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診察・検査

カルテ記載例(順番、身体所見の書き方)

1)患者属性 例) 患者:87歳、男性 2)主訴 3)現病歴 4)既往歴 5)内服薬 6)生活歴、嗜好歴、アレルギー歴 喫煙 ・never smoker ・current smoker(25本/日×35年+20本/日×25年+5本/日×1年...
労働衛生一般

酸素欠乏危険作業(酸素欠乏症および硫化水素中毒)

酸素欠乏はどのような職場で発生するか 酸素欠乏が発生する職場 1 物の酸化 2 穀物、果菜、木材等の呼吸 3 有機物の腐敗、微生物の呼吸 4 人の呼吸 5 不活性ガスの流入 6 冷媒に使用されるガスの滞留 7 酸素欠乏空気などの噴出 酸素欠...
消化器

脂肪肝(アルコール性、非アルコール性)、NAFLD

脂肪肝(健診:C判定) ・脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が蓄積した状態をいい、肝細胞の30%以上が中性脂肪で占められている状態を指す。 ・健診では受診者の20~30%で脂肪肝が指摘され年々、増加傾向にある。 ・一般には痛みを引き起こすことはない...
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総合診療・家庭医療

健診で尿蛋白陽性時のアルゴリズム

健診で尿蛋白が陽性時のアルゴリズム ① 「早急な精査を要する病態」の鑑別 「早急な精査を要する病態」これ3つ 「急性腎炎症候群」 「急速進行性糸球体腎炎(RPGN)」 「ネフローゼ症候群」 1)急性腎炎症候群 ・先行感染(10~14日前) ...
人間ドック・健診

保護中: 健診疑問点

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心電図

ST上昇、低下の定義

ST上昇、低下の判断の基準点 ST上昇、低下の判断基準は「基線」と「J点」を比べて判断する 基線 一般的には,P波の始まりから次のP波の始まりの点を結んだ線をいう ※ 「T波の最後から次のP波まで」という定義もある J点の場所 QRSが終わ...
産業医・労働衛生コンサルタント

騒音障害防止対策(騒音障害防止のためのガイドライン)

騒音障害防止のためのガイドライン(令和5年4月改訂) 騒音障害防止のためのガイドラインの改訂について(令和5年4月 20 日) 騒音性難聴 ・騒音性難聴とは、慢性的に激しい騒音(85dB(A)程度以上)に長期間(1日8時間、5年程度以上)ば...
人間ドック・健診

騒音作業(作業環境測定)

可聴域、日常会話での周波数域 ・可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)は一般に20~20,000Hzといわれている。 ・日常会話での周波数域は250 ~4,000 ㎐ 程度である。 騒音・振動の単位「dB(デシベル)」について...
産業医・労働衛生コンサルタント

安衛法GLP制度

新規の化学物質の発がん性はどのように調べるか。 安衛法GLP制度に従って、変異原性試験またはがん原性試験を行う。 安衛法GLP制度 ・「GLP(Good Laboratory Practice:優良試験所基準)制度」とは、OECD-GLP原...
労働衛生一般

有害物質(化学物質)、職業ばく露による発がん物質

職業病リスト(労働基準法施行規則別表第1の2) 職業病リスト(労働基準法施行規則別表第1の2) 有害物質(化学物質)とがん 膀胱がん ・ベンンジジン ・オルト‐トルイジン ・4-アミノジフェニル ・β-ナフチルアミン ・3,3’-ジクロロ-...
産業医・労働衛生コンサルタント

IARC(IARC発がん性分類)

IARC ・「国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer,)」は、世界保健機関(WHO)のがん専門の機関で、発がん状況の監視、発がん原因の特定、発がん性物質のメカニズム...
産業医・労働衛生コンサルタント

職業性疾病

職業性疾病 ・職業性疾病とは、労働者が業務に起因して罹患した疾病のことである。 ・業務とその他の要因が複合して発症した場合には、業務上の要因の方がその他の要因よりも相対的に有力でなければ、業務上の疾病とはならないというのが行政の考え方である...
産業医・労働衛生コンサルタント

石綿(アスベスト)による健康障害

石綿(asbestos)とは ・石綿(せきめん、いしわた)は天然に産出する鉱物繊維である。 ・石綿は極めて細い繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから、建材(吹き付け材、保温・断熱材、スレート...
産業医・労働衛生コンサルタント

石綿作業

石綿作業の3段階レベル ・石綿の飛散の危険性に合わせた作業レベルのこと。 ・レベルは、レベル1から3までの3段階に分かれ、レベル1が最も危険なレベルである レベル1 ・石綿含有吹付け材 ・石綿則第14条の規定により、呼吸用保護具(電動ファン...
総合診療・家庭医療

風疹(rubella)

疾患 ・Togavirus科Rubivirus属に属する風疹ウイルス(rubella virus)による発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である ・飛沫感染 ・症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみ...
産業医・労働衛生コンサルタント

プッシュプル型換気装置

プッシュプル型換気装置は、有害物資の発散源を挟んで、吹出し用と吸込み用の2つのフードを向き合って設置する方式の換気装置です。吹出しフードをプッシュフード、吸込み用フードをプルフードと呼ぶことから、プッシュプル型換気装置と言います。 吸込み用...
膠原病

リウマチ性多発筋痛症(polymyalgia rheumatica; PMR)

疾患 ・リウマチ性多発筋痛症(PMR)は、通常50歳以上の中高年者に発症し、発熱や頸部、肩、腰、大腿など四肢近位部(近位筋)の疼痛と朝のこわばりを主訴とする原因不明の炎症性疾患である。 ・リウマチ性多発筋痛症の病因と発生機序は不明である。超...
膠原病

関節リウマチ

RAによる関節破壊 ・PIP、MP、手根骨全体の変化が多い (DIP関節は滑膜組織が少ないため、関節炎が起こることは稀) ・関節の発赤はまれ(→あれば感染症を疑う) ・尺骨茎状突起骨びらんがみられる ・手根骨は最終的に骨癒合し、骨強直(an...
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