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アレルギー

金属アレルギー

アレルギーを起こしやすい金属ニッケル最も金属アレルギーの頻度が高い金属です。ニッケルメッキや合金に用いられ、ニッケル合金製品(バックル、腕時計、ジュエリーなど)、硬貨(50円玉、100円玉、500円玉)、歯科金属、陶磁器、磁石、塗料、ガラス...
消化器

自己免疫性肝炎(autoimmune hepatitis、AIH)

疾患・自己免疫性肝炎(autoimmune hepatitis、AIH)とは、発症・進展に自己免疫機序が関与していると考えられる慢性肝疾患で、抗核抗体、抗平滑筋抗体などの自己抗体が陽性で、IgG高値が特徴である。・急性発症例(約10%)と慢...
呼吸器

過敏性肺炎、過敏性肺臓炎

疾患・過敏性肺炎とは、特定の抗原(鳥由来の蛋白や真菌など)を吸入して起こる免疫反応が原因のアレルギー性間質性肺炎である。・細気管支から肺胞を主座とするびまん性間質性肺炎である・生活環境に存在する抗原の反復吸入により感作され、III型およびI...
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消化器

鼠径部ヘルニア(外鼠経/内鼠経/大腿)

鼠経ヘルニア(そけいヘルニア)・鼠径ヘルニアは「間接(外)鼠径ヘルニア」と「直接(内)鼠径ヘルニア」の2種類がある。・間接(外)鼠径ヘルニアは、腹膜がヘルニア嚢となり内鼠径輪から出て、外鼠径輪に向かう・直接(内)鼠径ヘルニアはハッセルバッハ...
総合診療・家庭医療

運動療法(身体活動基準)

なぜ非薬物療法(運動療法)が重要かつ有効か?(参考:洛和会音羽病院 酒見英太先生)・地球上の生命は約138億年前のビッグバンでばら撒かれた粒子が気の遠くなるような時間をかけて寄り集まってできた軌跡の産物である。・我々の哺乳類としての体の基本...
整形外科・外傷

成長痛

概念・「成長痛」は、“幼児から思春期の成長期に起こる子どもの下肢の「特有の症状や特徴をもつ痛み」の総称。・年齢は2~14歳にみられ、好発年齢は3~5歳の幼児である。・病名と言うより「幼児期の繰り返す下肢の痛みで、特に骨や関節の治療すべき病気...
診察・検査

比較的徐脈

概念通常、体温が上がると心拍数も上がる。・細菌感染症    → 1℃上昇で心拍数20回/分ずつ上昇・ウイルス性感染症 → 1℃上昇で心拍数10回/分ずつ上昇比較的徐脈:「39℃では110番」(39℃で110回/分以下の脈拍数では要注意)疾患...
腎臓

腎硬化症

疾患・腎硬化症は、高血圧が原因で腎臓の血管に動脈硬化を起こし、腎臓の障害をもたらす疾患をいう・高血圧が長く続くと、腎臓の糸球体へ血液を送る細動脈に圧力がかかるため、血管内の細胞がそれに反応して増殖し、血管の内腔が狭小化する(細動脈硬化)。・...
産婦人科

子宮体がん(子宮体癌)

子宮体がん検診・子宮体がんのスクリーニングは6か月以内に不正出血の症状があったもの等のハイリスク群に対して行われており、無症状者全員に施行することは費用対効果の面から容認されていない。
膠原病

皮膚筋炎/多発性筋炎(検査、身体所見、診断基準)

参照ガイドライン多発性筋炎・皮膚筋炎診療ガイドライン(2020 年暫定版)疾患・自己免疫により骨格筋の炎症と破壊をきたす疾患で、体幹や四肢近位筋優位の筋力低下をきたす。・筋炎に加え、特徴的な皮膚症状を呈するものは「皮膚筋炎」とされ、封入体筋...
脳神経系

脳小血管病(cerebral small vessel disease:SVD)

概念・脳小血管病(cerebral small vessel disease:SVD)とは、脳微細血管劣化に伴う効率的な脳内微小循環・代謝・ネットワーク維持の困難な状態,及びそれらによる認知・身体機能低下状態を指す。・従来の大脳白質病変、B...
循環器

頚動脈狭窄、頚動脈エコー

頚動脈エコー検査・高周波リニアプローベを使用・仰臥位、軽度頚部後屈および非観察側へ30°程度回旋IMT(Intima Media Thicknes:内膜中膜複合体厚)正常値:1.0mm以下狭窄率・短軸像による「面積狭窄率」が径狭窄率よりも適...
消化器

下血(血便、または黒色便)

下血、血便、黒色便とは?・肛門から血が出ることを総称して「下血」と呼ぶ。・「黒色便」と「血便」を総称して「下血」という・便に鮮血が出ることを「血便」といい、黒い血(タール便)がでることを「黒色便」と言う。初期対応1.バイタルの確認起立試験(...
診察・検査

奇脈

定義・健常人でも血圧は吸気時に低下するが、吸気時の収縮期血圧低下は正常では10mmHg未満である。・これが10mmHg以上となり,小脈(脈圧が小さいこと)となる現象を「奇脈(paradoxical pulse(pulsus paradoxu...
血液

びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫(Diffuse large B-cell lymphoma:DLBCL)

疾患・悪性リンパ腫の中で最も多い病型であり、悪性リンパ腫全体の30~40%程度を占める.・日本での 2019 年の悪性リンパ腫の罹患数約 34,100 人から算定すると,1年間におよそ 14,000人が DLBCL に罹患すると推定される....
内分泌・代謝

急性間欠性ポルフィリン症(Acute intermittent porphyria)

ポルフィリン症とは・ヘム代謝系に関わる8つの酵素のいずれかの活性低下により、ポルフィリン体あるいはその前駆体が蓄積することによって発症する遺伝性の代謝疾患・現在9つの病型に分けられる。・これらのうち光線過敏など皮膚の症状を主に生じるものを「...
人間ドック・健診

A/G比(アルブミン/グロブリン比)

A/G比(アルブミン/グロブリン比)とは?基準値:1.32〜2.23(日本臨床検査標準協議会より)・A/G比(アルブミン/グロブリン比)は、アルブミンとグロブリンの割合を示した数値(「グロブリン量=総タンパクーアルブミン」にて算出)・A/G...
脳神経系

微小脳出血(cerebral microbleeding)、無症候性微小脳出血

疾患概念・高齢、高血圧、糖尿病、大脳白質病変、脳卒中の既往、抗血栓薬内服があると出現頻度が高まる・脳出血の極めて強い危険因子であり、また脳梗塞の危険因子でもある・大脳基底核の微小脳出血は年齢、血圧と、皮質や皮質下の微小脳出血はアミロイドアン...
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