Dr.Gawaso,M.D.,Ph.D.

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呼吸器

ネブライザー吸入メニュー

例1) ベネトリン吸入液 0.5% 0.3~0.5mL ビソルボン吸入液 0.2% 2mL 生食 5~8mL ネブライザー吸入 1日3回 例2) ブロムヘキシン(ビソルボン®)吸入液 2mL 生殖3mL ネブライザー吸入 1日3回
循環器

硝酸薬(種類、適応)

作用 ・末梢静脈拡張による前負荷の軽減(主な作用) ・末梢動脈拡張による後負荷軽減(第2の作用) ・冠血流増加による虚血の緩和(期待する作用) 適応 ・心不全(急性、慢性のいずれも) ・虚血性心疾患 ・高血圧の急性治療 種類 1)ニトログリ...
産業医・労働衛生コンサルタント

高年齢労働者の労働災害の特徴とその予防

高年齢労働者に発生する労働災害の特徴 ・災害の 発生率(千人率)では、若年層と高年齢労働者で高くなる傾向がみられる。 ・60 歳以上の男女別の労働災害発生率(死傷年千人率)を 30 代と比較すると、男性は約2倍、女性は約4倍となっている。な...
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総合診療・家庭医療

フレイル、ロコモ、サルコペニア、老年症候群、高齢者肥満

老年症候群 ・加齢に伴い高齢者に多くみられる、医師の診察や介護・看護を必要とする症状・徴候の総称のこと ・「フレイル」、「サルコペニア」は老年症候群の一つである。 フレイル ・「フレイル」とは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、英...
産業医・労働衛生コンサルタント

上肢作業に基づく疾病の業務上外の認定基準について

上肢作業に基づく疾病の業務上外の認定基準について 上肢作業に基づく疾病の業務上外の認定基準について 「上肢等に負担のかかる作業」とは、次のいずれかに該当する上肢等を過度に使用する必要のある作業をいう。 (1)上肢の反復動作の多い作業 (2)...
救急

発熱と高体温症の違い

発熱と高体温症の違い ・体温中枢で調節された体温上昇が発熱であるのに対し、気温の過度の上昇や鬱熱(服の着せ過ぎ、布団の掛け過ぎ、過剰な暖房)、脱水などにより、体温中枢とは関わりなく体温が上昇してしまう状態を高体温症とう。 この重症型が熱射病...
総合診療・家庭医療

「不明熱」に対する初期対応

不明熱の定義(1991年基準) ・体温38.3℃以上が複数回確認されている ・3週間以上継続している ・3回以上の外来か、3日以上の入院で原因が不明 推奨される初期対応・検査 1)初期対応 ・まずは薬剤熱の除外から 2) 詳細な病歴聴取 全...
救急

アセトアミノフェン(発熱時と疼痛時)

発熱時 カロナール®(内服) ・1回300~1000㎎、最大1日4000㎎ ・4~6時間あけて再投与可 ・腎機能低下時に用量調整の必要なし ・抗炎症作用なし アセリオ®(点滴) ・1回300~500㎎、15分で点滴 ・原則として1日2回まで...
救急

セロトニン症候群

疾患 ・セロトニン作動性薬剤の過剰(SSRI、SNRIなど)によりセロトニンが増え、自律神経系、筋骨格系、中枢神経系に異常を来す急性疾患 ・薬剤投与または増量してから多くは24時間以内の急性発症する(↔悪性症候群は数日~数週の経過) セロト...
脳神経系

アルコールの救急(低血糖、急性アルコール中毒、Wernicke脳症、アルコール性ケトアシドーシス、アルコール離脱)

救急外来での対応 ・外傷、事故の有無の確認 ・まずは頭蓋内損傷、脳卒中、急性心筋梗塞の除外 ・低血糖の除外(→ 血糖測定) ※大量飲酒によるエタノール代謝によって、NADH/NAD比が減少し、ピルビン酸→乳酸の反応が進み、肝臓での糖新生が阻...
緩和治療

がん性疼痛に対するオピオイド治療

オピオイド使用のタイミングと導入の方法 原則 ・まずはNSAIDsやアセトアミノフェンといった非オピオイド性鎮痛薬で開始。 ・これれらの薬剤で十分な鎮痛効果が得られない時、オピオイド使用を考慮する。 ・「痛みが強くなりそうになったら早目に使...
総合診療・家庭医療

不眠、睡眠障害(問診、検査、睡眠衛生指導、薬物療法、出口戦略)

不眠症のタイプ(DSM-3、ICSD-3) ① 入眠困難 ② 中途覚醒/睡眠維持困難 ③ 早朝覚醒 不眠に関する問診 1.不眠の種類 「寝付きはいいですか?」 「途中で目が醒めますか?」 「朝早く目が醒めて、その後眠れないことはありますか?...
整形外科・外傷

骨粗鬆症

参照 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」 「骨粗鬆症治療薬一覧」 骨粗鬆症治療薬一覧 疾患 ・骨強度の約70%は骨密度、残り約30%は骨質により説明される ・骨密度が若年成人平...
救急

気管支喘息(成人)の診断、長期管理薬

参考文献 喘息予防・管理ガイドライン2021 一般社団法人日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会 (監修) 気管支喘息の定義・概念 「喘息予防・管理ガイドライン」では、気管支喘息の定義を次のように示している。 ①自然にあるいは治療により...
総合診療・家庭医療

感度、特異度、尤度比、的中率(違い、特徴と使い分け)

感度、特異度 感度 ・疾患を持った人のうち、検査で陽性の人の割合 ・感度が高い →偽陰性が少ない →陰性なら本当に陰性 (除外できる:SnOUT;sensitivity negative rule out) 特異度 ・疾患を持たない人のうち...
皮膚科

白癬症(足白癬、爪白癬)

「白癬」の定義 ・「白癬」は皮膚糸状菌という真菌の一種によって起こる主に皮膚表面の感染症をいう。 ・「白癬」と「皮膚糸状菌症」はほぼ同義語として使われてる。 ・皮膚糸状菌は皮膚の表面の角質(ケラチン)を分解できる性質を持つ。 白癬の病型 ・...
皮膚科

中毒疹(toxicoderma)

中毒疹 ・中毒疹は、原因不明の全身に皮疹が出現する皮膚疾患の総称。 ・「erythema multiforme(多形紅斑)」や「maculopapular exanthema(斑状丘疹状発疹)」とも言う ・多くがウイルス感染の一つの症状とし...
DM

妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus:GDM)

概念 ・「妊娠中に初めて発見、または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常」で、妊娠中の明らかな糖尿病および糖尿病合併妊娠は含めない。 ・胎盤から産生される種々のインスリン拮抗ホルモンにより、インスリン抵抗状態になることが原因。 ・産後、イ...
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