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救急

抗菌薬、抗生物質による脳症

1)セフェピム脳症 ・第4世代セフェム(商品名:マキシピーム®) ・腎機能障害患者に使用した場合、「セフェピム脳症」を発症する危険性があるため、減量を考慮 2)アシクロビル脳症 ・一般名ゾビラックス® 3)メトロニダゾール脳症 ・小脳失調、...
総合診療・家庭医療

Bad news telling(悪い知らせの伝え方)

準備の重要性 ・特に大事な内容を伝える場合には、あらかじめ重要な面談である旨を伝えて、家族などに同席してもらう ・話す内容はあらかじめ紙に書いておき、見せながら話すと伝わりやすい 「SHARE」のフレームワーク S:suppottive e...
腎臓

急性間質性腎炎

疾患 ・尿細管と間質の原発性損傷であり,腎機能低下をもたらす。 ・急性腎障害の原因の6~30%を占める ・原因は薬剤性が70%、自己免疫性が20%、感染性が4%。特に65歳以上の高齢者では薬剤性の割合が高い ・薬剤自体や免疫複合体の沈着が原...
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総合診療・家庭医療

脊椎関節炎(spondyloarthiritis;SpA)

疾患 ・「強直性脊椎炎」「反応性関節炎」「乾癬性関節炎」「炎症性腸疾患に伴う関節炎、」「分類不能型脊椎関節炎」および「小児の脊椎関節炎」を含めた炎症性関節炎の総称 ・家族内集積があり、HLA-B27遺伝子との関連性が高いとされる ・リウマチ...
血液

鎌状赤血球症(Sickle cell disease:ヘモグロビンS症)

疾患 ・ヒトのヘモグロビンは、「αグロビン」と「βグロビン」と呼ばれるタンパク質がそれぞれ2つ、計4つがサブユニットとして合わさった構造をしています。 ・それぞれのサブユニットには、「ヘム」と呼ばれる、鉄を含む分子が結合しているため、ヘモグ...
循環器

下肢静脈瘤(下肢静脈解剖)

疾患 ・下肢の血流のうっ滞により表在静脈が拡張、蛇行する疾患 ・触知可能な径3mm以上の拡張を静脈瘤と定義する(CEAP分類) 分類 1次性 ・静脈自体に原因のある場合 ・最多 2次性 ・深部静脈血栓症 ・妊娠 ・骨盤内腫瘍 ・動静脈瘻 ・...
救急

小児のかぜ(風邪、感冒)

典型的病歴 ・乳児では「発熱」「鼻汁」が高頻度。その他「不機嫌」「食事摂取困難」「断眠」 ・幼児~学童では「鼻汁」「鼻閉」「咳嗽」が主症状 ※「下痢」や咳き込みを伴わない「嘔吐」はまれ 原因ウイルスの季節性変化 春:アデノウイルス 春、秋:...
脳神経系

REM睡眠行動異常

・REM睡眠中にもかかわらず骨格筋が動き、夢の内容に合わせた寝言や体動を特徴とする障害 ・REM睡眠が主体となる睡眠の後半に集中して起こるため、明け方により多く見られる ・主に男性にみられる(男女比9:1) ・パーキンソン病、多系統萎縮症、...
リハビリテーション

FAB (frontal assessment battery)

・前頭葉機能検査 ・「6項目の面接形式の検査」からなる 項目 「1.概念化課題」 「2.知的柔軟性課題」 「3.行動プログラム課題」 「4.反応の選択課題」 「5.反応の抑制課題」 「6.把握行動課題」 満点は18点。健常者はだいたい8歳以...
総合診療・家庭医療

小児科薬籠

呼吸器 アスベリン散10% 1日量 ・1歳未満0.05〜0.2g(主成分5.54〜22.1mg) ・1歳以上3歳未満0.1〜0.25g(同11.1〜27.7mg) ・3歳以上6歳未満0.15〜0.4g(16.6〜44.3mg) ・成人0.6...
手技

関節穿刺(参考:Dr.仲田のダイナミック整形外科)

総合診療医必見! 膝関節 筋緊張がなく、膝蓋骨の可動性があれば膝関節伸展位でも可。 筋緊張が強い場合は、膝下に小枕を置いて軽度屈曲位にする。 ↓ 膝蓋骨を外側にずらして下に隙間を作る ↓ 穿刺部位に圧痕でマーク ↓ アルコール綿でゴシゴシこ...
脳神経系

低髄液圧症候群

原因 ・外傷、スポーツ ・出産 症状 ・平均年齢38歳、女性に多い ・起立時に増悪し、臥位で改善する頭痛 ・悪心、嘔吐 ・疲労感 ・髄膜刺激症状(後頭部通痛、項部硬直) ・視覚障害、羞明 検査 1)頭部MRI(矢状断) ・硬膜肥厚 頭蓋内が...
救急

リチウム中毒

薬物動態 ・「双極性障害」の治療薬(リーマス®)として使用される ・リチウムは神経細胞の興奮やシナプス伝導を抑制する ・心筋細胞では細胞内K+を減少させ再分極が延長する ・リチウムは中枢神経などの組織へ移行しにくいが、移行、蓄積後は排泄され...
救急

虫咬傷

まずアナフィラキシーの有無を確認 全身の皮疹に加え、下記のABCDのいずれかがあればアナフィラキシーと診断 A(air way):喉頭浮腫 B(breathing):喘息 C(circulation):ショック D(diarrhea):下痢...
総合診療・家庭医療

行動変容

行動変容のステージモデル J O Prochaska, C C DiClemente:Stages and processes of self-change of smoking: toward an integrative model o...
循環器

動悸の鑑別

原因:大きく3つに分類 ・不整脈 ・洞性頻脈 ・心因性 ※ 診断には病歴が大事!(ホルターでは診断できないことが多い) 診察時の要点 ① 病歴がホルター心電図より重要 ・48時間ホルターの不整脈捕捉率は35% ・ホルター心電図で異常があるの...
リハビリテーション

体性感覚誘発電位

・上肢あるいは下肢の感覚神経を多数回電気刺激し加算することで、脊髄・大脳皮質に至るまでの感覚神経の伝導路の働きを調べる検査。 ・とても微弱な反応ですが、頭皮上などから記録 ・上肢では正中神経、下肢では脛骨神経を刺激する N20: ・正中神経...
総合診療・家庭医療

Castleman病

概要 ・1956年にBenjamin Castlemanにより報告された疾患 ・限局性あるいは多発性にリンパ節腫脹を来す良性のリンパ増殖性疾患 ・明らかな原因は不明。多中心性キャッスルマン病では特発性以外に、HHV-8感染との関連が示唆され...
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