急性中耳炎の重症度分類年齢≧24か月齢 +0<24か月齢 +3耳痛なし +0あり +1持続性の高度疼痛 +2発熱<37.5℃ +037.5≦ <3...
アレルギー

IgA血管炎(Henoch-Schönlein紫斑病)

疾患・触れることのできる皮膚の紫斑(palpable purpura)がみられ、関節痛や腹痛・下血などの消化管症状、腎障害を合併することがある全身性の小型血管炎。・病因は未だ明らかではないが、IgAを含む免疫複合体の関与する全身疾患である。...
腎臓

IgA腎症

ガイドラインIgA腎症診療ガイドライン 2020疾患・慢性糸球体腎炎のうち、糸球体メサンギウム細胞と基質の増殖性変化と、メサンギウム領域へのIgAを主体とする沈着物とを認めるものをいう。・同義語として「IgA腎炎」などがある。・慢性糸球体腎...
脳神経系

重症筋無力症

参照 概要・重症筋無力症(MG)は、神経筋接合部のシナプス後膜上の分子に対する臓器特異的自己免疫疾患で、筋力低下を主症状とする。・本疾患には胸腺腫や胸腺過形成などの胸腺異常が合併する。自己免疫の標的分子はニコチン性アセチルコリン受容体(AC...
血液

リンパ節腫脹(腫大)へのアプローチ

問診、診察「ALL AGES」・Age:年齢・Location:腫脹部位・Length:腫脹期間・Associated signs and symptoms:随伴症状・Generalized lymphadenopathy:全身性・Extr...
総合診療・家庭医療

再発性アフタ性口内炎

疾患・3-5mmの口内炎が1個から複数できて1-2週間で改善しますが、しばらくするとまた繰り返す疾患・口内炎以外には希に陰部潰瘍を合併することもある他の症状はありません。・多くが思春期頃に発症し、年齢と共に軽くなることが多いとされる。・原因...
総合診療・家庭医療

治療必要数(Number Needed to Treat:NNT) 

NNTとは・ある介入を対象者に行った場合,1人に効果が現れるまでに何人に介入する必要があるのかを表す数字。例「治療Aを行ったときに,10%の有病率が5%に減少した」「治療Bを行ったときに,50%の有病率が25%に減少した」これらの有病の減少...
総合診療・家庭医療

国際生活機能分類(ICF:International Classification of Functioning, Disability and Health)

概念・国際生活機能分類(ICF:International Classification of Functioning, Disability and Health)は、人間の生活機能と障害の分類法として、2001年5月、世界保健機関(WH...
総合診療・家庭医療

生物心理社会モデル(Bio-psycho-social model;BPS model)

概念・1977年にジョージ・エンゲルによって提唱された概念。・それまでの還元主義に根差して発展してきた「生物医学モデル」に対して、システム理論を元に「疾患」をより多元的に捉えたモデルである。・「病気をもった人」というのは、様々な要素が絡み合...
総合診療・家庭医療

コーチングによる行動変容

5つの基本スキル,5つの基本ステップStep 1 どのような健康を手に入れたいですか?(目標設定): Goal現状はどうですか?(現状の把握):Step 2 うまくいっていないことは何ですか?(障害を知る)うまくいっていることは何ですか?(...
総合診療・家庭医療

SPIKES(悪い知らせを伝えるコミュニケーションスキル)

S:Setting-適切な面談環境を設定するプライバシーに配慮した、安心して落ち着ける環境を準備しましょう。できれば看護師さんも同席するのが望ましいです。P:Perception-患者の認識を知る患者さんが、自分の状態や、これからのことをど...
産婦人科

妊婦健康診査

健康診査の内容問診、診察等健康確認、保健指導血圧、尿検査等定期検査血液検査(血液型、貧血、血糖、不規則抗体、梅毒、風疹、肝炎、エイズに関する検査)超音波検査子宮頸がん検診(過去半年以内に同検診受診の場合、公費負担不可)など
診察・検査

関節エコー

関節エコーによる滑膜炎の描出関節エコーでは軟部組織が非常に明瞭に描出され,動的評価が行える利点もある。健常な関節では,滑膜内膜はほとんど見えないが,炎症があると滑膜は低エコー領域として描出され,その中に組織内細胞浸潤と浮腫が水として見える。...
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